ロピア・オーケーの過激な競争出店と国勢調査が教えるもの
梅雨の晴れ間。
今日は商人舎全員集合して、
一緒にランチ。
帰り道は遊歩道。
「ねえ、ねえ、綾子さん」
「なーに? 山村さん」
綾子さん、消えた!?
ふたたび、仲良く歩き始めました。
不思議。
昼過ぎ、私は店舗視察。
横浜港北ニュータウンへ。
ノースポート・モール。
横浜地下鉄のセンター北駅に直結して、
2007年4月21日にオープン。
このショッピングセンターの1階に、
2019年3月にロピアが入った。
当初はいなげやが入居していた。
バナーは「ブルーミングブルーミー」。
そのいなげやが撤退して、
ロピアが入った。
そのロピアの隣には、
今年1月9日に、
クリエイトエス・ディーが入居。
同社最大級の店舗で、
ロピア側に調剤薬局もオープン。
良いショッピングセンターは、
テナントがどんどん変わる。
店揃えも品揃え同様に、
変わらねばならない。
それは近隣型ショッピングセンターでも、
広域型ショッピングセンターでも同じだ。
ロピアは明日、
看板の「肉の日」。
そして今日は、
「シークレットセール」
何がシークレットなのか。
それを顧客は楽しみにしている。
「ニックジャック」は、
ロピアの特性ピザを売るテークアウト店。
コロナ禍のキャズム期にも、
この販売スタイルは大繁盛。
チェックしたいことがあって、
急遽、この店を訪れたが、
大いに満足した。
そこで久しぶりに、
Go! Go! ポーズ。
オーケーnews|
6/22登戸店、7/15立川若葉町店、8/12川口芝店と連続出店
オーケーもロピアに負けていない。
過激な競争型出店を展開している。
6月22日(火)、神奈川県川崎市に、
オーケー登戸店(302坪)をオープン。
JR南武線・小田急小田原線登戸駅から徒歩3分。
マルエツ登戸駅前店、いなげや川崎登戸店、
ライフ向ヶ丘遊園店、東急ストア向ヶ丘遊園店と、
激戦を展開。
今後は7月15日(木)。
東京都立川市の若葉ケヤキモール1階に、
オーケー立川若葉町店を出店。
マルエツ立川若葉町店の撤退物件。
ヤオコー立川若葉町店、
グルメシティ立川若葉店と競合。
さらに、8月12日(木)。
埼玉県川口市にオーケー川口芝店を開業。
売場面積537坪。
こちらは西友川口芝店、
業務スーパー川口芝店と、
至近距離での三つ巴戦。
昨日も書いたけれど、
競争は商人を鍛える。
2020国勢調査news|
日本の人口1億2622万6568人で15年比0.7%減
総務省が「2020年国勢調査」の速報を発表。
1920年から5年ごと調査されるが、
2015年と2020年、人口減少傾向が著しい。
その人口も大都市圏に集中して、
地方は減少し、過疎化に進む。
東京都は初めて1400万人を超えた。
増加率も全国最高の4.1%。
伸び率が高いのは東京に続いて、
沖縄、神奈川、埼玉、千葉、愛知、
そして福岡、滋賀、大阪。
オーケーもロピアも、
その特徴は人口が多いエリアへの、
積極的な出店である。
そして人口が多い地域、伸びる地域で、
競争がさらに過激になる。
コロナ禍キャズムが終わって、
ポストコロナ時代を迎えたら、
小売業・サービス業にとって、
もっとも重要なのは人口問題への対応である。
〈結城義晴〉