商人舎4月号本日発刊!! 「日本最大小売業の明日はどっちだ?」
Everybody! Good Monday!
[2023vol⑮]
2023年第15週。
4月第2週。
いい季節です。
1年でもっとも爽やかなとき。
花粉も少し減ってきたし。
9道府県知事選と6政令市長選は、
午後8時を過ぎると、
ほとんどに当確が出た。
神奈川県は現職の黒岩祐治知事が、
あっさり四選。
68歳の元テレビマン。
奈良と徳島の県知事選に風が起きたが、
あとは無風の印象が強い。
一方、ゴルフメジャートーナメント。
2023Masters。
スペインのジョン・ラームが優勝。
2021年、四大メジャーの一つ全米プロを制覇して、
これでメジャー2つ目のタイトルをとった。
28歳。
12アンダーで2位の8アンダーに4打差。
その2位タイに入ったのが、
フィル・ミケルソン(52歳)と、
ブルックス・ケプカ(32歳)。
ふたりとも新ツアーのリブゴルフに参加して、
旧団体から一度、追放されたメンバーだ。
ラームが制覇したものの、
因縁のふたりが2位に入って、
複雑な印象を与える。
松山英樹(31歳)は健闘して、
16位タイに食い込んだ。
体調は芳しくないけれど、
素晴らしいショットを連発した。
次がある。
雨が降り続いたり、
快晴になったり。
環境は整わなかったけれど、
だからこそ実力者が上位に並んだ。
ゴルフは成績が、
実力のままに出るスポーツである。
さて、
月刊商人舎4月号本日発刊!!
巻頭には、追悼 伊藤雅俊
結城義晴の哀悼の言葉。
ご冥福を祈りつつ、合掌。
特集は、
「総合小売業態」の終焉!?
イトーヨーカ堂の在り方を斬る
[Cover Message]
日本小売産業第1位のセブン&アイ・ホールディングスがアクティビストに翻弄されている。焦点は総合スーパー「イトーヨーカ堂」をスピンオフするか否か、あるいはどう変えるかにある。それは日本の「総合小売業態の終焉」を意味するのかもしれない。コングロマーチャントそのものが否定されるのかもしれない。石原靖曠と島田陽介の両レジェンド、それに鈴木哲男と結城義晴がセブン&アイの行方とイトーヨーカ堂の在り方を深く分析し、厳しく指摘しつつ、エールを送る。
日本最大小売業の「明日はどっちだ?」
そして今号は特別企画も充実。
食品物流「全体最適」へ
世のため・人のため・社会のために「協調」する
3・16 歴史的4社会見の一部始終
ライフ岩崎高治・ヤオコー川野澄人・マルエツ本間正治・サミット服部哲也
[目次]
読みどころ満載。
イトーヨーカ堂の人々だけではなくて、
イオンリテールももちろん、
イズミも平和堂もサンエーも、
ケーススタディとして読んで、
是非とも社内で議論してください。
石原靖曠先生と島田陽介先生。
そろって86歳のレジェンド。
イトーヨーカ堂を見続けてきた両先生の言葉、
重いものがあります。
鈴木哲男先生はイトーヨーカ堂出身。
だからこそ厳しいながらも、
愛に満ちたエールを贈ります。
そして結城義晴は、
伊藤雅俊さんが亡くなられたこともあって、
言わねばならぬ、書かねばならぬと考えて、
厳しい言説となりました。
今、井阪隆一セブン&アイ社長は、
物言う株主のバリューアクトから、
退任を迫られています。
そこでセブン&アイのトップマネジメントは、
何を、どう意思決定すべきか。
それをズバリと書きました。
さらに日本の総合小売業態の今後の戦略も、
短いけれどしっかり書いておきました。
一言で言えば、
「終焉」ではありません。
このままでは、
「イトーヨーカ堂は終焉する」かもしれないけれど。
それから4社の歴史的協調。
チェーンストアやスーパーマーケットの、
偉大な先達たちのことを、
私は思い出しました。
応援します。
この動きはもっともっと、
拡がってほしいと思います。
拡がるに違いないとも考えます。
ご愛読のほど、
お願いしておきます。
読んで、考えてほしい。
議論してほしい。
さて月曜日の今日、
朝9時から、
山本恭広編集長が講演。
場所は横浜駅の鶴屋町。
聞き手は中国からの訪日団。
日本の小売業の現状と未来を、
2時間にわたって講演した。
最後にプレゼントをもらった。
「ビンドゥンドゥン」
2022北京五輪のマスコット。
ご清聴、感謝します。
さらに今日は決算記者会見。
ライフコーポレーション。
その模様は明日のブログで。
では、みなさん、今週も、
考えよう、話し合おう。
Good Monday!
〈結城義晴〉