9・12「商人舎15周年記念セミナー」と続く「値上げラッシュ」
Everybody! Good Monday!
[2023vol㉓]
2023年第23週。
6月第2週。
昨日の日曜日に、
月刊商人舎6月号を責了して、
今日は商人舎オフィス。
全員で9月の特別イベントの打合せをした。
ジャジャーン!!
発表します。
商人舎15周年記念セミナー。
株式会社商人舎を発足させたのが、
2008年2月1日。
その発足の会は2008年4月17日でした。
あの高揚感は私の中に残っていて、
昨日のことのように思い出される。
そのときに私は宣言した。
商業界で30年、商業の近代化に邁進してきた。
それは故倉本長治先生の遺志だった。
「これから商人舎で30年をかけて、
商業の現代化と知識商人の養成に励みます」
立教大学大学院で5年間、教鞭をとった。
コーネル大学RMPジャパンを創設した。
商人舎のミドルマネジメント研修も、
海外研修も継続してきた。
イオンの米国研修も、
平和堂米国研修も、
万代知識商人大学でも、
ロピアの様々なチーフ研修も、
一企業の問題ではない。
知識商人の養成を視野に入れてきた。
その30年の折り返し点が今年だ。
まだまだ掲げた課題には迫れない。
だからこれから15年間、
もっともっと命の限り、
商業の現代化に尽くしていきたい。
知識商人を養成していきたい。
そのためのキックオフをしたい。
それが商人舎15周年特別セミナーだ。
すでに発表している。
レジェンドセミナー。
ビッグ4が贈る小売産業へのエール。
今年9月12日(火曜日)。
9・12(火)
午後12時半から夕方17時40分まで。
その後、結城義晴の新刊本の出版パーティも開きます。
9月の頭に発刊予定。
東京の大崎ブライトコアホール。
できるかぎり多くの皆さんに、
お集まりいただきたい。
石原靖曠先生と島田陽介先生。
それから鈴木哲男先生と結城義晴。
今週のブログは毎日、
先生方のことを紹介する。
ご期待ください。
特別セミナーでは、
12時半から夕方の17時40分まで、
順番に力のこもった講演をしていただく。
50年のキャリアの中で、
見てきたこと、やってきたこと、
そしてこれからやるべきこと、
どうやってやり遂げるか。
そんなことを的確に指導してもらう。
多くの人々にお声掛けをするつもりだ。
是非、ご参集願いたい。
申込書などの詳細は、
今週中に明らかにする。
商人舎と何らかの関係をもった人、
商人舎で学んだ人、
私の講義や授業を受けた人、
このブログを読んでくださっている人、
私の本や先生方の本を読んだことのある人。
ぜひぜひ、集まってください。
必ず、確かな未来が見えてくる。
確かな未来をお見せする。
さて、商人舎流通スーパーニュース。
帝国データバンクnews|
「食品195社」6月値上げは3575品目/前年の1.5倍
㈱帝国データバンクの調査。
「食品主要195社」価格改定動向。
この調査はとても有益だ。
飲食料品の値上げ品目数は、
2023年5月31日までに、
累計2万5106品目だった。
昨2022年に値上げされた累計品目数は、
2万5768品目だった。
5月末でその97.4%に達した。
そして6月単月の値上げ品目数は、
加工食品と調味料を中心に3575品目。
昨年6月は2419品目だったから、
今年は約1.5倍となった。
つまり値上げラッシュは続いている。
6月以降の推移を調べている。
パン製品約1500品目が値上げする。
業務用小麦粉の原材料の値上げが原因だ。
2カ月連続で1カ月当たり3000品目超の値上げ。
8月以降は、
乳価改定を受けて乳製品が値上げの予定。
今秋にかけて1カ月当たり、
2000品目前後の値上げが続く。
しかし価格転嫁も一応、一巡した。
値上げペースは今年後半にかけて、
減速の兆しがみられる。
食品全体の急ピッチの値上げは、
今春を境にピークアウトしているようだ。
それでも電気・ガス代の高騰は、
新たな値上げ圧力となる。
7月には年内値上げ累計3万品目に到達する。
電気代・ガス代は製造業に限らない。
小売業も卸売業も、家庭内でも、
人々はみな苦しむ。
そこでいかに自分の値上げコストを克服して、
人々に貢献できるか。
攻めの経営と守りの経営。
その二兎を追わねばならない。
「両利きの経営」であり、
「トレードオン」である。
ビッグ4の先生方も、
「トレードオン」を合言葉にして、
小売産業の未来を語る。
では、みなさん、
今週も、攻めよ、守れ。
どちらもやろう。
大谷翔平のごとく。
Good Monday!
〈結城義晴〉