吉田麻也の「平和の声」と土谷美津子イオン商品担当の「平和産業」
ロシアによるウクライナ侵攻。
5回目の停戦協議が行われた。
場所はトルコのイスタンブール。
侵攻したロシアは、
ウクライナの首都キエフと、
北部の都市チェルニヒウへの攻撃を、
「劇的に減らす」
はじめて歩み寄りが見えた。
たとえ終結したとしても、
プーチンの戦争は許されるものではない。
けれど一歩一歩、平和に向かう。
何よりのことだ。
2022サッカーワールドカップ。
アジア最終予選B組。
その最終戦は日本対ベトナム。
世界ランキング23位のジャパン。
すでに7大会連続7回目の出場を決めている。
対するベトナム代表は世界98位。
しかし結果は1対1の引き分け。
最終予選は7勝2敗1分けの勝ち点22。
埼玉スタジアムの観衆も、
テレビ観戦のサッカーファンも、
ちょっと欲求不満のゲームだった。
しかし試合後のスピーチで、
主将の吉田麻也が素晴らしい発言をした。
吉田はディフェンダーながら、
このゲームで唯一の得点も上げていた。
「世界のほかの国では、
戦争で大変な思いをしている方々が、
たくさんいる中で、
大好きなサッカーを、
日本の国を代表する選手として、
プレーすることができて、
心の底から感謝しています」
「一日も早く、戦争のない平和な社会が
来ることを願っています」
「世界で唯一の被曝国として、
戦争の恐ろしさを、
誰よりも理解している国として、
僕たち日本人がもっと声を大きくして、
世界に訴えていかなければいけないと、
僕は思います」
サッカー選手だからと言って、
発言を抑える必要はない。
平和の中で仕事ができる。
サッカーができる。
商売ができる。
感謝しなければならない。
今日は昼過ぎに、
海浜幕張。
イオンタワー・アネックス。
右手を見ると遠くに、
イオン海浜幕張店が見える。
2000年出店のカルフール1号店。
ここで写真。
アネックスの奥に、
イオンタワー。
地上26階、地下1階、
高さ112.55mの超高層建築物。
その1階ロビーに彫刻。
なんとP・A・ルノアール作。
「勝利の大ビーナス」
「寄贈 創業250年記念 岡田卓也」
印象派の画家ルノアール。
晩年に約15点の彫刻作品を残した。
このビーナスは、
世界に14体しかない。
イオンタワーを訪れたら、
必ず鑑賞してください。
今日は土谷美津子さんのインタビュー。
イオン㈱執行役商品担当で、
イオントップバリュ㈱代表取締役社長。
土谷さんはこの3月1日、
イオンリテール㈱専務執行役の、
近畿カンパニー支社長から、
現職に異動した。
商人舎流通スーパーニュース。
イオンnews|
3/1付組織改革・執行役員人事/岡田会長下に藤田特命担当
凄くいい話を聞くことができた。
月刊商人舎4月号に掲載する。
商品担当となってイオン全軍を率いる。
トップバリュ社長として、
イオン独自の商品をリブランドする。
土谷さんは最後に言った。
「小売業は平和産業ですね」
その平和に感謝する。
岡田卓也名誉会長相談役の考え方だが、
それを強く感じている。
最後にツーショット。
ディスタンシング。
コーポレート・コミュニケーション部の、
広報グループも加わって、カルテット。
両サイドに末吉真さんと内田佳利さん。
右の末吉さんがマネージャー。
ありがとうございました。
今現在も、戦争が行われていて、
人々が傷つけられ、
命が奪われている。
サッカーもスポーツも、
商売もビジネスも、
これを知ったうえで、
平和に感謝しつつ、
謙虚に行われなければならない。
そんなことを強く感じた一日だった。
「劇的に減らされる攻撃」
まずは喜ばしいことだ。
プーチンの歴史的責任は免れない。
〈結城義晴〉