Amazon Go 6号店開業とイオンリテール米国研修3度目の同窓会
Amazon Go 6号店。
サンフランシスコにオープンした。
現地時間10月23日火曜日。
場所はフィナンシャル・ディストリクト。
ビジネス街のオフィスビル1階。
店舗面積は2300平方フィート、
209㎡、63.3坪。
品ぞろえは1号店以来、
ほとんど変わらない。
グロサリーから冷凍食品、チルド食品。
カットフルーツ、サラダ、
さらにサンドイッチなど、
パッケージドミール。
今回初めて寿司も導入された。
地元インディアンレストラン「ドーサ」。
その商品も「ローカル」として並ぶ。
本拠地のシアトルに3店、シカゴに2店、
そしてサンフランシスコ。
想像を超えるスピードでの出店だ。
そのアマゾン・コムの2018年度第3四半期。
商品売上高は17.3%増、
337億ドルの3兆3700億円(100円換算)、
サービスを含む総収入は29.3%増の566億ドル。
特にアマゾン・ウェブ・サービシスが急伸。
このAWSは45.7%増の67億ドル。
北米が好調で売上高35.0%増の343億ドル、
国際部門は13.4%増の16億ドル。
営業利益も北米20億ドル、
AWSはなんと21億ドル。
しかし国際部門は3億ドルの赤字。
その国際部門の一つがアマゾンジャパン。
商人舎流通SuperNews。
アマゾンnews|
自宅で試着できる「プライム・ワードローブ」サービス開始
昨日の10月25日(木)から、
Amazonプライム会員向けに、
「プライム・ワードローブ」を開始。
衣料品を購入前に試着できるサービス。
試着後は、気に入った商品だけ購入して、
残りは無料で返送できる。
送料も返送料もフリー、只。
対象商品は、メンズ・ウィメンズ・キッズ、
腕時計、バッグ、ジュエリーなど数千以上。
記事に書いておいた。
「eコマースは試食・試着・試用ができない。
リアル店舗はその弱みを突いて対抗する。
こう言われてきたが、
すくなくとも試着については、
プライム・ワードローブが、
なんなく克服してしまった」
「そんな面倒な」と、
思う人がいるかもしれないが、
送ってもらって試着したら、
ほとんど購入するだろう。
確かな商売なのだ。
送料、返送料を無料にしても、
顧客の囲い込みと習慣化が可能になる。
こんなことをやって、
国際部門は3億ドルの赤字だが、
それは取り戻せる損失だ。
さて、今夜は、
銀座イタリー亭。
銀座一丁目で60年の老舗。
小さいけれど家庭的な雰囲気がいいし、
料理も酒もうまい。
今日はイオンリテール(株)の
アメリカ研修団の同窓会。
2014年から年2回ずつ定期化して、
もう10回を数える。
そのうちの7回目は、
昨年7月4日の米国独立記念日から1週間。
ダラス・ニューヨークの研修。
ダラスのクローガー。
ティム・プレス店長。
ニューヨーク・ブルックリン。
この第7回団長は西松正人さんだった。
イオンリテール代表取締役副社長。
それに同窓会好きがそろった。
だから1回目の同窓会は早くも、
帰国1カ月後の昨年8月7日に開催された。
2回目の同窓会は今年2月10日。
そして今日は3回目。
食事と懇談がひと段落してから、
それぞれが近況と抱負を語った。
もう人事異動して、
新天地で活躍する人もいる。
最後は西松さん。
私も最後に激励のスピーチ。
イオンリテールも今下期は黒字化する。
イオン全体の収益改善に貢献している。
おおいに、よろしい。
最後は関東一本締め。
そしてこの気合。
アマゾンのスピード感に負けてはいけない。
スピード、スピード、スピードだ。
〈結城義晴〉