結城義晴jogging再開とウサイン・ボルトの”Social Distancing”
テレワークつづきの毎日。
ジョギングを再開した。
日本陸連には指導者資格制度がある。
その公認指導者から直接、教わった。
30年近くも前のことだが、
そのころジョギングを日課にした。
アメリカやヨーロッパにも、
ウェアとシューズをもっていって、
早朝にジョギングした。
二月ゼミナールの早朝には、
箱根の山を走った。
10年くらい前までは、
自宅の周辺を走った。
まず15分ジョグしなければ効果はない。
15分後から代謝が促進される。
だから20分ルートから、
30分ルート、45分ルート、
そして1時間ルートを設定して、
使い分けつつ走った。
㈱商人舎をつくってから、
どういうわけか止めていたが、
それを再開した。
家を出て、
人がいない道を選びながら、
ゆっくりと走る。
速足歩行のスピードで、
ゆったりした速度で走る。
それがジョギング。
まずは仲手原2丁目公園まで。
ツツジの季節がやって来ている。
武相高校の周辺を走る。
武蔵小杉の方面が見える。
銀杏の木には新緑の葉が生える。
篠原台町の瀟洒な家。
篠原池公園。
ここの銀杏の葉には黄色が混じっている。
青空の雲がオレンジ色に染まってくる。
そして夕焼け。
本当にゆっくり走ったら、
30分ルートが、
39分27秒12だった。
それでも気分爽快。
人を避けて走るのも、
なかなかいいもんだ。
走ると言えば、
ジャマイカのウサイン・ボルト。
Usain Leo Bolt。
“The greatest sprinter of all time”
すべての時代を通して最速の短距離走者。
オリンピックでは、
北京、ロンドン、リオデジャネイロで、
100m、200m、4×100mリレーの3冠。
100m世界記録9秒58、
200m世界記録19秒19。
ボルトの記録は破られていない。
そのウサイン・ボルトが、
COVID-19感染拡大に対して、
自身のツイッターで訴えた。
“Social Distancing #Happy Easter”
2008年の北京オリンピック100m決勝。
優勝したボルトのタイムは9秒69。
2位の赤いユニフォームは、
リチャード・トンプソン。
トリニダードトバゴのスプリンター。
タイムは9秒89。
二人のタイム差0秒20は、
2mの間隔があった。
ボルトは「Social Distancing」を訴えた。
素晴らしい。
私のジョグは、
ボルトのスピードとは、
比べようもない。
けれどどちらも、
ソーシャルディスタンシングは同じ。
自分と他者との距離を保ち続けて、
コロナ軍と闘いたい。
〈結城義晴〉