ドラッカーと上田惇生の「ポストモダンの七つの作法」
Everybody! Good Monday!
[2018vol45]
2018年も第45週。
11月の第2週。
月曜朝一の2週間販促企画。
イオンとセブン&アイの11月商戦を紹介。
「AEON サイバー“e”セール」は、
11月1日(木)16時00分から、
15日(木)23時59分まで。
これは中国の「独身の日セール」の模倣。
かの国では11月11日のネットセール。
一方は「オムニ7」。
こちらは1カ月間の「大満足フェア」。
11月1日(木)~11月30日(金)。
こういったネットセールとの連動が、
どんどん増えていく。
さて昨日から福岡。
ずっとニューオータニ博多。
午前中は自室で原稿書き、
午後は喫茶室。
大いに成果が上がった。
いい原稿が書けた。
ここ福岡では、
プロ野球ソフトバンクホークス、
日本一のおめでとうセール。
三越伊勢丹グループ。
地元百貨店の岩田屋や三越福岡店。
大丸百貨店も。
イオン九州は、
総合スーパーなど全70店舗で、
SMBC日本シリーズ2018
『もう1頂! ホークス魂』セールを、
土曜日の優勝決定から3日間実施。
しかし広島と福岡の西日本シリーズ。
関東や関西、中京は、
いまいち盛り上がらなかったか。
夕方のJALに乗り込んで、
羽田空港に向かった。
夕闇が迫る中、
翼を赤く染めて飛び立った。
福岡の山の間に白い雲。
空は赤い夕焼け。
さて、今週の予定。
明日が米国の中間選挙。
上院は共和党多数、
下院は民主党多数。
下院で共和党が追い上げている。
ドナルド・トランプ大統領と、
バラク・オバマ前大統領。
いつになくハードな遊説で、
懸命に選挙運動。
その中間選挙が終わって米国商業は、
サンクスギビングデーへまっしぐら。
私は今週金曜日に、
その米国ニューヨークへ旅立つ。
今年最後の海外研修は、
ニューヨークからサンフランシスコ、
そしてハワイのホノルルまで。
楽しみながら仕事する。
さて日経ビジネスオンライン。
「今日の名言」
若い人を応援して
元気になってもらうことが、
年配者の一番の役割だ
〈川野幸夫㈱ヤオコー会長〉
「今の若い世代は、どうしても
小成に安んじている感がある」
「小成」(しょうせい)は、
わずかばかりの成功、
小事を成しとげること。
小さな成功に満足してしまいがちだ。
「リスクをとらず、
まあまあの生活が
できていればいいと考えて、
海外などに目を向けない傾向も
強まっているようだ」
だから年配者は、
若い人たちをけしかける。
応援して元気になってもらう。
それが年配者の役割だ。
私もそう思う。
私もそんな年になったか。
「しかしこれだけ
変化の激しい時代になり、
この先どうなるかは誰も分からない。
未来のある若者は、変化に対応して、
新しいことに挑戦してほしい」
こんな時には、
ピーター・ドラッカー教授。
「ポストモダンの7つの作法」
上田惇生先生がいつも強調する。
第一は、
「聞く、そして見る」
これはわかりやすい。
行動すること。
そして自分の目で見る。
自分の耳で聞く。
第二は、
「わかったものを使う」
すでにわかったこと、
すなわち起こったことをもとに行動する。
わかったことに自らの強みを合わせる。
ドラッカーの言葉を使えば、
「既に起こった未来」も、
わかったことだ。
モニタリングしていれば、
すでにの起こった未来が見える。
第三は、
「基本と原則を補助線として使え」
例えば、あらゆる仕事に、
「世のため人のため」という、
補助線を引いてみる。
あらゆる意思決定に、
「世のため人のため」という
補助線を引いてみる。
第四は、
「欠けたものを探す」
ギャップを探し、
ニーズを見つけることだ。
第五は、
「自らを陳腐化させる」
あらゆるものが陳腐化していく。
ゆえに自らが陳腐化の主導権を握ること。
自らがチェンジ・リーダーとなること。
第六は、
「仕掛けをつくる」
それは成功に焦点を合わせ、
成功を慣習化してしまうことだ。
ドラッカーは、
「アクションプランをつくれ」という。
「緻密にアクションプランをつくり、
状況の変化に一歩先駆けて
修正していく」と教える。
「ナポレオンのアクションプランほど
緻密な作戦計画はなかった。
そしてナポレオンのアクションプランほど
修正されたものはなかった」
そして第七は、
「モダンの手法を使う」
限界をわきまえつつ、
モダンの方法を使うこと。
つまり論理と分析を使うことである。
時間管理は、時間を分解して、
組み立てなおす方法だ。
そのモダンの方法でも、
使えるものはどんどん使う。
では、みなさん、今週も、
「世のため人のため」に。
Good Monday!
〈結城義晴〉