関西ロピア弁天町ベイタワー店とマスターズの松山英樹
これ以上ないというくらいの、
4月の日曜日。
4月らしい4月。
スギ花粉の最盛期は、
2月下旬から4月上旬だが、
今年は厳重にマスクをしているので、
それほどひどくはない。
私は人と会うときや出張の時は、
二重にマスクをする。
下に使い捨ての不織布マスク、
上にユニクロのエアリズムマスクだとか、
無印良品の三重マスクなど。
接触がないときは、
軽く一重のマスク。
講演のときは、
フェイスシールドを使う。
今日は関西への出張。
だから二重マスク。
大阪と奈良への4泊5日。
ハワイやサンフランへの出張用、
中型トランクを持った。
東海道新幹線のぞみ。
小田原を過ぎて、
熱海、三島。
富士の頂は雲に隠れていた。
しかし新富士のあたりで、
頂上が顔を出した。
富士登山をしたことのある人にはわかる。
八合目や九合目から、
下に雲海が広がる。
勇壮な景観。
富士川を渡るときには、
裾野の広がりと頂だけ見えた。
それで富士山の雄大さはわかる。
名古屋を過ぎて、
滋賀に入ると、
新緑の色と淡い桜の桃色。
これが4月らしい景色だ。
新大阪に着いたら、
美々卯 で軽く昼食。
そして大阪環状線の弁天町へ。
駅に直結したベイタワー。
その核店舗がロピアベイタワー店。
4月5日の月曜日にオープンしたばかり。
福島道夫さんに出迎えてもらって、
新しい試みの説明を受けた。
大いに感心した。
福島さんは、
思い通りの店づくりができたようだ。
いわば関西ロピアの集大成である。
表からは見えないが、
裏に回ると数々の実験がある。
バックヤードで、
ロピア特性のピザと鶏のから揚げ、
そしてチーズケーキを試食。
いずれも絶品。
福島さんの想いが詰まった商品だ。
それをこの価格で提供する。
夕方限定のマルゲリータは、
1ホール680円。
唐揚げは100グラム120円。
ロピアの店にやって来て、
自分でそのお買い得感を味わってほしい。
ベイタワー店店長は、
柴田昇さん。
㈱ロピア執行役員で、
尼崎店店長との兼務。
進化が続く関西ロピア。
今後が楽しみだ。
それにしても、
2021マスターズ。
1934年に球聖ボビー・ジョーンズが、
友人のクリフォード・ロバーツと開催。
“Augusta National Invitation Tournament”
それが1939年に「Masters」と名前を変えた。
会場はジョージア州アトランタ。
オーガスタナショナルゴルフクラブ。
一生に一度は、
プレーしてみたいゴルフコースだ。
聖地セントアンドリュースは、
2004年に一度、ラウンドした。
スコットランド。
今年のマスターズは、
3日目まで松山英樹がトップ。
ムービング・サタデーに、
65の7アンダーで回って、
通算11アンダー。
最終日は最終組で回る。
私も自分のことのように、
胸がドキドキする。
日本人初の優勝。
いや東洋人初の優勝。
今年の松山は違う。
ラウンド中に笑顔がある。
パットのタッチが合っている。
もちろんショットは世界一。
誰よりも練習する。
才能はもちろんある。
しかし松山は、
努力の積み重ねしか進化がないことを、
強く信じている。
マスターズは、
ジャック・ニクラウスが6回制している。
タイガー・ウッズは5回、
アーノルド・パーマーが4回の優勝。
そのマスターズ制覇に、
努力の人・松山英樹が臨む。
本当に素晴らしい4月だ。
何かに感謝したくなる。
〈結城義晴〉