ビギナーズ研修会inハワイで楽しむ・学ぶ・感じる・考える
商人舎US研修ビギナーズコース、
inハワイ。
成田空港を夜の9時過ぎに発って7時間。
日が昇ると太平洋の島々。
海も空も限りなく青い。
ハワイ諸島の中心オアフ島。
ホノルル空港に着き、
ビギナーズコースが、
スタートしました。
しかしアメリカでは、
テキサス州に、
ハリケーン「ハービー」が来襲。
世界最大のウォルマートが、
テキサス州で地元のHEBと争う。
そのウォルマートは、
ハービーの打撃を受けて、
100店ほどの店と物流センターを、
営業停止にしていた。
しかし、1店舗と4物流センターを残して、
ほぼ全面再開。
今回は2005年のカトリーヌのときよりも、
長引いた感じだが、まずは目出度い。
ウォルマートはこういった災害時に、
ビジネス・コンティニュイティ・チームが、
自動的に動き出して、
災害対策に当たる。
今回も素早かった。
ドナルド・トランプは、
Twitterと口が専門だが、
ウォルマートは実行で応える。
しかし、次のハリケーンが、
やって来ている。
その名も「イルマ」
イルマの風速は毎秒約80m。
ハリケーン勢力5段階のうちの、
最大のカテゴリー5。
ハービー以上の強い勢力だ。
一難去ってまた一難。
こういった時に、
ウォルマートをはじめ、
HEB、クローガーなど、
ドミナントを築いたチェーンストアが、
大いに社会貢献する。
一方、 ハワイは、
ハリケーンとは無縁の、
常夏の国。
成田国際空港から9名、
新大阪国際空港から33名が、
時間差でホノルルに到着。
成田組は2時間くらい先に着いた。
1時間ほど見学して、勉強。
戦争のこと、日米の関係、
感じて、考えた。
再び空港へ戻って、
大阪組と合流。
初めに向かったのは、
ウォルマート。
世界ナンバー1のリテーラー。
そのディスカウントストアから、
スーパーセンターへの、
過渡期のフォーマット。
入口にはピックアップカウンター。
ネットで注文した商品を、
店頭で受け取る。
主通路のクリアランスセールの横では、
早くもハロウィンのプロモーション。
私はすぐにアロハシャツを衝動買い。
ウォルマートのアロハシャツ、
メイドインハワイのいい商品です。
つづいてローカルチェーンの、
タイムズ・スーパーマーケット。
今年6月に、ドン・キホーテに買収された。
鮮魚のコーナーには、
ハワイの地元食ポケが、
ずらりと並んでいる。
チーズと惣菜、カフェなど集めた、
スペシャルティ部門。
そして加工肉の「ボアーズ・ヘッド」。
セーフウェイでは
2班に分かれて店内ツアー。
案内してくれたのは、タシャさん。
この店ナンバー3の、
21年のキャリアを持つ、
アシスタントマネジャー、
通訳は現地滞在のニッキーさん。
手づくりクッキーとローカルのメロンを、
準備して試食させてくれた。
質問も積極的で、タシャさんは、
それに丁寧に丁寧に答えてくれた。
アルバートソンとの合併で、
マネジメントが変わってきている。
本部からは、
プレゼンテーションの変更指示がある。
まだまだ小さな指示だけれど。
それを話した時、
タシャさんの顔が
少しだけ曇った。
そのタシャさんを囲んで記念写真。
初めはシャカ。
シャカは、
「ありがとう」「こんにちは」など、
いろいろな挨拶で使われる。
タシャさんに感謝。
視察の合間に、チョット観光。
モアナルアガーデンの巨大なジャックポット。
視察を終えて、夕食懇親会。
ワイキキビーチを望むレストラン。
「ショアバード」は、
サンセット・ディナーで有名。
ショアバードは9月末で閉まる。
そして新しいレストランに変わる。
だからこれが最後の食事となった。
ディナーの最後に、
私への誕生祝いとして、
生花のレイをもらった。
それを首にかけて写真。
楽しむ、学ぶ。
感じる、考える。
それがこのビギナーズコースの考え方。
みなさんもいっしょに、
楽しんで、学んで、
感じて、考えてほしい。
(つづきます)
〈結城義晴〉