フィジカルディスタンシングの大手町から皇居周辺までの散策
春のうららのいい天気。
朝から地元、横浜市港北区仲手原。
ツツジは最盛期。
桜は「満開」と表現したいし、
ツツジは「最盛期」がいい。
白幡文化スポーツクラブの役員が参集して、
会計監査。
かつては校庭開放委員会と称した。
子どもも大人も青年も、
白幡小学校の校庭や体育館を使用して、
様々な活動をする。
そのお世話役をする。
2005年から私は会長を務めた。
いつも地域と何らかの接点を持って、
地域に貢献したい。
仲手原自治会館のホールを借りて、
フィジカルディスタンシングで、
監査と簡単なミーティング。
会議が終わっても、
ツツジは美しかった。
今年のツツジは、
ちょっと早い。
コロナ問題が起こらなければ、
こんなにいい季節はない。
朝の会議を終わらせて、
今日は東京・大手町へ。
東急東横線と地下鉄三田線を、
フィジカルディスタンシングを貫徹して、
大手町まで。
車内は空いている。
大手町プレイスウェストタワー。
地下1階にはオープンレストラン。
その大手町プレイス内科。
院長の田嶼尚子先生が、
私の主治医。
血液と尿の検査、
血圧や体重などの測定。
そして診察と診断。
もちろんフィジカルディスタンシング。
中性脂肪は理想的になったし、
血糖値も下がった。
ヘモグロビンA1cはまあまあで、
今月の体調管理は合格。
今朝5時20分、
女優の岡江久美子さんが亡くなった。
COVID-19感染による肺炎。
63歳。
昨年末に乳がんの手術をして、
放射線治療を続けていた。
コロナウイルスは弱い者に、
襲いかかってくる。
聡明な女性。
惜しい。
ご冥福を祈りたい。
帰りにトモズで薬を手に入れる。
いつもならこのまま、
横浜商人舎オフィスに戻る。
だが今日はテレワークの日で、
時間があるので、
大手町から散策を始めた。
田嶼先生の医院から3分で、
読売新聞本社。
ビルの横にボードがある。
箱根駅伝の優勝校が年度別に並ぶ。
大正9年(1920年)の第1回優勝は、
東京高等師範学校。
現在の筑波大学。
第2回優勝は明治大学、
第3回はわが早稲田大学。
隣に「絆」の彫刻。
駅伝のゴールシーン。
お堀端までワンブロック。
新緑の柳が爽やか。
そして皇居三の丸大手門。
向かいにパレスホテル。
ジョギングランナーを避けながら、
お堀端を歩くと、桜田巽櫓。
盆栽のような松の木。
実によく手入れされている。
この2本松は面白い。
江戸城坂下門へ向かう大通り。
そして皇居前広場。
観光客も参詣客もいない。
珍しい光景だ。
二重橋前の広場。
ハイライトは「あれが二重橋」。
島倉千代子を口ずさみながら、
「記念の写真」を自撮り。
最後は桜田門へ。
城壁の石積みが素晴らしい。
丸の内のビル群。
これが桜田門。
その桜田門櫓門。
美しい皇居江戸城。
コロナショックで人影はまばら。
だからフィジカルディスタンシング。
お濠の水も春のうらら。
桜田門の正面に警視庁ビル。
ここに来ると「七人の刑事」。
必ずその主題歌のメロディーが浮かぶ。
その向かい側には、
法務省旧本館。
赤煉瓦の伝統の建物。
結局、大手町から霞が関まで歩いた。
それでも8122歩。
田嶼尚子先生にも言われた。
「ストレスをためることなく、
ジョギングしたり、
室内ストレッチしたりして、
免疫力をつける食事をすること」
すぐに実践してしまった。
帰宅してから4000字の原稿を仕上げ、
商人舎SuperNewsを公開し、
ブログを書いて今日が終わった。
「ほぼ日」の糸井重里さん。
「今日のダーリン」
「いまがいちばん
頭と手が動いている、
という人でありたい」
全面的に同感しつつ、
足も動いている人になった。
〈結城義晴〉