倉本長治「真の商人であることが即ち立派な人間ということだ」
月刊商人舎6月号は発刊したし、
ミドルマネジメント研修会も終わったし、
大きな荷物を二つ降ろした感じ。
6月号特集は、
「ロピア中部圏進出!!」
商人舎ミドルマネジメント研修会は、
2012年から数えて第18回。
ほんとうにお疲れ様。
昨日は東京・丸の内へ。
レンガ造りの東京駅。
いつ見ても美しい。
駅前には新丸の内ビル。
ゆっくり歩いて大手町へ。
大手町プレイス内科へ。
2カ月に1回の血液検査と診察。
ヘモグロビンA1cの値が、
ちょっと高くなった。
ストレスが溜まって、
食事の量が多くなったか。
けれど血糖値も中性脂肪も、
適性を保っている。
そこで今日は、
ホームコースでゴルフ。
大久保恒夫さんと宮本洋一さん、
そして亀谷しづえさん。
大久保さんはご存知、西友CEO。
宮本さんもご存知、ブルーチップ㈱社長。
亀谷さんは商人舎ゼネラルマネジャー。
関東は梅雨入りしたけれど、
われわれの頭上には、
雨粒は落ちてこなかった。
暑くもなく寒くもなく、
6月としては最高のゴルフ日和。
それぞれに満足のいくラウンドができた。
大久保さんとは昨年12月、
フードストアソリューションズフェア以来。
半年ぶりになる。
私がコーディネートして、
特別講演をしてもらった。
タイトルは、
「勝者総取り! ラストワンマイル戦略」
それから9月には、
日経新聞の「交遊抄」で、
同志として紹介してもらった。
ありがとうございました。
ゴルフもこれまで、
ずいぶんご一緒したが、
これから増えていきそうだ。
宮本さんは絶好調で、
最初のハーフは38のスコアが出た。
私も7番ホールまで、
並んでいたが突き放された。
残念。
それでもゴルフは楽しい。
ミドルマネジメント研修会では、
3日間で9時間の講演をしたが、
その疲れやストレスも吹っ飛んでしまう。
ヘンリー・ロングハーストの名言。
イギリスのゴルフ作家。
「ゴルフの唯一の欠点は、
面白すぎることだ」
同感。
一方、中部銀次郎の言葉。
「ゴルフは不思議なゲームである。
ショットがどれほどよくても、
パッティングがどれほど巧みでも、
必ずしも勝てない」
「長い目で見れば、
プロでもアマチュアでも、
自分の欲望を制御できる人が
勝つのである」
こちらはストイックだ。
しかし中部銀次郎の言葉は、
いつも仕事や商売に通ずる。
「長い目で見れば、
自分の欲望を制御できる商人が
勝つのだ」
ハーヴィー・ペニックの言葉。
全米初のティーチングプロで、
「レッスンの神様」と呼ばれた。
「より良いプレーヤーよりも、
より良い人間になれることが
大切なのです」
最後に倉本長治は言った。
「商人である前に、人間であれ」
しかし倉本長治は、こうも言った。
「真の商人であることが即ち、
立派な人間ということだ」
ゴルファーも商人と一緒だ。
〈結城義晴〉