中国の「人口減少時代」と全国セルコグループ賀詞交歓会
世界最大の人口を有する、
中華人民共和国。
61年ぶりに人口が減少した。
2022年末の中国本土の人口は、
推計14億1175万人。
前の年に比べて85万人減。
国連推計では、
インドの人口は14億2203万人。
これで中国はインドに抜かれたことになる。
1年間の出生数は956万人。
106万人減。
1949年の建国以来初めて、
1000万人以下となった。
中国の人口減少時代がやってきた。
グローバルな影響は計り知れない。
世界は大きく変わっていく。
今日は午前中、
オンライン会議。
㈱True Dataの取締役会。
活発な議論がなされた。
午後は東京・青山。
明治記念館。
樹齢150年を超える名物の松の木。
全国セルコグループ賀詞交歓会。
富士の間の入り口で、
理事のみなさんがお出迎え。
私はホワイエの大画を見ていた。
庭の松をモチーフにした迫力のある絵画。
会場に入ると國分勘兵衛さん。
国分グループ本社㈱代表取締役会長兼CEO。
冒頭のご挨拶は、
協同組合セルコチェーン理事長の井原實さん、
㈱与野フードセンター 取締役名誉会長。
祝辞は経済産業省と農林水産省、そして
商工組合中央金庫の3人のみなさん。
それからセルコグループ賀詞交歓会恒例、
食品卸売業のトップの皆さんの祝辞。
一番目は國分勘兵衛さん。
この難しい時代に、
分子の付加価値を上げねばならないという提言。
それから月刊商人舎1月号を褒めてくださった。
とくに「平富郎の独り語り」
「読んでみてください」とまで、
國分さんは言ってくださった。
ありがとうございました。
二番目は柴田幸介さん。
三井食品㈱代表取締役社長。
「早く行きたければ一人で進め。
遠くへ行きたければみんなで進め」
アル・ゴアやヒラリー・クリントンも、
そして岸田文雄首相も使った。
いまこそ、そのときだ。
三番目は川上修さん。
三菱食品㈱常務執行役員 東日本営業統括。
生活習慣の改善から食品産業の役割を語った。
四番目は服部真也さん。
㈱日本アクセス代表取締役副社長。
消費者の価格志向と付加価値、
二極化現象が現れている。
だから新しい価値を生み出そう。
その決意表明。
五番目は河原光男さん。
伊藤忠食品㈱取締役専務執行役員。
40年の経験から、
日本のスーパーマーケットが、
格段の進歩を遂げた実感があるという。
ありがたい。
そのあとはこちらも恒例。
セルコチェーンの役員紹介。
全員が登壇して一人ずつ紹介される。
一番最後に専務理事の稲田勇司さんが、
一礼した。
それから乾杯の挨拶と発声。
もちろんこの人、佐伯行彦さん。
セルコチェーン理事相談役、
㈱さえきセルバホールディングス社長。
日本の国は中小企業が支えている。
その中小企業が頑張らねばならない。
元気いっぱいの挨拶。
全員で乾杯。
ここから賀詞交換と懇親会。
名にはおいても平富郎さん、
㈱エコス会長。
雑誌へのご登場、
ありがとうございました。
佐伯さんと並んで写真。
いつも、決まります!!
もちろん井原理事長と、
エコス社長の平邦雄さん。
川崎博道さんは高知から参加。
㈱サンシャインチェーン本部会長。
そして㈱全日本食品社長の平野実さん。
国分フードクリエイト㈱社長の山崎佳介さんと、
ブルーチップ㈱社長の宮本洋一さん。
左は松井康彦商人舎プロデューサー。
ふたたび國分さんと山崎さん。
山崎さんはコーネル大学ジャパン二期生だ。
そして井上淳さん。
日本チェーンストア協会副会長。
田中賢了さんは、
国民生活産業消費者団体連合会事務局長。
よろしく。
さらにさまざまなみなさんと交流。
中締めは桑原孝正さん。
セルコチェーン副理事長、
㈱山梨さえき社長。
三本締め。
私ももちろん三本で締めた。
その桑原さんを囲んで、
㈱たいらや社長の平典子さんと、
エコス監査役の酒井紘一さん。
最後の最後はこの会を仕切った専務理事。
稲田勇司さん。
お疲れさまでした。
頑張ってください。
卸売業と製造業、そして小売業。
本当の付加価値は、
このサプライチェーンから生まれる。
セルコチェーンは1962年5月30日設立の、
ボランタリーチェーンだ。
昨年60周年を迎えた。
私はその機関誌「セルコレポート」に、
毎月、結構時間をかけて連載を書いている。
タイトルは「艱難は商人を鍛える」
全国セルコグループは、
平富郎さん、佐伯行彦さん、
そして井原實さん、川崎博道さん、
数々の艱難を乗り越えてきたトップが引っ張る。
それが今日の、この会によく表れていた。
〈結城義晴〉