FSSF2日目セミナーの大久保恒夫・高倉照和・小平昭雄・結城義晴
大阪5日目の朝。
まだ暗い6時25分。
タクシーがホテルまで迎えに来て、
東大阪市へ。
12月3日の午前8時、
万代ニトリモール東大阪店オープン!!
ゴルフ専門店とAOKIの跡地への出店。
そのAOKIはモール内のユニクロ跡へ移転し、
11月19日に開店している。
390坪の店内を、
阿部秀行社長に案内してもらった。
万代の幹部全員参集、
商品部も総出で、
この地元の新店開業に意欲を見せた。
朝7時から開店朝礼。
それも見学した。
万代の店づくりと商品政策。
コロナ禍2年を経て、
明らかに、劇的に変わった。
それは明日のブログで紹介しよう。
その変わり方は、
スーパーマーケット業界にとっても、
大きな出来事であると思う。
8時に開店して、
顧客の動静を確認した後、
再びインテックス大阪前のホテルへ。
窓から大阪港が見える。
そして、
フードストアソリューションズフェアの会場へ。
セミナー2日目の第1講座は、
大久保恒夫西友社長兼CEO。
特別講演として、
「勝者総取り! ラストワンマイル戦略」を、
存分に語ってもらった。
西友の経営も極めて良好とのこと。
ネットスーパーの伸びはすごい。
そのあたりの話も、
このセミナー会場の参加者だけに、
問題ない範囲で披露してもらった。
ありがとうございました。
講演が終わると、
茨木のセンターを視察するとかで、
すぐにそちらに向かった。
相変わらず忙しい大久保さんだった。
第2講座は高倉照和さん。
スーパーサンシ㈱常務取締役、
NetMarket事業本部長。
テーマは、
「ネットスーパーの意義と黒字化への軌跡」
高倉さんのフランチャイズ事業も好調。
講演もすごく上手で、びっくりした。
受講者が何人も名刺交換を求めて並んだ。
その高倉さんと写真。
第3講座は、マーチャンダイジング問題。
小平昭雄惣菜サミット会長。
「新常態の惣菜MDの決め手」
小平さんは、
ヨークベニマルのライフフーズ、
ヤオコーの三味で惣菜の改革を成し遂げ、
現在は惣菜コンサルタント。
主要商品に絞り込んで、
強いアイテムをつくり出すことを強調した。
この考え方には私も同感したい。
あれもこれもと品揃えを豊富にするよりも、
この1品、この2品、この3品を、
つくり出してお薦めするのが、
惣菜MDの決め手である。
小平さんとも写真。
私はずっと舞台裏手の講師控室にいた。
そこに訪問者。
㈱ロピアの執行役員の三人。
柴田昇さん、佐藤博和さん、古家裕さん。
ありがとう。
よく勉強する会社だ。
そして2日間の総括講演は、
結城義晴。
控室で準備。
舞台のそでではストレッチ。
50分と限られた講演時間で、
昨日の千野和利さんの基調講演から、
全講座を総括しつつ、
2022年のフードストアを展望した。
コロナは時間を早める。
どんなことが早まるのか、
どんなことは早まらないか。
それらもエッセンスだけ指摘した。
たとえばM&Aは早まる。
マーチャンダイジングの変化も早まる。
この点に関しては、
10月18日オープンのロピア京都ヨドバシ店、
さらにきょう開業したばかりの万代東大阪店も、
スライドで紹介しながら指摘した。
Epilogueは結城義晴の言葉。
「ポスト・コロナ時代への決断とは
“不確実な成果”に対して、
目隠しで一歩、踏み込む
心の在り方である」
最後に拍手をいただいた。
ご清聴、感謝したい。
総括講演が終わると、
入口のところで書籍販売。
『コロナは時間を早める』
1冊ずつ、1人ずつ、
筆で言葉を書いてサインした。
新谷(いんがい)千里さんが聴講してくれた。
関西在住の売れっ子コンサルタント。
「生産性向上策」を得意とする。
感謝しつつ、ツーショット。
最後の最後は日本食糧新聞社のお二人。
社長の杉田尚さんと次長の楠木晴久さん。
楠井さんは関西ビジネスサポート部次長。
お世話になりました。
ずいぶん長引きましたが、
やっと終わりました。
すべての講師のみなさんにも感謝したい。
ありがとうございました。
〈結城義晴〉