ミラノ「黄金リゾット」partyから帰国・生団連総会partyまで
帰国しました。
イタリア・ミラノから。
それにしても、
目が回るような日々。
昨日の夕方は、
お別れパーティ。
カーザ・フォンターナ。
ミラノ名物の「黄金のリゾット」
それを出してくれる店。
このレストランを借り切って、
万代ドライデイリー会。
第20回の海外勉強会最後のパーティ。
「黄金リゾット」party。
前田仁事務局長の開会のスピーチ。
㈱万代総務部付部長でもある。
そして副会長の挨拶。
岡﨑忠勝さんは、
ケイ低温フーズ㈱社長。
開会のあいさつが終わると、
次々に絶品の料理を楽しんだ。
それから、
㈱万代商品部から参加している、
各部部長たちのスピーチ。
まずは日下幸生さん。
グロサリー部部長で、
万代知識商人大学3期生の級長。
和久正樹さんはデイリー部部長。
そろそろ大学に呼びたい。
堀越時宗さんは農産部部長。
万代知識商人大学「花の1期生」。
石川慎也さんは畜産部部長。
同じく「花の1期生」。
そして惣菜部部長の松岡俊行さん。
万代知識商人大学2期生の級長。
全員が例外なく、個性的で、
しっかりした挨拶と決意表明だった。
参加した取引先の面々も、
そのしっかりぶりに感心したに違いない。
それから急遽、
この会の理事の皆さんのスピーチ。
まずは㈱アドバンス社長の磯田雅人さん。
かつてドライデイリー会を仕切って、
この海外勉強会をスタートさせた人物。
磯田さんは、
後輩の部長たちを激励し、
さらに大きな注文をつけて、
万代の将来を描いてくれた。
三井食品㈱専務執行役の遠藤陽治さん。
そして最後は碇(いかり)豊樹さん。
国分西日本㈱社長。
それから加藤健さんは、
万代油脂工業㈱取締役として参加。
みんな、暖かいコメントで、それぞれに、
この勉強会の成果を語ってくれた。
そして、黄金のリゾットが出始めた時。
結城義晴のメッセージ。
万代に限らず、
多くのチェーンストアで、
優等生の社員が増えてきた。
しかし型破りの野性的な人間が欲しい。
「関西ダントツ」を目指すならば、
部長たちも、店長たちも、
チーフたちも、もちろん幹部も、
それぞれ一人ひとりが、
関西ダントツでなければならない。
会社全体で関西ダントツを目指すなんて、
そんな甘い考え方ではいけない。
いつも万代知識商人大学で訴えている。
そしてそれは取引先の面々も、
それぞれの分野で、それぞれの会社で、
断トツにならねばいけないということだ。
私のあとは阿部秀行社長。
まずは全員の大爆笑をとってから、
日本のスーパーマーケットの将来、
万代の進むべき道、
お取引先との絆を、
淡々と、しかし熱く語った。
阿部さんが引っ張る万代。
日本の安倍さんのアベノミクスを超えて、
万代のアベノミクスが、
姿を見せるに違いない。
パーティが終わってバスに乗り込むと、
日本のNHKにも出演したオーナーシェフ、
ロベルト・フォンターナさんが、
わざわざ乗り込んできて、
マイクでスピーチ。
ありがとう、グラッツェ。
一晩はあっという間に明けて、
グランドホテル・バローニ。
朝6時半集合で、帰国。
阿部さんと握手。
磯田さんともツーショット。
アドバンスはいい会社になると思う。
最後に紅一点の加藤万由子さん。
第一屋製パン㈱西日本営業部の才媛。
バスの中で最後のスピーチ。
「関西ダントツを目指せ!」
私は一人残って、
6時間後に出発。
バスに手を振って見送った。
それからホテルの裏側へ。
エッセルンガの新店。
2層の「Supertore」フォーマット。
青果部門が手堅い。
精肉部門は圧倒的にいい。
スロープで2階に上がると、
ワイン売場が充実。
デリカテッセンからベーカリーへ。
入り口ではスキャン&ゴー。
多分、イーペルやイータリーを除けば、
将来はこのエッセルンガとリドルが、
複占状態を形成していくだろう。
正午まで必死で執筆して、
タクシーでミラノ・マルペンサ空港へ。
アリタリア航空のラウンジで2時間ほど。
そしてB04ゲートから、
AZ786便で出発。
飛び上がるとミラノの上空。
稚内と同じ緯度だが、
緑が美しい。
すぐにアルプス山脈へ。
6月でも頂には雪。
あっという間にスイスを超えていく。
それからヨーロッパ大陸。
ドイツのあたり。
シベリアはずっと厚い雲に覆われていた。
11時間後、九十九里浜。
そして千葉県の上空。
日本の水田の美しさ。
成田エクスプレスは、
緑のなかを走る。
横浜に着いたのが12時15分。
いったん自宅に戻って、
昼食をとって、風呂に入る。
ゆっくりと湯につかって、
疲れを癒す。
それから夕方4時過ぎに、
東京・赤坂見附へ。
ホテルニューオータニで、
生団連2019年度定時総会記念パーティ。
二代目会長は小川賢太郎さん。
㈱ゼンショーホールディングス会長兼社長。
国民生活産業・消費者団体連合会。
略して「生団連」
このコンセプトが実にいい。
私は大好きだ。
小川さんは4つの重点課題を、
きっぱりと言い切った。
そしてそれぞれに座長を設けた。
第1は、「国家財政の見える化の実現」に向けて。
座長はキリンビール㈱布施孝之社長。
第2は、「生活者としての外国人」の受け入れ体制の構築に向けて。
座長は三菱食品㈱森山透社長。
第3は、「エネルギー・原発問題」の国民的議論に向けて。
座長は㈱髙島屋の鈴木弘治会長。
そして第4は、
「生団連災害情報ネットワーク」の構築に向けて。
さらに会長代行制度を採用した。
会長代行は上記3名の座長と、
生団連消費者部会会長の阿南久(ひさ)さん。
一般社団法人消費者市民社会をつくる会代表理事。
その阿南久さんが一言、決意表明。
さらに今日、100人が参加した政治家の、
代表がスピーチ。
まず山下貴司法務大臣。
甘利明代議士は自民党選挙対策委員長。
山口 那津男公明党代表。
甘利さんのスピーチが、
群を抜いてよかったな。
次が山口さん、そして山下さんの順。
乾杯の音頭は消費者部会のお歴々。
そして懇親会。
私は清水信次さんのもとへ。
㈱ライフコーポレーション会長にして、
この生団連初代会長でファウンダー。
日本小売業協会会長。
お元気。
すると菅義偉内閣官房長官が遅れて登場。
そして壇上で挨拶。
「令和おじさん」は一番人気。
尾﨑英雄㈱フジ会長。
並木利昭ライフコーポレーション専務。
加藤産業㈱社長の加藤和弥さん。
クアラルンプールから帰国したばかり。
そして江口法生さんは、
日本スーパーマーケット協会専務理事。
最後にいつもの井上淳さん。
生団連と日本チェーンストア協会の、
両方の専務理事。
お疲れ様。
最後の最後に小川賢太郎さん。
小川 「最近は、どうですか?」
結城 「やや敗北感があるのではないですか」
この敗北感とは軽減税率導入や、
それに伴う弥縫策のこと。
ポイント還元をはじめ、
その他の不公平な施策のこと。
それでもPolitical Merchantとして、
小川賢太郎さんにはもっともっと、
頑張ってもらわねばならない。
目の回るような1日半だったが、
何とかやり遂げた。
ほんとうに、お疲れ様。
〈結城義晴〉