No more Nagasakiとカインズ「DIY HR®」の「遅くはない!」
長崎原爆の日。
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典。
過去最多の83カ国が参列した。
アメリカ、イギリス、フランス。
中国、インド、イスラエル。
核保有6カ国も。
ロシアとベラルーシは、
招待されなかった。
理由は「不測の事態の回避」。
午前11時2分。
77年前の原爆投下の時刻。
参列者が1分間の黙祷をした。
長崎に投下された原爆によって、
1945年12月までに7万3884人が亡くなった。
7万4909人が負傷した。
原爆死没者の累計は、
19万2310人になった。
ヒロシマは、
33万3729人となった。
長崎や広島を過去のものにしてはいけない。
大江健三郎『ヒロシマ・ノート』
爆心から2000mの地点で被爆した、
広島文理大学教授の文章。
「No more Hiroshimaという標語は、
今日国際状勢の上で、
最も高く揚げらるべきものである。
太田河畔平和塔の辺りに
低く淋しくただよって居るべきではない」
この文章は被爆3年後に書かれたものだ。
3年にしてもう、
「太田河畔の平和塔の辺り」に、
低く淋しくただよう気配があった。
77年経った今、
この教授の言葉をかみしめねばならない。
ロシアのウクライナ侵攻で、
核兵器の使用が威嚇に使われたからこそ、
No more Hiroshimaであり、
No more Nagasakiである。
今日の私は東京駅。
その北口の天井。
床。
赤レンガの駅舎。
大手町を歩いていくと、
みずほ丸の内タワーと、
銀行会館・丸の内テラス。
地上29階、地下4階、高さ139.945m。
延べ面積18万0988㎡。
設計は三菱地所設計・日本設計・久米設計、
施工は大林組・大成建設・清水建設JV。
2020年9月30日に竣工。
それから大手町プレイスタワー。
こちらは都市再生機構とNTT都市開発が、
2018年8月1日に竣工したツインビル。
このウエストタワーは、
地上35階、地下3階、高さ約178m、
延べ約20万2000㎡。
裏側にあるイーストタワーは、
地上32階、地下3階、高さ約163m、
延べ約15万2000㎡。
ウエストタワーの設計は日本設計、
施工は竹中工務店。
イーストタワーの設計・施工は大林組。
ウエストタワーの大手町プレイス内科。
最近は2カ月に1回、
検査と診察。
田嶼尚子先生。
今日はちょっと良くない数字が出た。
だから来月も検査する。
野菜を中心にした食事、
よく噛んで食べる。
そして運動。
励みます。
帰りにまた東京駅へ。
正面から見ると、いい駅舎だ。
反対側は皇居へ。
影は足長おじさん。
頑張ります。
さて商人舎流通SuperNewsから。
カインズnews|
新人事戦略「DIY HR®」が「HRアワード2022」入賞
㈱カインズ(高家正行社長CEO)は、
新たな人事戦略「DIY、 HR®」を打ち出している。
それが「HRアワード2022」の企業人事部門に入賞。
DIY HR®は2021年9月のリリース。
この人事戦略は5つの柱をもつ。
⑴DIY Career Path®
「自分のキャリアは自分で考える」
⑵DIY Learning®
「その達成に向けて自主的に学ぶ」
⑶DIY Communication®
1on1ミーティングを
「コミュニケーションのベースとして
個に向き合う」
⑷DIY Workstyle®
「自分のライフスタイルや
ライフイベントに応じた働き方をする」
⑸DIY Well-being®
「自分や家族の健康を守り、
自己実現と社会的貢献の両方を
満たすことで充実した生き方を実現する」
正社員だけでなく、
パート・アルバイトを含めた
すべてのメンバーの
顕在的、潜在的な個の力を引き出し、
組織パフォーマンスを
最大化することを目指している。
カインズは従来、
本部に権限を集め、
店舗はオペレーションに専念する、
「チェーンストア理論」を採用してきた。
しかしこの理論は、
実情にそぐわなくなった。
私から言わせれば、
これはアンリ・ファヨールの理論であって、
ドラッカーやミンツバーグから、
激しく批判され、否定されたものだ。
カインズはそれを改める。
なにごとも、
改めるに、遅くはない。
No more Hiroshimaの考え方も、
No more Nagasakiへの想いも、
今一度、改めるに遅くはない。
〈結城義晴〉