ウクライナの「ひまわり」・キエフの「マロニエ」と「身体の元気」
Everybody! Good Monday!
[2022vol⑫]
2022年第12週。
3月第4週。
今日は春分の日の祝日。
春の彼岸の中日。
東京では昨日の3月20日、
靖国神社の桜が開花した。
これからです。
朝日新聞「折々のことば」
3月10日の第2316回。
花の名を知ることは、
花に気をかけ、
愛するということだ。
〈寺尾紗穂(さほ)随想集『天使日記』より〉
「名前を憶(おぼ)えれば関係が一段上がる」
花も虫も、国も人も。
「地元にどんな花が咲くかを
知り、名を憶え、
その変化に気づく人がいるということは、
その土地を狙う妙な計画が立ち上がった時、
“土地を守る術”になる」
ウクライナの国花は、
ご存知、ひまわり。
キエフ市のシンボルは、
セイヨウトチノキ、
別名はマロニエ。
今、ウクライナの人々は、
花を見る余裕などないだろうし、
木や花は戦車に踏みにじられ、
爆撃によって無残な姿になっている。
だがロシア兵の中にも、
花の名を知る者はいるはずだ。
彼らがかすかな希望かもしれない。
今日は新横浜から、
正午の新幹線のぞみ。
横浜の花はバラ。
小田原を過ぎ、三島を越えても、
富士の姿は見えなかった。
そして富士川。
あっという間に走り過ぎる。
新大阪に着いて、
シェラトン都ホテル大阪へ。
私の定宿。
大阪府の花は梅とさくらそう。
大阪市はサクラとパンジー。
ここで打ち合わせ。
2時間。
いい提案で、
いい決意をした。
その後、銀座アスターで懇親会。
㈱万代の取締役のみなさん。
私の左が阿部秀行社長。
その隣が、
店舗運営・サポート部管掌の圓石一治取締役。
右隣は河野竜一人事・総務部管掌取締役、
そして田縁(たぶち)仁平取締役。
財務経理経理管掌。
明日から万代知識商人大学第七期。
明日は取締役全員が講師となってくれる。
学長として第七期の趣旨を語り、
その講義の力点を説明し、要望した。
最後は阿部社長とツーショット。
頑張ります。
さてほぼ日の糸井重里さん。
巻頭エッセイは「今日のダーリン」
今だから「元気」について考える。
心の「元気」と身体の「元気」。
「もともと、心のありようは
内臓のはたらきに左右される、
と聞いていますが、
“元気”の源は身体の”元気”です」
「それにしては、と思うのです。
心の”元気”を保つため、
心をフレッシュでいさせるため、
ぼくらは、ほんとうに
いろんなことをしています」
「でも、身体の”元気”については、
どうも、あんまりコストをかけずに
過ごしてきたのではないか」
「みんながそうだとは言わないけれど、
ぼくは、そうでした」
「同じ姿勢で無理をさせたり、
運動をしてなかったり、
寝不足を続けていたり、
食べすぎで胃腸に負担をかけたり、
いくら親しいじぶんの身体とはいえ、
粗末に扱いすぎです」
私もそっくり同じだ。
「心のほうは、強がり言って
“元気”なふりもできますが、
身体はあんがい正直で、
弱くもなります、活力も減ります」
「これは、いいことじゃなかったです」
「だから、心が落ち込むこの時期に、
変えようと思いました」
うんうん。
「身体の”元気”のほうを
ちゃんとコストをかけて建て直す。
ほんとの”元気”で丈夫であるために、
時間もつくります」
同感だ。
新型コロナウイルス禍の2年。
それからプーチンの戦争。
心の元気がそがれるときだからこそ、
身体の元気を取り戻したい。
元気を出そうよ、
それがあなたの仕事です。
元気を出そうよ、
それがあなたの役目です。
そのために、
「”身体の元気”のためのスケジュールを、
ちゃんと組みます」
同感だ。
花の名を知ることも、
花に気をかけることも、
花を愛することも、
元気をつくることにつながる。
ひまわりとマロニエは、
今、とくに大切にしたいと思う。
では、みなさん、今週も、
元気を出そうよ、
それがあなたの仕事です。
Good Monday!
〈結城義晴〉