万代カレッジ修了研修3日目の「企業と商人のポジショニング戦略」
Everybody! Good Monday!
[2019vol46]
2019年第47週、11月第4週。
11月も終わりに近づいて、
アメリカでは今週末から、
サンクスギビングウィーク。
日本の正月のように、
ほとんどの人たちが1週間の休暇に入る。
3泊5日の米国弾丸研修。
万代知識商人大学第4期。
帰国しました。
ブログは帰国前日。
最終講義を終えて、
サンフランシスコ市内を
少しだけ観光。
市街をホテルから西に向かうと、
虹の旗が掲げられる場面が増える。
「ゲイの街」カストロ地区。
その先に、
ツインピークス。
双子の丘。
市内で最標高の280m。
市内が一望できる。
サンフランシスコ湾に霧がかかっている。
しかしサンフランシスコの中心街は、
きれいに見えた。
それから、
ゴールデンゲートブリッジへ。
濃い霧が発生していて、
橋の頂上だけが見えた。
I Left My Heart in San Francisco
High on a hill it calls to me
私はサンフランシスコに心をおいてきた
小高い丘が呼びかけてくる
To be where little cable cars
Climb halfway to the stars
あの街では小さなケーブルカーが
星に向かって坂を登る
The morning fog may chill the air
I don’t care
朝霧が空気を冷やす
しかし気にならない
My love waits there in San Francisco
Above the blue and windy sea
愛しい人が待つサンフランシスコ
青くて風の強い海の上
When I come home to you San Francisco
Your golden sun will shine for me.
サンフランシスコの家に帰ったら
黄金に輝く太陽が迎えてくれる
そのあと、昼食を兼ねて
フィッシャーマンズワーフへ。
巨大なクリスマスツリーが立てられた。
土曜日の昼時で観光客が多い。
有名なボーディンベーカリー&カフェで、
クラムチャウダー&サラダ。
その後、視察に向かう。
シティ・ターゲット。
ウォルマートのライバル。
その都市型中型店。
もちろん店も売場も、
クリスマス仕様に仕上がっている。
いちばん奥に食品売場。
コンパクトな便利性重視の売場。
赤と白を基調色にした、
ハイセンスなディスカウントストア。
ウォルマートとのポジショニングの違い。
それが、よく勉強できる。
都心部の1フロア中型店だが、
総合スーパー業態は極めて便利だ。
だから超繁盛店。
そして最後の視察は
アマゾン・ゴー。
サンフランシスコ市内には現在、
4店舗が出店している。
スマホのアマゾン・ゴー・アプリから、
QRコードを出して、それをかざして
入店する。
商品を手に取って持ち帰るだけで、
買物を完了することができる。
いわゆるレジレス店舗。
業態はコンビニエンスストアで、
サンドイッチなど即食商品とドリンク。
この店を体験しておくことが重要だ。
オレンジ色のアマゾン・ゴーのバッグは、
99セントだが、全員がそれを購入。
売場のカメラやセンサーを観察している。
天井には500台のカメラが配備されている。
品目ごとの陳列量が少ないので、
すぐに品切れする。
しかし他のアイテムで埋めたりせず、
パネルを出して品切れを告知する。
背中を丸めながら、
オリジナルチョコレートを
万引きするそぶり。
女子たちに大うけ。
お腹に入れて隠し持ったまま、
ゲートを出る。
隠して持ち去っても、
購買はカウントされ、
口座から引き落とされる。
小太りの日本人の寸劇に、
スタッフのお姉さんが、
笑って見送ってくれた。
そこでGo! Go! ポーズ。
アドバンス農産部の安枝幹洋さんも、
万代カレッジ4期生。
級長の川嶋敏宏さんも。
万代エリアマネジャー。
最後に店舗前で、
Go! Go! ポーズ。
やっぱりアマゾン・ゴーに来たら、
Go! Go! ポーズ。
その後、あるいてジョンズ・グリルへ。
ここでディナー。
ここで一旦、解散して、
ユニオンスクエア付近の自由研修。
私はジョンズ・グリルから、
ケーブルカーの終点へ。
その目の前に、
ウェストフィールドセンター。
核店舗は2つの高級百貨店。
ノードストロームとブルーミングデール。
左のノードストロームと、
道路を挟んだ向かいの建物。
それがノードストロームラック。
いま一番伸びている。
ノードストロームで売れ残った商品を、
シーズンが過ぎてからどんどん売る。
オフプライスストア。
本物が3割、5割、7割引きで買える。
隣にサックスフィフス・オブ・フィフス。
百貨店のオフプライスストア。
大隆盛。
ただし返品をしない商習慣があるから、
この業態が成立する。
日本ではなかなか難しい。
2時間半くらいの自由研修。
アッという間に時間が着て、
夕方6時のジョンズ・グリル。
もう100年になるステーキハウス老舗。
サンフランシスコではこの店だけだ。
ここでサラダとパンと、
ニューヨークカットステーキ。
コーヒータイムに代表がスピーチ。
まず、Go! Go! ポーズが上手い安枝さん。
関連会社のアドバンスから、
第4期万代大学に派遣された。
女子代表は奥村裕子さん。
なかもず店惣菜チーフ。
内堀彰大さんは人事部チーフ。
箱石大秋さんは、
ドライグロサリー部の
住関連スーパーバイザー。
最後に結城義晴の激励の言葉。
会社や店にはポジショニングが必須だ。
しかし一人ひとりの人間にも、
「人生のポジショニング戦略」がいる。
それを考えてほしい。
サヨナラディナーが終わって、
ケーブルカーの終点付近。
外は暗くなったが、
バスのなかは明るい。
宿泊は、
ホリデーインゴールデンゲートウェイ。
最後の夜は、
人生のポジショニング戦略を求めて、
それぞれに更けていった。
では、みなさん、
今週もポジショニングを求めて。
Good Monday!
〈結城義晴〉