万代ドライデイリー会総会とクローガー&ウォルグリーン同盟
東海道新幹線のぞみの車窓。
富士の姿は雲に隠れていても、
願いを込めればちょっとだけ現れる。
そしてすぐに消えていく。
再び現れる。
ああ。
素晴らしい。
富士川の鉄橋。
新大阪に着いて、
タクシーを飛ばして、
アゴーラリージェンシー堺。
万代ドライデイリー会総会。
11月にニューヨーク勉強会開催。
その参加者の5つの班ごとの発表。
今年はとてもいい内容だった。
メーカーや卸売業の若手が発表。
よく勉強して、新しい提案などもあった。
そして総括講演は結城義晴。
参加者のこの人数。
アメリカのチェーンストアランキングと、
今回の視察企業のポジショニング。
その中で商人舎流通SuperNewsも報告した。
クローガーnews|
ウォルグリーンとの2つの協業で24兆円規模の同盟強化
全米第1位のスーパーマーケットと、
米国内ドラッグストア1位のウォルグリーン。
協業を進め、同盟関係を強化する。
ウォルグリーンの店内に、
「クローガー・エクスプレス」を展開。
さらにクローガーが買収した、
「ホーム・シェフ」のミールキットを販売。
クローガー&ウォルグリーンの合計年商は
2409億ドル(1ドル100円で約24兆円)。
すでにCVSヘルスとターゲットが、
同盟を組んでいてこちらは、
年商2567億ドル(25.7兆円)。
ウォルマートの50兆円を猛追して、
小売業ベスト10企業同士の同盟が、
すごいスピードで進む。
今回の講演では、
マイケル・ポーターの3つの基本戦略を、
誤解を正す意味で解説。
同時にニューヨークは、
デリとグロサラントの最先端スポット。
訪問した企業や店舗から、
その最新動向を概説。
万代にとって、それは、
どんな意味を持つのか。
ご清聴を感謝しておこう。
報告会と講演会の後は、分科会。
私はまず青果部門の分科会へ。
堀越時宗農産部部長が話していた。
万代知識商人大学一期生。
続いて惣菜部の分科会へ。
こちらは入江正徳部長が、
お取引先に方針を説明していた。
知識商人大学2期生。
分科会はドライグロサリー部会、
デイリー部会などでも、
それぞれの部長やバイヤーが、
第4四半期の方針を発表する。
すべて終了して、懇親会。
冒頭のご挨拶はドライデイリー会副会長。
加藤産業㈱専務取締役の木村敏弘さん。
取引先のトップや営業担当者が参集。
そして乾杯。
食事と懇親がどんどん進んだ。
そして中締めは、
同じく副会長の福田雅弘さん。
㈱日本アクセス取締役常務執行役員。
そして万代商品部幹部が登壇して、
恒例の大阪締め。
加藤徹さんとは隣の席で、
いろいろな話をした。
万代の親会社㈱万代油脂工業社長。
最後は加藤健さんと握手。
取締役総務部門・経営企画室担当。
知識商人大学2期生。
懇親会会場出口で、
商品部の幹部やバイヤーが、
取引先の皆さんを見送った。
その商品部の面々と写真。
万代カレッジ修了生が多い。
最後はホテルの1階のバー。
ドライデイリー会の役員が集まって、
お疲れさまの二次会。
開会の辞は岡崎忠勝さん。
ケイ低温フーズ㈱社長。
締めのあいさつは中橋功継さん。
JA全農青果センター㈱の、
西日本事業部大坂センター青果部部長。
1時間ほどの懇親でお開き。
静かに一本締め。
最後は全員で記念撮影。
お疲れさまでした。
そして阿部秀行さんと磯田雅人さん。
阿部さんは㈱万代社長、
磯田さんは㈱アドバンス社長。
アドバンスは万代のグループ企業で、
食品商社の機能を確立する。
クローガーもウォルグリーンも変わる。
CVSヘルスもターゲットも、
もちろんウォルマートもアマゾンも。
万代も大きく変わっていくに違いない。
いや、変わらねばならない。
〈結城義晴〉