小平菜緒の「人間性も金メダル級だ」と「〆切主義の効用」
Everybody! Good Monday!
[2018vol8]
2018年も第8週に入る。
2月も第4週で、
一月、往ぬる。
二月、逃げる。
しかし、今年の2月。
なんだか長く感じる。
平昌冬季オリンピックのおかげ。
それにしても、
小平菜緒。31歳。
女子スピードスケート500m。
24連勝中の実力を存分に発揮した。
今回から一発勝負。
それでも見事なフォーム。
美しい。
一分の隙もないスケーティング。
芸術的なフォーム。
そしてこの鋭い目つき。
36秒94のオリンピック新記録で金メダル。
銀メダルの韓国イ・サンファに歩み寄って、
韓国語で「よくがんばった」と慰労した。
イも語っている。
「小平とのレースで、
嫌な気持ちになったことがない」
イはバンクーバー、ソチと、
オリンピック2連覇の天才。
韓国経済電子版は伝えた。
「2人の友情にアイスリンクも溶ける」
韓国各紙もたたえた。
「小平の人間性も金メダル級だ」
感動した。
まだまだ続く平昌オリンピック。
2月は逃げてはゆかない。
さて、月曜朝一・2週間販促企画。
今日は二十四節気の「雨水」
ソチ五輪のプロモ―ションを、
どんどん展開しようと薦める。
「売り方次第で売れ方が変わる」
今週いっぱいで終わる冬季五輪。
そして視野は3月3日のひな祭りへ。
〈朝日俳壇 東京都・徳竹邦夫〉
降り積もる時は美しい雪も、
消えゆく時の道路などのぬかるみは
美しいとは言えない。
雪道の修羅場を対照的に捉えた秀句。
修羅場の国際政治が残るのか。
〈同 平塚市・日下光代〉
年寄りの日向ぼっこ。
北陸をはじめ、日本海側には、
まだまだ雪が残る。
富山県高岡市の俳人。
春立つと天は言へども屋根の雪
〈同 高岡市・四津三樹夫〉
雨水は啓蟄の前の15日間。
「空から降るものが雪から雨に変わり、
雪が溶け始めるころ」
さて今週の私のスケジュール。
今日は1日、横浜商人舎オフィス。
明日は海浜幕張で、
商業界ゼミナール。
基調講演をします。
ご清聴をお願いしておきます。
テーマは、
「商業界精神の未来」
明後日は、
午前中、鈴木哲男さんと打ち合わせ。
午後は、毛利英昭さんと対談。
現在、「飲食店経営」「コンビニ」の編集長。
木曜日は、商人舎マガジンWeb会議。
それでも結構、余裕がある。
さて、朝日新聞「天声人語」
「締め切り」について書く。
「いちど遅れるとくせになるらしい。
そして言い訳も凝ったものになる」
作家・井上ひさしは、
「遅筆堂」を任じた。
私も「〆切主義」を標榜する。
ビル・ゲイツもそんなことを言っている。
「なんでもギリギリにすると、
一番スピードが上がって効率がいい」
天声人語は言う。
「締め切りを守らぬ点では
日本銀行の黒田東彦総裁も
かなりのものだ。
デフレ脱却のため掲げた2%の物価目標が
なかなか達成できず、6度先送りした」
井上ひさしの挽回策の一つ。
「良い本を書き上げ、
内容のよさで遅れを勘弁してもらう」
私も全くの同感。
天声人語は黒田総裁に望む。
「日本経済のかじ取り役も、
願わくはそんな姿勢で」
胸を張って言えることではないが、
「良い内容で遅れを勘弁してもらう」
内容をよりよくするという点では、
「ギリギリ主義」にもよい点がある。
人によるのだが。
でも、みなさんは、
punctualityで、時間厳守を。
では、今週も、
Good Monday!
〈結城義晴〉