イオンリテールの「AIワーク」インタビューとIY幕張店の訪問
今日は海浜幕張へ。
イオンタワー。
インタビューのお相手は、
天池志光(あまいけゆきひこ)さん。
イオンリテール㈱システム企画本部ストアオペレーション部部長。
イオンスタイル天王町がオープンした日。
天池さんに会った。
そのときには現場で、
MaIボードの説明をしてくれた。
その新しい仕組みについて、
じっくりと話を聞きたかった。
そして1時間半にわたって、
「AIワーク」を中心に、
画期的なシステム開発の話をしてくれた。
意気投合した。
月刊商人舎11月号で、
たっぷりと紹介しよう。
天池さんとは2016年に、
一緒にアメリカに行った。
イオンリテール米国視察研修。
私がコーディネートした。
天池さんは染谷剛史さんと親しい。
その染谷さんのことなども話した。
染谷さんは商人舎の執筆者であり、
ときに協業して仕事をしている。
染谷さんは2017年3月1日に、
ナレッジ・マーチャントワークス㈱を創業した。
社名に「知識商人」を入れてくれた。
現在は㈱HataLuck and Person。
店舗マネジメントツール「はたLuck®」を開発し、
それは15万人の人たちに使われている。
チェーンストアや小売業において、
私たちは現場のマネジメントを改革し、
根本的に生産性を高める。
そして、いまだ残る士農工商の序列を覆す。
そんなことでも意思一致した。
イオンタワーを辞してから、
イトーヨーカドー幕張店に行った。
1998年10月開業の総合スーパー。
2000年11月8日に、
カルフール幕張店がオープンした。
日本第1号店だった。
その一番の近隣にあったのが、
イトーヨーカドー幕張店だった。
同店は見事にカルフールに勝利した。
勝利するだけでなく全国のイトーヨーカ堂の、
モデル店となった。
その後、カルフールは撤退し、
現在はイオン海浜幕張店となっている。
一方、イトーヨーカドー幕張店は、
7月6日にリニューアルオープンした。
イトーヨーカ堂news|
幕張店7/6大改装オープン/衣食住をワンフロア展開
直営売場を1階に集めて、
2階はテナントフロアとした。
ダイソー、デコホーム、ABCマートが入り、
グループからアカチャンホンポとロフトが入居した。
1階は「ライフスタイルストア」と名づけられ、
衣・食・住・薬の売場をワンフロアで展開。
2フロアを1フロアに縮小した店。
それならば他にアイデアはないかと思った。
たとえばウォルマートやターゲットのように、
チェックスタンドを一つにして、
ワンフロアで衣食住薬を自由に買わせる。
イトーヨーカ堂がそれをやったら、
むしろ面白かった。
20年前のカルフール型の、
低価格狙いのハイパーマーケットではない。
それは多分、
コールズのような店づくりとなる。
コールズは米国のジュニアデパートで、
集中レジ方式を採用する。
それに食品を加えて、
すべてを集中レジにする。
おもしろそうだ。
岡目八目の思いつきだが。
さて商人舎流通スーパーニュース。
ウォルマートnews|
ルームウェア・インナーの新PB「Joyspun」発売
ウォルマートが新しいPBを販売開始した。
「Joyspun(ジョイスパン)」。
ルームウェアやインナー類のアイテムだ。
Secret Treasuresの後継ブランドだ。
Secret Treasuresは1999年から発売を開始し、
現在、年間10億ドル(1ドル150円で1500億円)を売る。
2021年度は米国内顧客の5人に1人が購入した。
それを大リニューアルした。
この宣伝写真がいい。
「ジョイスパン」は、
さまざまな体型や肌の色、人種を対象とする。
だからこの大胆な写真を使って宣伝する。
社内のデザイナーたちによって、
品質、着心地、スタイルが考え出され、
買いやすい価格帯を貫く。
イオンリテールにも、
イトーヨーカ堂にも、
この大胆さは必須だ。
頑張ってほしい。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
結城さま 亀谷さま 昨日は長時間ありがとうございました。
我々のやるべきことが、さらにクリアになりました。
視界は高くもちながら、現場に寄り添い改善し続けていきます。
次はオフィスに伺わせていただきます。ぜひ、染谷さんと一緒に。
ありがとうございました。
イオンリテール 天池
天池さま
ありがとうございました。
こんなに話が合うのも珍しいことでした。
いい仕事を続けてください。
応戦しますよ。
染谷さんともご一緒においでください。
狭い事務所ですが。