結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年04月26日(水曜日)

ジョイホンパーク吉岡とツルヤ吉岡店を取材して「前橋が熱い!!」

昨日の夜から群馬県高崎市。
高崎駅前のホテルに宿泊して、
朝7時半過ぎにレンタカーで出発。

1時間ほどで北群馬郡吉岡町に到着。

今日はあいにくの雨だが、
ジョイホンパーク吉岡、
グランドオープン。

IMG_28803

商人舎流通スーパーニュース。
ジョイフル本田news|
群馬県北群馬郡に「ジョイホンパーク吉岡」開設
joyfulhonda_20230406_01

「ジョイホンパーク吉岡」は、
ジョイフル本田が開発したショッピングセンター。
12年ぶりに超大型店を新規開店した。

核店舗は「ジョイホン吉岡店」。
サブ核が「ジャパンミート生鮮館吉岡店」と、
ヤマダデンキの「Tecc LIFE SELECT前橋吉岡店」。

これも商人舎流通スーパーニュース。
ヤマダnews|
創業の地に「Tecc LIFE SELECT前橋吉岡店」4/14開店

先行して4月17日にオープンしている。
IMG_28863

この吉岡町は創業者の山田昇会長が、
1973年に8坪の売場からスタートした原点の地だ。
それだけに日本最大級の品揃えやサービスを提供する。

最新家電をはじめ、
大塚家具の家具・インテリア、
さらにリフォーム、生活雑貨、
ゲームや玩具などを総合的にそろえる。

ジョイホンパークは、
ジョイホン吉岡店のほかに、
43のテナントによって構成される。
IMG_29323

開店は朝9時。

その前から顧客が行列をつくっている。

報道陣も少しずつ集まり始めた。
流通ニュースの志鎌廣仁君。
以前、商業界の食品商業編集部にいた。IMG_29363

9時から記者会見。

服部将允執行役員営業本部長(左)と、
本間和人総務部広報・IR担当部長。IMG_29353
ゆっくりと丁寧に答えてくれた。

私は基礎的な数字をいくつか訪ねた。
それから総投資額と初年度年商を聞いたが、
答えてくれなかった。

総資本の回転くらい知りたいと思ったが、
これから有価証券報告書で、
じっくり分析しよう。

そのあと広大な店舗をくまなく巡った。
敷地面積は3万9885坪、
総売場面積は1万1500坪。

1階がホームセンターとジャパンミートなど、
2階がフードコートと専門店街。

1階の新フォーマット「ジョイホン吉岡店」は、
食品や日用品のDailyが充実して、
レジの前にずらりと並ぶ。IMG_29313

5つのゾーンに分かれていて、
「すべての日常に、エンタメを」がコンセプト。
①Proゾーン
②Living Spaceゾーン
③Ways of Lifeゾーン
④Dailyゾーン
⑤Hobby/Varietyゾーン
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もちろんジョイフルの専門性の高い、
ホームインプルーブメントは、
Proゾーンを構成していて、
他の追随を許さない。IMG_28423

園芸も同じく深くて広い品ぞろえだ。IMG_28663

エスカレーターで2階に上がると、
広大なFOOD PARK。
ファストフードのショップが並び、
フードコートは圧倒的な広さ。IMG_27093

GUをはじめアパレルも揃ったテナント構成だ。IMG_27053

1階の飲食ゾーンのグリコの前で写真。IMG_29333

ジャパンミート生鮮館吉岡店は、
オープニングセールの大目玉価格を打ち出して、
集客していた。
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やはり精肉は強い。
ジョイホン同様専門性を前面に出す。
アウトドアBBQコーナーも、
なかなかいい。
IMG_27483

くまなく歩くと疲れ切る。
しかしこの店は私に、
あることを思いつかせた。

それは月刊商人舎5月号で、
くまなく紹介し、分析しよう。

ジョイホンのあとは、
ヤマダデンキに寄って、
それから隣接する店に。

昨年10月オープン、
ツルヤ吉岡店。IMG_28963

ツルヤnews|
群馬県3店目のツルヤ吉岡店10/13新規開設 

前橋南店、みどり店に続く群馬県内3店目となる。
このあとも6月21日にローズタウン店が開業して、
ツルヤの群馬出店戦略は順調だ。

山本恭広編集長と写真。IMG_29293

今、前橋が熱い。

吉岡町をあとに、
前橋南インターへ。

4月21日にオープンした、
ユニクロ・ロゴ・ストア。IMG_29273

「KIDS BOX」では子どもたちが、
楽しそうに遊んでいた。IMG_29283
それからユニクロ・コーヒーは、
郊外型喫茶店と化して、
雨にもかかわらず顧客が行列していた。

デザイナーの佐藤可士和さんの発言。
「店はメディアです」

私は書いた。

「しかし店というメディアには、
顧客の存在が欠かせない。
多くの顧客が店にやって来ることで、
メディアとしての店の意義は高まる」

雨にもかかわらず顧客が押し寄せて、
メディアとしての店が、
しっかり機能していた。

前橋の新しいショッピング機能は、
全体が調和しつつ、
怒涛の奔流のごとく一つの方向に向かう。

月刊商人舎5月号で、
それが明らかになる。

ご期待いただきたい。

レンタカーで高崎駅に戻ると、
「幸福のだるま」が迎えてくれた。IMG_E29253
いい取材だった。
1万5374歩も歩いた。

だるまさん、ありがとう。

〈結城義晴〉


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