マルト惣菜総合金賞とベルク・MV東海3000億級の時代
惣菜・べんとうグランプリ2023。
東京ビッグサイトのファベックス会場で表彰された。
そのデリカ総合金賞を㈱マルトが受賞。
おめでとう。
スーパーマーケットは、
惣菜屋になる。
私は確信している。
さて、商人舎流通スーパーニュース。
決算記事が続々と公開されている。
ファストリnews|
第2Q売上げ1兆4674億円・営業利益16%増の過去最高
㈱ファーストリテイリングの第2四半期。
売上収益1兆4674億円(前年比20.4%増)、
営業利益2203億円(16.4%増)。
大幅増収増益、過去最高の業績。
国内ユニクロ事業が4951億円(11.9%増)、
海外ユニクロ事業は7552億円(7.3%増)。
もう海外のほうが多い。
ジーユー事業の売上収益は1455億円(18.5%増)。
グローバルブランド事業は702億円(19.1%増)。
株価は3万円を超えて、
日本の株価全体を引き上げるほど。
ベルクnews|
営業収益3108億円・営業利益140億円/経常利益率4.6%
営業収益3108億円。
去年3000億円の大台を超えた。
今年も順調。
営業利益140億1800万円、
経常利益142億9700万円(3.0%増)、
当期純利益96億1400万円(4.6%増)。
実質、増収増益。
営業利益率4.5%、経常利益率4.6%。
商品政策は、
自社ブランド「くらしにベルク kurabelc」がいい。
商品に特化したイメージチラシを打って、
ベルクならではのこだわり商品を訴求した。
さらに店舗運営のLSPの定着化が大きい。
地道な努力を続けて、
この業績を生み出す。
亡き原島功さんも、
喜んでいるに違いない。
MV東海news|
営業収益3511億円・経常102億円/名古屋・浜松に新店集中
マックスバリュ東海㈱。
もともとはヤオハン。
それに中京のフレックスとアコレ。
統合した東海地区のチェーンは、
営業収益3511億円。
もう3000億円台が当たり前のようになっている。
営業利益103億円(8.8%減)、
経常利益102億8500万円(8.4%減)。
こちらは増収減益。
電気代をはじめコストは高騰。
利益は出しにくい年だった。
主要な施策として「じもの商品」を強化。
3年ぶりに「じもの商品大商談会」を実施。
2000品目以上が出品された会場には
店舗担当者含め約800名が参加、
各店舗独自の扱い商品の拡充につなげた。
新店は名古屋と浜松に集中。
マックスバリュ東海と、
マックスバリュ中部が、
2019年9月1日に経営統合した。
その効果が出ている。
3000億円規模。
これが競争単位となってきた。
コロナが時間を早めた。
〈結城義晴〉