商人舎ラスベガス・ベーシック編の「自分のため・みんなのため」
10連休が明けて、
政府や行政も通常の活動に戻り、
一般企業も営業を始める。
通常国会は今日から再開され、
午前9時に衆議院、午後1時に参議院で、
審議が始まった。
本格的に令和時代が始まった。
もちろん小売りサービス業は、
5月1日から書き入れ時に突入した。
決意新たに新しい時代に臨む。
だからといって、
昨日と今日が、そして明日が、
そう急に変わりはしない。
ピーター・ドラッカーの言葉。
もちろん上田惇生訳。
未来を築くために
初めになすべきことは、
明日何をなすべきかを
決めることではなく、
明日をつくるために今日、
何をなすべきかを
決めることである。
連休明けの今日は、
YCATからリムジンバス。
横浜シティーエアーターミナル。
すぐにマリンタワーが姿を現す。
山下公園。
そして横浜のベイブリッジ。
横浜港とみなとみらい。
快適な初夏の横浜。
1時間半足らずで成田国際空港。
第1ターミナル南ウィング。
いつものように手早く手続きを終わらせ、
待合室へ。
商人舎米国研修ベーシックコース。
イン・ラスベガス。
2時半には全員集合で、
まず佐藤公彦さんのレクチャー。
JTBきってのカリスマ添乗員。
今年は230日間、海外に出る。
そして結城義晴の最初の講義。
この視察研修の特徴や全体スケジュール。
現在の米国の経済と消費と小売業の状況、
人口構成、人種構成、世代構成など、
商売と密接に関連するデータ。
アメリカの祝日やプロモーション、
そしてラスベガスという都市の位置づけ。
ついでにドナルド・トランプ大統領の、
中国製品への関税引き上げの意味なども。
ついつい脱線してしまうが、
それがまた大切なことでもある。
最後は現地に到着してすぐに必要となる、
基礎知識のレクチャー。
平均的な部門別売上構成比や、
日米の単位の違い。
そして機内での宿題。
この研修は商人舎を設立してから、
毎年ずっと続けているから、
内容は厳選され、充実している。
その意味と意義を知ってもらいたい。
熱が入る。
基本の考え方は、
ピーター・ドラッカーにある。
そして一昨日のこのブログに書いた、
ルソーの「エミール」
自分のために生きること、
みんなのために生きること。
自分のために学ぶことが、
みんなのために学ぶことになる。
自分のために成長することが、
みんなのために成長することになる。
自分のために仕事することが、
みんなのために仕事することになる。
講義が終了すると、
出発ゲート前で、
最初の全員写真。
やる気満々です。
そしてゲート集合は4時15分。
ユナイテッド航空838便で、
サンフランシスコに向かう。
乗り換えてラスベガスへ。
現在、ラスベガス直行便はない。
飛び上がると成田空港が見下ろせる。
そして緑の日本。
真下にゴルフ場。
利根川沿いの水田が美しい。
巡航高度3万3000フィートになると、
もう雲の上。
約1万メートル。
ジェット機の巡航速度は時速約800~900km。
安定して飛ぶことができる速度。
このスピードで飛行するために、
空気抵抗が少ない高度で、
しかもジェットエンジンに必須の、
酸素が適度に存在する高度が、
1万メートル前後となる。
もうちょっと上昇する。
これが1万メートルあたり。
そして7時間ちょっとで、
サンフランシスコ国際空港に到着する。
では、自分のために学び、
みんなのために学びます。
(つづきます)
〈結城義晴〉