大阪北部地震と衣笠祥雄の「3つのフルスイング」
Everybody! Good Monday!
[2018vol25]
2018年第25週の月曜日。
6月第4週の初めの日。
午前7時58分ごろ、
大阪府北部地震。
震度6弱、マグニチュード6.1。
震源の深さは13キロ。
広い範囲で被害が派生した。
火事も起こった。
9歳の女子児童が亡くなった。
80歳の登下校を見守る男性が亡くなった。
85歳の本好きな男性も亡くなった。
ご冥福を祈りたい。
通勤、通学の時間帯で、
数えきれない人が足止めされた。
瞬間的に思い浮かべるのが、
1995年1月17日の阪神淡路大震災。
あの時は震度7だった。
あれからもう23年半。
昨日の父の日の日曜日には、
午後3時27分ごろに、
群馬県南部で震度5弱の地震。
さらに一昨日の土曜日には、
午前11時9分ごろ、
千葉県南部を震源とする震度4の地震。
日本列島は地震列島だ。
どう考えても、
この事実から逃れることはできない。
最悪を覚悟して、
最善を尽くす。
これしかない。
睡蓮の水をたいらにして咲けり
〈朝日俳壇 東かがわ市・桑島正樹〉
(大串章選評)
「水を平らにして」と言ったところがうまい。
睡蓮の咲く光景がありありと目に浮かぶ。
亡くなった人たちも、
水連に囲まれた世界にいくのだろうか。
Weekly商人舎。
月曜朝一・2週間販促企画。
「耐震対応と防災対応」を呼びかける。
地震の話をすると、
どうしても暗い気持ち、
不安な気分になってしまう。
しかしそれを乗り越える心持ちこそ、
われわれ日本人の特性だ。
そしてこの心持ちになるとき、
目の前の儲けをどうつくるかだとか、
こんなビジネスアイデアが受けるだとか、
そんなことは二の次になる。
昨日のブログで書いたけれど、
200年以上の長寿企業の3つの特性。
⑴家訓やビジョンがあること
⑵社会貢献にコミットすること
⑶社員・従業員を大事にすること
さて今週の私のスケジュール。
今日は夕方から、
白幡文化スポーツ事業団の会計監査。
明日から3日間は、
商人舎ミドルマネジメント研修会。
もう13回を数える。
今朝の大阪地震の影響があって、
今回は欠席する人、
秋の参加に振り替える人、
ちょっと遅れて参加する人。
安心してください。
すべて対応します。
そして金曜日は、
万代ドライデイリー会のビデオ撮影。
土曜日は宮谷小学校同窓会。
こうして予定が入っていれば、
辛いことも忘れて、
一心に仕事ができる。
私の一生はそういうものです。
おこがましいかもしれないけれど、
そうなんです。
朝日新聞「折々のことば」
6月10日の第1135回。
1球目はファンのために
2球目は自分のために
3球目は西本君のために
〈衣笠祥雄〉
編著者の鷲田清一さん。
「1979年夏。
対巨人戦で西本聖投手から死球を受け、
肩胛骨が折れたその次の試合でも、
元広島カープの内野手は代打で登場した」
そして有名な「フルスイングの三振」
肩胛骨骨折の体で、
1球目のフルスイングはファンのため、
2球目のフルスイングは自分のため、
3球目のフルスイングは相手のため。
「ファンに心配させない、
ファンの期待を裏切るまい、
との思いもあったが、
連続試合出場のかかる選手に
深手を負わせた投手の心情を
思いやることも忘れなかった」
「そういうフルスイングだった」
私も衣笠祥雄のように生きたい。
みなさんも、そうあってほしい。
今日は特にそう思う。
では、みなさん、
今週も、笑顔で。
Good Monday!
〈結城義晴〉