「パンデミックと弱気相場」でもスーパーマーケットはバブルだ!
新型コロナウィルス情報、
毎日、流される。
NHK発表の12日14時40分時点。
感染者は多い順に、
中国が8万793人、
イタリアが1万2462人、
イランが9000人、
韓国が7869人。
死者は、
中国が3169人、
イタリアが827人、
イランが354人、
韓国が66人。
日本国内の感染者1387人、
死者26人。
アメリカも感染者数1025人、
死者25人。
世界を見渡すと110の国・地域で、
感染者12万4375人、
死者4533人。
もう、感染者数よりも、
死者数を問題とすべきだと思う。
このパンデミックのために、
ニューヨーク・ダウは、
2万1520ドルで2033ドルの下げ。
日経平均は1万8560円で、856円の下げ。
パンデミックは「世界的感染流行」。
株安が長期化する、
「弱気相場」に突入。
機関投資家は必ず、
「下げで儲けよ」を実践している。
個人の投資家は大きな痛手だろう。
私は一切、株はやらない。
日経新聞の記者は禁止されているが、
それと同じ理由。
それでも株価の低迷は、
経済に打撃を与えるし、
それが消費にも影響する。
安倍晋三政権もトランプ政権も、
なんだかんだ言いながら、
株価が高次安定していたから、
政権も安定していた。
こんな時だからこそ、
安定した政権や政府が、
的確な施策を講じ続けてほしいものだが。
日米欧、いずれも不透明感はぬぐえない。
最悪を覚悟して、
最善を尽くす。
昨年の消費増税のときから言い続けたが、
それがさらにシビアになってきた。
そのなかでスーパーマーケットは、
巣ごもり消費やネスティング、
群集心理の買い溜め行動によって、
前年比大幅増が続出している。
食品小売業は、
他の産業が好調でも、
それほど伸びず、
他の産業が不調でも、
それほど落ち込まない。
つまり安定した商売だった。
今回は違う。
しかしこれは、
スーパーマーケットの
バブルだ。
そのことは自覚しておかねばならない。
しっかりと。
バブルは必ずはじける。
浮かれていてはいけない。
のぼせ上ってはいけない。
油断してはいけない。
さて静岡県伊東市に来ている。
駅前の提灯と椰子の木。
名門川奈ホテル。
伊豆大島がくっきり。
フランス屋根瓦の向こうにゴルフコース。
フルコースのディナーのメインは、
アワビのステーキ。
そしてテンダーロインステーキ。
私は150グラムを注文。
海に面したダイニング。
川奈ホテルゴルフコースには、
富士コースと大島コースがある。
84年前にチャールズ・ヒュー・アリソンが設計。
手作業で作られたコースだ。
毎年、富士コースでラウンドする。
その11番ホール名物の白灯台。
海に向かって打ち出す15番パー5。
そして16番パー3も名物ホール。
ゴルフを堪能して帰りは、
スーパービュー踊り子号。
開放的なゴルフコースは、
新型コロナウィルスの心配もない。
心身ともにリラックスした。
ありがたい。
バブルは必ずはじける。
浮かれていてはいけない。
のぼせ上ってはいけない。
油断してはいけない。
〈結城義晴〉