万代トップマネジメントセミナーの「明日のための今日」
Everybody! Good Monday!
[2020vol㊸]
2020年第44週。
10月第5週に入った。
今日は㈱万代のトップマネジメントセミナー。
万代の役員、執行役員、部長総勢31名が、
会議棟の大ホールに集まった。
結城義晴が朝9時から夕方4時まで
終日語りつくす、トップ向けセミナーだ。
セミナーの第1章はまず、
現在の結城義晴の問題意識が主題。
「コロナは時間を早める」
コロナ禍でスーパーマーケットの業績は好調だ。
もちろん万代も絶好調。
しかし、百貨店や総合スーパー、
専門店チェーンなどは、
大きく影響を受けている。
コンビニエンスストア、
ドラッグストア、ホームセンターは、
それぞれに異なった影響を受けている。
コロナ禍によって、
業態地殻変動が生じている。
マーケットはどう変わっていくのか。
そして時間軸が短縮化されることで、
何が起こるのか。
最後列には、
阿部秀行社長、不破栄副社長、
芝純常務、そして加藤徹さん。
加藤さんは㈱万代ホールディングス社長。
セミナーは5章に分けて語った。
第1章が「コロナは時間を早める」
第2章は「データ・マーケティング」
第3章は「日米経営データ分析」
第4章が「アメリカ小売業動向解説」
そして第5章が「マネジメント問題」
午前中は主に、スライドを投影して
競争環境の変化から、
フォーマット・ポジショニング戦略、
商品問題までを整理した。
午後はデータドリブン経営から
コロナ禍のアメリカ情勢まで
一気に、語った。
ウォルマートはこのCOVID-19禍で、
大変革を目指している。
驚くべき勇気だ。
そして最後は、
マネジメント問題。
ロジカルシンキングから、
意思決定とコミュニケーション、
そして品質管理のマネジメントまで。
6時間ほどのセミナー時間だったが、
私にとってはまだ足りないくらいだった。
セミナーの最後は、
阿部秀行社長の講話。
関西のマーケットにも、
変化が起こっている。
万代は変わっていかなければならない。
阿部さん自身、
「決意新た」の心境のように見えた。
万代ホールディングスの加藤徹さんと、
ツーショット。
いつもいつも加藤さんは、
私の講義を聞いてくださる。
心から感謝。
その後は慰労会。
万代が経営する料亭久恵。
私のテーブルの言葉。
「まあいいかは
よくないことが多い」
納得。
乾杯の音頭は、
人事部マネジャーの石川慎也さん。
万代知識商人大学第1期生。
そのあと、ゆっくりと懇談。
そして記念写真。
阿部秀行社長(右)、不破栄専務(左)。
司馬純常務(後左)、石川マネジャー(後右)。
最後はホテルまで、
阿部さんに送っていただいて、
ツーショット。
ありがとうございました。
今、コロナ禍が続くなか、
トップマネジメントや幹部の、
意思一致や意思統一は必須だ。
万代は今日、それをやった。
結城義晴は触媒に過ぎない。
今日のセミナーのエピローグ。
未来を築くために
初めになすべきことは、
明日何をなすべきかを
決めることではなく、
明日をつくるために今日、
何をなすべきかを
決めることである。
〈ピーター・ドラッカー〉
では、みなさん、今週も、
「明日のために今日を決めよ」
Good Monday!
〈結城義晴〉