万代大学「マーケティング」講義と鈴木哲男・大越鉄夫両講師
日曜日は、シェラトンの朝カレー。
もちろん新鮮なサラダとともに。
大阪は好天。
もうすぐ梅雨明けだ。
その一角にある会議棟。
隣のゴルフ練習場が見える。
朝からカーン、カーンと打ち込む音。
うらやましい限りだ。
会議棟の1階の大ホール。
今日・明日の2日間、
万代知識商人大学第6期の
マーケティング講義。
第1講座が結城義晴の
マーケティング概論。
マーケティング概論はもちろん、
フィリップ・コトラーをベースにする。
マネジメントはピーター・ドラッカー。
ドラッカーは「マネジメントの父」、
コトラーは「マーケティングの父」。
「マーケティングは一日あれば学べる。
しかし、使いこなすには一生かかる」
だから、2日間かけて学ぶことは、
マーケティングの基本中の基本に過ぎない。
概論ではマーケティングの定義、
コトラーのマーケティング・マネジメントの、
コンセプトと体系を講義する。
テーマはもちろん「52週MD」。
そして「ストアコンパリゾン」。
前日、大阪市鶴見区の万代と、
その周囲の店舗をリサーチしてくれた。
現場の観察と実際の数値を交えながら、
ストアコンパリゾンの
具体的な調査方法を伝授。
調査目的を明確にして、
焦点を絞り、短時間で行う。
そして継続する。
明日は競合の激しい、
万代中小阪店の調査実習を行う。
鈴木さんの講義中に、
自著『コロナは時間を早める』にサイン。
もちろん、鈴木さんに進呈する。
2時間半の講義を終えた鈴木さんと、
一瞬マスクを外して、写真。
ありがとうございました。
ここでランチ。
本部の下の万代渋川店。
いつも、必ず、
一番いい顔を見せる一丁目一番地。
キュウリとパプリカのカラーコントロール。
水産売場は夏模様。
この鮮度が特徴だ。
激辛カレーパンの売場。
そして絞り込んでいるけれど、
充実の惣菜・弁当売場。
いつも新メニューの弁当と惣菜を購入して、
昼食とする。
鈴木さんの講義のポイントを整理しつつ、
マーケティングリサーチの要点を解説。
そしてフィリップコトラーの競争戦略と、
マーケティングのSTP 。
今回は「すき焼のメニュー提供」を例に、
4Pと4Cを説明した。
午後の外部講師は、
てっちゃんこと、大越鉄夫さん。
5月に㈱かましんを定年退職、
6月に㈱てっちゃん塾を立ち上げ、
コンサルタントとしてデビュー。
6期生のほかに、
店舗運営部長と商品部部長が聴講。
壁面に並んで座る。
大越さんは、
てっちゃん塾で指導する、
5ステップ・マネジメントを、
1時間10分ほど講義。
売場づくりのスライドなどを交えながら、
かましんでの取り組みも紹介。
最後に司会して、てっちゃんに質問。
そして講義の要点をまとめた。
緊張したと言いながらも、
堂々としたものだった。
お疲れさま。
しかしまだまだ、
これからです。
マーケティングの基本。
MRとSTPと4Pと4C。
この体系の知覚が必須だ。
最後の最後は、
PFグラフのつくり方、読み方、
活用の仕方を丁寧にガイダンスした。
初歩中の初歩だが、
活用の仕方については、
意外に知らない人が多い。
そしていつも最後は、
受講生が後ろを振り返って、
1日の感謝の礼をしてくれる。
梅雨の間の日曜日の講義。
明日はリサーチ実習だ。
すべての人に、ありがとう。
〈結城義晴〉