「夏原平和さん お別れの会」の「感謝」と「合掌」
今日は滋賀県の大津へ。
「夏原平和さんのお別れの会」
昨2021年12月20日、
77歳で永眠された。
その日、私は訃報を書いた。
「夏原平和さん、
早すぎる。
惜しい。
けれど
見事な人生だった。」
すぐにでも飛んで行って、
お別れをしたかった。
しかし、それも許されず、
半年後の今日となった。
新横浜から新幹線に乗って、
名古屋から京都へ行き、
そこから東海道線で2駅戻る。
JR大津駅。
滋賀県の県庁所在地。
駅前にリムジンバスが待っていて、
びわ湖大津プリンスホテルまで、
次々にやってくる参会者を輸送。
琵琶湖のほとりの大きなホテル。
そのコンベンションホール淡海。
美しい花祭壇に夏原さんの遺影。
静かに並んで、
心を込めて献花をする。
退室すると、
出口に3人の姿。
平松正嗣さん、
夏原行平さん、
夏原陽平さん。
無言の目礼。
平松さんは代表取締役社長執行役員、
行平さんは取締役専務執行役員、
陽平さんは取締役常務執行役員。
部屋を出ると、
本持真二さんが近寄って来てくれて、
一言、挨拶を交わす。
「ほんとうに残念でした」
私はそれしか言えなかった。
ホテルのロビーの前に、
リムジンバスが待っていてくれて、
それに乗って大津駅へ。
京都から新横浜へ。
実に簡素なお別れの会だった。
しかし参会した人は、
ひとりの例外もなく、
それぞれに、無言で、
夏原平和さんとお別れをした。
謙虚で、穏やかな、
夏原平和さんらしい、
お別れの会だった。
手渡された冊子の写真。
実にいい笑顔だ。
直筆の言葉もよかった。
感謝
お客様に感謝
生産者に感謝
働く社員感謝
夏原さん、さようなら。
ありがとうございました。
合掌。
〈結城義晴〉