9・12の石原靖曠講師の紹介と銀座のMUJI・UNIQLO・OK
9・12(火)
商人舎15周年記念セミナー。
レジェンドセミナー。
東京の大崎ブライトコアホール。
12時半開会。
17時40分終了。
18時から、
結城義晴の新刊本の出版パーティ。
できるかぎり多くの皆さんに、
お集まりいただきたい。
講演者は、
石原靖曠先生、86歳。
島田陽介先生、86歳。
鈴木哲男先生、74歳。
結城義晴、70歳。
考えてみると、
高齢者ばかり。
けれど今回はあえて、
年寄りの言うことを聴いてほしい。
松下幸之助。
「志を立てるのに、
老いも若きもない。
そして志あるところ、
老いも若きも
道は必ず開けるのである」
50年のキャリアの中で、
見てきたこと、
成し遂げてきたこと。
そしてこれからやるべきこと。
そんなことをそれぞれに語ってもらう。
今日は石原靖曠先生の紹介。
早稲田大学法学部出身。
ブルーチップ㈱に入社して、
スーパーマーケットや小売業の指導を始める。
その後、独立して、
1971年、スペシャリティ研究所を設立。
コンサルティングに奔走。
私が商業界に入社した1977年のころは、
渥美俊一、川崎進一、奥住正道など、
第一世代の巨匠の先生方の次の世代で、
新進気鋭のコンサルタントだった。
アメリカに住んだり、
日本に戻ってきたり。
ノンフード分野を中心に、
大局的なモノの捉え方は絶品。
今も全国に根強いファンが多い。
とにかく優しい先生で、
私もファンだった。
著書は多い。
そのなかで主なものを紹介しよう。
「だから客が集まる小売業の鉄則」
―目指せ! ソリューションストア
(2004年、日本経済新聞社)
「なにが小売業をダメにした」
―お客を「創る」企業を目指せ!
(2001年、日本経済新聞社)
「これからの流通戦略がわかる本」
(2004年、PHPビジネス選書)
「サム・ウォルトンと倉本長治」
不朽の商人哲学、その実践者と提唱者
(2021年、ディスカヴァーebook選書)
〈この本はkindleで無料で読める〉
「最強のホームセンター ホームデポ」
(1992年、商業界、Excellent company in USA)
「スーパードラッグストア開発戦略」
(1991年、商業界)
「1990年代はディスカウントストアの時代」
―21世紀への小売業革命
(1990年、商業界)
アメリカの専門家。
ディスカウントストア、
ホームセンター、
ドラッグストアのオーソリティ。
日本のスーパーセンター開発は、
石原イズムで行われた。
そして商業界では長らく、
リテールマネジメントスクール校長。
だからサム・ウォルトンと倉本長治の本も書いた。
今でも、良いことを言ってくださる。
目からうろこがぼろぼろと落ちる。
商人舎15周年特別セミナー。
商人舎と何らかの関係をもった人、
商人舎で学んだ人、
私の講義や授業を受けた人、
このブログを読んでくださっている人、
私の本や先生方の本を読んだことのある人。
ぜひぜひ、集まってください。
必ず、確かな未来が見えてくる。
確かな未来をお見せする。
9・12(火)
よろしく。
千野和利さんとランチミーティング。
一般社団法人離島振興地方創生強化理事長。
もちろん元阪急オアシス社長・会長。
フードストアソリューションズフェアの打合せ。
それにしても千野さんの行動力には、
驚かされる。
いまも日々、離島を飛び回って、
その産業振興のために奔走している。
経営者とはこうでなくてはいけない。
千野さんに会うと、
必ず私も元気になる。
やぶ久の隣は、
無印良品。
1階の食品売場。
天井はスケルトンで、
開放感にあふれている。
すべてがプライベートブランド。
45年前、商業界に入社したとき、
西友が「素材缶詰」を開発した。
オリジナルブランドだった。
堤清二さんと上野光平さんが、
思い入れを込めたプロジェクトだった。
㈱ドゥ・タンク・ダイナックスが実戦部隊だった。
こちらは故小野貴邦さんが引っ張っていた。
そのスタディを「販売革新」誌で特集した。
それが無印の試作品だった。
今、フルラインの商品がこんなに揃って、
銀座に大型店を構える。
商人舎発足の会では、
当時の社長の松井忠三さんに、
発起人になっていただいた。
店を訪れると必ず、
そのときのことを思い出して感謝する。
ファブリクスもいい商品が揃っている。
隣にはユニクロの銀座店がある。
かつてのプランタン百貨店の建物。
ファーストリテイリングCEOの柳井正さんにも、
商人舎の発起人になっていただいた。
わたしはユニクロ製品を愛用しているし、
店を訪れるたびに感謝している。
ユニクロは社会的な活動にも積極的だ。
地階への階段がある。
この地下1階と2階に、
この秋、オーケーが出店する。
店の外から見るとこの駐車場のところに、
オーケーの搬入口ができる。
おそらくオーケーにとって、
横浜のみなとみらい本社下の店舗とともに、
会社の顔になるに違いない。
ダイエーのプランタン百貨店が、
今、ユニクロとオーケーになろうとしている。
店舗サイズとしては、
百貨店よりも衣と食の専門店のほうが、
はるかに適していると思う。
銀座の表通りのユニクロとオーケー。
その裏の無印良品。
観光スポットにもなるだろう。
商業の現代化の側面がここに現れている。
〈結城義晴〉