2週間ぶりの帰国とイノベーションの「着眼大局着手小局」
Everybody! Good Monday!
[2018vol21]
2018年第21週、5月第4週。
そして私は2週間ぶりに、
帰国しました。
商人舎US研修Basicコースの52名も、
大きな成果をもって、
帰国しました。
ありがとう。
おめでとう。
ラスベガスのフラミンゴホテルを、
朝、5時半に出発。
マッカラン国際空港には、
すぐに着いてしまう。
事務局が一言ずつスピーチして、
私の最後の講義は、
「Epilogue3 イノベーション」。
イノベーションは、
「予期せぬこと」から起こる。
その予期せぬ出来事、予期せぬ現象を、
一つひとつ見過ごしにせず、
小さな改革に結び付けてほしい。
そのために「自ら、変われ!」
講義が終わるころに空港に到着。
私だけアメリカン航空で帰国。
だから一足先にバスを降りた。
団員たちはユナイテッド航空で帰国。
米国国内線でサンフランシスコを経由し、
成田国際空港に向かう。
JTBの面々には今回も、お世話になった。
キューティ上松、
レジェンド小阪、
カリスマ佐藤、
ありがとう。
私は定刻通りに離陸。
眼下にラスベガス渓谷が広がる。
そしてすぐに岩肌が露出した山並み。
すぐに真っ白な雲に覆われていく。
1時間15分で雲の下に、
大ロサンゼルスが現れる。
複雑なフリーウェイ。
今日はこのロサンゼルスで、
エンジェルスの大谷翔平が、
レイズ戦に先発した。
7回3分の2まで110球を投げて、
6安打2失点、9奪三振。
チームの5連敗を止めて、
自身の4勝目を挙げた。
大谷の直球の速さは、
100マイル超、160キロ超だが、
スプリットやスライダーなど変化球は、
実にイノベーティブだ。
私はロサンゼルス空港のラウンジで、
1時間弱の仕事。
10時過ぎに離陸。
ロサンゼルス国際空港は、
海に面していて、
すぐにサンタモニカ湾。
飛び上がるとまた、
真っ白な雲。
雲の下が見えないし、
私はインターネットで仕事を続けた。
11時間を過ぎて、千葉県。
霞ヶ浦が見えてきた。
そして東京湾。
羽田空港に向かうと、
隣に旅客機の機体が見えた。
ああ、帰って来た。
そう、思った。
そして団員のイノベーションを祈念した。
ピーター・ドラッカー。
「イノベーションの原理」
その5つの原理。
第一は、機会を徹底して分析する。
ここには予期せぬことが活きてくる。
予期せぬことは大いなる機会なのだ。
第二は、自分の目と耳で確認する。
アメリカでも日本でも、
自分自身の目で見て、
自分自身の耳で聞く。
第三は、焦点を絞り、単純なものにする。
集中し、シンプルにする。
第四は、小さくスタートする。
そう、小さく、狭く、濃く、深く。
第五は、最初からトップの座をねらう。
小さく始めるけれど、
初めからトップになることを意図する。
小さく生んで、
大きく育てる。
着眼大局、着手小局。
これもイノベーションの極意で、
ドラッカーの5つの原理と同期している。
みんな、頑張れ。
そう祈りつつ、
再び日本に降り立った。
では、みなさん、
今週も、イノベーションを。
Good Monday!
〈結城義晴〉
【追伸】2週間のアメリカ紀行、
ご愛読を感謝します。
次は6月のシアトル紀行です。