「立つべきは人の上より人の役」とビッグデータマーケティング
日本にいるときには、
毎朝、目を覚ますと、
タニタの体重計に乗る。
米国から帰国したのが1月20日。
翌21日、血液と尿検査の日の朝。
BMI(Body Mass Index)は22.2。
身長と体重の比率を示して22が標準。
体脂肪率は11.9。
そして体内年齢は52歳。
今、私は67歳だから、
15歳分、若いということになる。
しかし油断はできない。
2013年の7月から、
スマホに搭載されているアプリで、
記録式ダイエットをやっている。
これも自宅にいるときだけ、
ほぼ毎日記録している。
その3年間のデータ。
昨年は2月に一念発起して、
食べ物、飲み物を、
徹底的に制限した。
田嶼尚子先生に指導してもらった。
ロピアのニューヨーク研修が終わって、
帰国してから検査したら、
ひどい数値になっていたからだ。
そして今年もロピアの研修。
帰国して体重計に乗ったら、
「セーフ!!」
㈱ロピア代表取締役の高木勇輔君は38歳。
全くの偶然で、それも伝聞情報だが、
私は高木君を高校時代から知っている。
友人の息子さんの同級生だったからだ。
その高木勇輔君も、もう38歳。
それでも勇輔君と食事すると、
危機が訪れる。
それを承知しているから、
気をつける。
その甲斐あって、事なきを得た。
さて今日は朝から、
東京の御成門。
㈱True Dataの取締役会。
何度も何度も危機を乗り越えて、
いま、日本最大級と胸を張ってよい、
ビッグデータマーケティング企業となった。
社長の米倉裕之さんの奮闘があった。
月刊商人舎10月号特集は、
Big Data×Marketing4.0
令和データドリブン・マネジメントと生活ルネサンス
お陰様で完全売り切れ。
この特集の目次。
メイン記事は米倉さんたちのInterview。
「The True Big Data Marketing」
デジタル化の急進が社会と事業を変える!!
今日の役員会では、
このモデルを進化する議論がなされた。
期待してください。
「世のため、人のため。」
商人舎もTrue Dataも、
仕事します。
さて、私の中学高校の先輩。
野渡和義さん。
器械体操部の3年先輩でもあるが、
ユースキン製薬㈱社長。
「ユースキン製薬格言選考会」を始めて、
昨2019年に20周年を迎えた。
同社の「お客様相談室」が、
毎年、「格言」を公募して、
それを「格言カレンダー」にしてきた。
20周年を記念して、
小冊子が制作された。
この中に、
沖縄県の芦田敏幸さんの格言がある。
立つべきは人の上より人の役
同感。
「世のため、人のため。」です。
そのためにこそ、
個人の体調は整えられねばならない。
最後に月刊商人舎10月号、
[2019Message of October]
ビッグデータマーケティングしよう!
Marketをingする。
市場を現在進行形で、
揺さぶる、動かす。
それがMarketingだ。
マーケットをリサーチし、
マーケットをセグメントし、
ターゲティングし、
ポジショニングする。
製品のプロダクト、
価格のプライス、
流通のプレース、
販売促進のプロモーション。
カスタマーソリューション、
カスタマーコスト、
コンビニエンス、
コミュニケーション。
4つのP、
4つのC。
それぞれ相対的に呼応する。
それがマーケティングミックスされる。
生産・製品主導のマーケティング1.0、
顧客中心のマーケティング2.0、
人間と価値中心のマーケティング3.0。
そしてデジタル世界のマーケティング4.0。
売り手良し、
買い手良し、
世間良し。
三方良し。
モノやサービスがひとつ売れる。
ひとりのお客に売れる。
その一行の記録がデータである。
一行が無限に近づいてビッグデータとなる。
そして膨大になればなるほど、
ビッグデータはまた、
新しいマーケティングと結びつく。
新しい顧客満足と新しい顧客創造を繰り返す。
ビッグデータマーケティングは、
もっとも大事なノンカスタマーを明らかにする。
外の情報を組織内に教えてくれる。
そしてひるがえってひとりのお客を喜ばせる。
ビッグデータのマーケティングは、
ひとりのお客を裸にするものではない。
ひとりのお客に、
ひとりの自分を見つけ出させ、
ひとりのお客を「お薦めする人」に
変えていくのである。
〈結城義晴〉