Shohei Ohtaniの「唯一無二の存在」
今日は1日、横浜商人舎オフィス。
最後の自分の原稿を書いて、
それから校正。
巻頭に「このひとのこのひと言」を二題。
これがとてもよかった。
ご期待ください。
私たちが必死の思いで原稿を書いている間、
この人は大活躍。
大谷翔平だ。
毎日新聞巻頭コラム「余録」
「米国の心と精神を知りたいと思う者は
野球とそのルール、実際の試合を学んだ方がいい」
ジャック・バーザンの1950年代の著書の言葉。
フランス生まれの米国の歴史家。
米大リーグの黄金時代は、
戦前から1960年代である。
けれど今も人気は落ちていない。
今年1月の米国世論調査。
野球はアメリカンフットボールに次ぐ2位だった。
このアメリカ合衆国を体現する、
ベースボールで大谷翔平は、
最大級の賛辞を贈られている。
「過去最高の選手」
「歴史を塗り替えた」
その6月の成績。
全試合に出場。
これがすごい。
そのうえで、
本塁打・打率・打点でリーグトップ。
150メートルの特大ホームランも放った。
そして投手としても2勝を挙げた。
「ベーブ・ルースと比較するのは
もうやめよう」
そんなコメントも相次いだ。
「日本と米国では球場の広さも違いますしね。
アーロン選手の記録はあくまで偉大です」
46年前の王貞治。
大谷翔平はその垣根を超えて、
そのうえで「過去最高」と絶賛される。
本人は至ってクールだ。
来週は米大リーグのオールスター戦。
ルール変更までして実現した、
「二刀流」での選出。
それも3年連続となった。
「唯一無二」の存在。
今年120年を迎えた大リーグ。
ベースボール復権も、
Shoheiの双肩にかかっている。
日本の若者、
頼もしい。
未来は君らに任せた。
商売も。
〈結城義晴〉