結城義晴誕生日の「紀文正月フォーラム」無観客講演会
9月2日。
結城義晴の69回目の誕生日。
午前0時を過ぎたあたりから、
Facebookやメールで、
次々にお祝いの言葉をいただいた。
心から感謝したい。
ありがとうございました。
還暦のときには、
立教大学大学院の特任教授だった。
ゼミ生が中心となって、
お祝いの会を開いてくれた。
うれしかった。
しかし今はCOVID-19パンデミック。
しかも高齢者に属していて、
誕生日を祝うほどではないとも思う。
77歳の喜寿あたりから、
80歳の傘寿、88歳の米寿、
90歳の卒寿などになると、
今度は長生きしたことを、
祝うのかもしれない。
還暦から古稀、
そして喜寿までの間は、
昔と違って、
何とも中途半端な気がする。
「人生100年時代」ブームの影響か。
それでも多くの方々が、
健康に気をつけるように、
と言ってくれた。
ありがたい。
このブログでも毎月報告するが、
父親から受け継いだ軽い2型糖尿病で、
血液検査と診断をしてもらっている。
主治医は田嶼尚子先生。
私は田嶼先生のいい生徒だ。
ほかには左膝や左肩、両手首など、
痛いところもあるが、
これはゴルフスウィングのし過ぎ。
ちょっと心配なのは、
右目の眼圧が高まっていること。
10歳で白内障の手術、
商業界の社長となって網膜剥離の手術、
その後、商人舎を立ち上げたときに、
緑内障がひどくなって、
長時間の手術を二度、やってもらった。
このブログで10日連続の連載を書いた。
「結城義晴・燃える闘病日記」
55歳。若かった。
主治医の富田剛司先生からは、
すでに言い渡されている。
「あなた自身の命よりも、
あなたの右目の命は短い」
それでも右目の疾患は、
命にかかわるほどのことではない。
だから達観している。
これ以外には、心配はない。
㈱商業界で約30年働いた。
そのあと「30年、現役で頑張る」
と言い切って商人舎を始めたが、
もう15年が過ぎてしまった。
あと15年か、いや20年か。
イオンの岡田卓也さんや、
ライフの清水信次さんのように、
あと25年か、30年か。
どんなかたちになっても、
現役で頑張ろうかと、
漠然と思っている。
よろしくお願いします。
さて8月31日に、
このブログで解説した問題が、
新しい展開を見せたようだ。
H2Oリテイリング㈱と、
㈱関西スーパーマーケットとの経営統合。
㈱オーケーが割って入った。
日経新聞がスクープして、
電子版で報じた。
他のメディアは記事にしていないが、
日経新聞のことだから多分、
事実なのだろう。
今日の関西スーパーの株価終値に対して、
6割以上上回る1株2550円で、
公開買い付けをする。
いわゆるTOB(Take-Over Bid)。
そして完全子会社化するという。
さて、どうなることか。
私の見方や見解ははっきりしているし、
きっとそうなるだろうと確信しているが、
それはここでは書かない。
お客さまは支持してくれるか、
社員・従業員はどう考えるか、
お取引先はどう対応するか。
会社のためにはどうなるのがいいか。
どちらに大義があるか。
それが大事だ。
さて、今日は午前中に、
東京・東銀座の時事通信ホール。
2021紀文正月フォーラム。
ただしコロナ禍で無観客。
ビデオ撮りして、
商談会で流したり、
各社に贈ったりする。
時事通信ホールは天井が高くて、
講演もしやすいし聴講もしやすい。
紀文食品正月担当部長の堀内慎也さん。
「2021正月フォーラム 紀文からの提案」
紀文ならではの丁寧な調査と、
具体的な提案。
それから関智美さん。
㈱クレオ生活行動研究部部長。
テーマは、
「ポストコロナの生活者潮流を読み解く」
講演の最後は結城義晴。
紀文の役職員やスタッフが聴いている。
「2021年末商戦の戦略と政策」
私の講演が終わると、
堤裕紀文食品社長が、
花束を持って登場。
サプライズの誕生祝い。
カメラ担当も寄って来て、
シャッターを切った。
会場からは全員の拍手。
堤さんとツーショット。
ありがとうございました。
ここでちょっと休憩。
スタッフは朝一番でやって来て、
夕方までの一日仕事だ。
そして最後に締めは、
その堤社長のスピーチ。
堤さんは姿かたちもいいし、声もいい。
きちんとしたスピーチで、
今日の無観客講演会は終了。
最後の最後に講演者全員で写真。
一瞬だけマスクを取って、
息を止めて~、スマイル。
ありがとうございました。
今日の私の講演の最後の言葉。
「ポスト・コロナ時代への決断とは
“不確実な成果”に対して、
目隠しで一歩、踏み込む
心の在り方である。」
〈結城義晴〉