ミュージカル｢MJ｣と帰国までに思ったこと
無事、帰国しました。
みんな意気軒高。
帰国前夜。
店舗訪問からホテルに戻って、
14時半から自由視察。
私はホテルで仕事をこなして、少し仮眠。
夜はミュージカルを観に行った。
ニューヨークとロンドンは、
ミュージカルだ。
ニューヨークは雨模様で、
どんどん気温が下がってきた。
薄着の山本恭広編集長は急きょ、
隣の土産物屋でフード付きのトレーナーを購入。
2Xのサイズはこちらではすぐ手に入る。
ホテルのすぐそばのアジアンフードホールで、
軽食をとって、雨の中、劇場へ向かう。
土曜の雨の夜。
タイムズスクエア方面はネオンが鮮やかだ。
ミュージカルを見に行く人で、
人があふれている。
ステーキハウス｢ギャラガーズ｣。
1927年創業。
通りに面して熟成庫がある。
凄い。
今回はここで食べなかったが、
次はこの店のポーターハウスを食べに来よう。
そして見えてきました。
ニール･サイモン･シアター。
そう、｢MJ｣です。
マイケル･ジャクソンの物語。
そのムーンウォークのシルエット。
パンフレットをもらって、席に着く。
ワクワクしてきた。
私の席は前の方の真ん中。
いい席だ。
モノクロの工場のようなステージセット。
劇場自体はそんなに大きくはない。
クラシックな内装だ。
開演5分。
出演者たちがばらばらに登場して、
静かにパフォーマンス。
次々に出演者が現れて、
ウォーミングアップをする。
ストレッチをしたり、
何やら議論したり。
ほぼ全員がステージに上がって、
準備はできた。
あとはマイケルの登場を待つばかり。
そして夜8時。
MJがスタート。
ここから撮影はNG。
2時間半ほどのミュージカル。
マイケル･ジャクソンのヒット曲を中心に、
マイケルの半生が描かれる。
1958年8月29日生まれ、
2009年6月25日没。
亡くなってから24年が過ぎる。
歌も踊りも物語もすばらしかった。
主演のマイルズ･フロストは、
昨年、トニー賞を受賞。
ムーンウォークも見事だし、
話し方はよく特徴を捉えていた。
マイケル･ジャクソンになりきっていた。
感動した。
終わると全員がスタンディングオベーション。
観客をバンドが演奏して見送てくれる。
大満足だった。
ニューヨーク最後の夜を堪能した。
そして日曜の朝9時45分。
今日は、帰国の日。
延泊する福島道夫さんと固い握手。
ツアーをずいぶんと盛り上げてくれた。
福島さんと浅野秀二さんは
10月18日オープンのウェグマンズを視察する。
二人に見送られて出発。
バスは一路、JFK国際空港へ。
チェックインを済ませて、
全員で記念写真。
㈱関西スーパーマーケットの皆さんと。
出原健二さん、河合俊和さん、
山田源さん、和田勇樹さん。
㈱伊藤園の宇宿亨さん。
少し出発は遅れたが、
全員JL005便に乗り込む。
機影を残して、離陸。
マンハッタン島が見える。
今度来るのは、来年の1月だ。
そして海上へ。
14時間15分のフライト。
日本が見えてきました。
夕方の4時半、到着しました。
羽田空港の美しい夕日が迎えてくれた。
3年ぶりのニューヨーク、ダラス。
HEBもウェグマンズも、
大きく変わっていた。
HEBはダラス都市圏への本格的な進出。
ウェグマンズはブルックリンに出て、
マンハッタンへの歴史的出店を控える。
いずれも実にいい店、強い店だ。
もちろんウォルマートとクローガーは、
巨大な者が変化するという難事業を果たしている。
トレーダー･ジョーとホールフーズは、
それほど変化していなかった。
それでいいのか、悪いのか、
わからない。
ゼイバーズは変わらない。
これは変わらないほうがいい。
フェアウェイマーケットとシタレラ。
苦境が鮮明になった観がある。
中小規模の企業の生き残り方、
反面教師となるだろう。
ダラスではアルディも変わっていた。
ニュージャージーのリドルも強力になっていた。
プライベートブランド開発が進んだ。
やっぱり、そうだと思った。
｢コロナは時間を早めた｣
〈結城義晴〉
2 件のコメント
お帰りなさい。
「コロナは時間を早めた」というフレーズは、たいへん失礼ですが、実に印象的で的を射たお言葉と存じます。日本においても同様に、さまざまな分野で当てはまることと思います。心に留めます。ありがとうございます。
渡邉健次さま、ご投稿、感謝します。拙著『コロナは時間を早める』は2021年4月に発表しました。それが現実となっていると感じています。ありがとうございます。