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ゴルフ令和名人会。

1989年、平成元年、
結城義晴は食品商業編集長に就任した。

そのとき執筆者の先生方が集まって、
就任祝いのゴルフコンペを開いてくださった。

白鷗カントリークラブ。

懐かしい。

安土敏さんも、杉山昭次郎先生も、
元気にラウンドした。

そのときの主要なメンバーが、
これで終わらせるのはもったいないと、
毎月、一緒にゴルフを楽しむことにした。

最初のメンバーは、
故小森勝さん、浅香健一さん、
鈴木國朗さん。

最初は迷人会と称した。
私はこの迷人会のおかげで、
ゴルフが上達した。

箱根でも厚木でも、
何度もプレーした。

私が好きだったコースは、
小田原藤沢ゴルフクラブ。
それから若洲ゴルフリンクス。

上達してくるといつの間にか、
名人会と称するようになった。

小森さんが亡くなって、
土井弘さんがメンバーとなった。

そして平成から令和に変わると、
令和名人会と称することにした。

浅香さんが引退し、
土井さんも昨年で引退した。

コロナ禍でこの4年間、
毎月のラウンドはできなくなった。

そのかわりにメンバーを拡大して、
年に1回か2回、
拡大名人会を開催する。

今年最後の拡大令和名人会。
3組12人が参集してくれた。

金曜日の夕方、
前夜祭が開催された。

千葉県君津のZACK。

みんな、仕事を片付けてから参集。
まずは乾杯。

初参加の前田直彦さんがあいさつ。
ブルーチップ㈱の取締役。
2日前にベトナムから帰国したばかり。
ベトナムの事業が新たな段階を迎えた。
前田さんは｢初参加の優勝｣を宣言した。

白石純一郎さんは、
熊本から駆けつけてくれた。
菓子問屋の㈱白石社長。 

そしてメンバーの組み合わせ発表。
厳正な抽選で決定した。

そのあと長い長い懇親。
コロナに感染したことのない人が、
12人中5人もいた。

不思議なことだ。

そのうちの鈴木さん。
7回もワクチンを接種した。
｢それなら体中にワクチンの菌が回って、
感染したも同じじゃないか｣

その通り、一同爆笑。

懇親会は盛り上がって、
3時間。

一同、ホテルに帰って、
ゆっくり休んだ。

翌朝、7時半。
上総モナークカントリークラブ。

朝の挨拶とルールの確認をした。

そして記念写真。
11人並んでいるが、
カメラマンは亀谷しづえ商人舎GM。

朝は寒かったが、昼はいい天気で、
絶好のゴルフ日和。

各自奮闘して、
ラウンドは終わり、
風呂に入って表彰式。

最初に主催者、挨拶。

ブルーチップ社長の宮本洋一さんも、
挨拶。

司会とプレゼンターは、
ディフェンディングチャンピオンの鈴木さん。

賞のない4位から名前を呼んで、
ブービー賞を発表。

そしていよいよ優勝者。
新ぺリア方式で競った。

写真の土橋和人さんではない。

優勝は前田直彦さん。

なんと前夜祭で宣言した前田直彦さん。

そして歓喜のスピーチ。

準優勝は宮本プロ。

3位には新谷千里さんが入った。
初入賞で嬉しそうだった。

ドライビングコンテストで、
2個を稼いだ白石さんも感謝のスピーチ。

最後の最後に再び挨拶。
ちなみに私は4位だった。

全員立ち上がって、
一本締め。
よーっ。

シャン。

来年もよろしく。

帰りのアクアライン。
富士が夕日に映えてきれいだった。

ベイブリッジからも、
夕焼けの富士山が見えた。

まだまだゴルフは上達したい。
本当にそう思った。

一生精進する。
仕事もゴルフも。

名人会のおかげだ。
ありがとう。

〈結城義晴〉