商人舎「原稿大賞・特集大賞」発表とロピアの店舗巡りに感謝。
2023年も大晦日となった。
最後の日。
1年間、ありがとうございました。
2023年月刊商人舎を12冊つくった。
そのうちから自分で選ぶ賞。
そしてMessage大賞。
[Message of October]
そして大晦日には、
[原稿大賞]発表。
ジャジャーン。
9月号から、
[特別研究]ベルクのクルベが来た!!
超優良企業が「限界に挑戦」して開発した
新フォーマットの出来栄え
ベルクが挑戦した新フォーマット。
「ベルクのクルベ」
そのリード文。
「㈱ベルクが7月29日、群馬県高崎市に新フォーマットの「CLBE(クルベ)江木店」をお披露目した。CLBEとは「Challenging the Limits of Belc」の頭文字をとったバナー名だ。「ベルクの限界に挑戦」をコンセプトにする。そのベルクの挑戦はどこまで進んだのか。オープン4週目、1カ月後の8月21日(月曜日)に商人舎クリニックチームが訪店した。さらに9月2日土曜日に再度訪問した。そこから見えてきたクルベの実態と挑戦の狙いを分析し、診断する」
丁寧に観察し、5つの課題を挙げた。
執筆者は記していないが、
実は亀谷しづえ商人舎GM。
いい原稿だった。
それからどの号の特集が一番良かったか。
[特集大賞]
1月号特集は、
「23両利きトレードオン」
チェーンストア産業全体の潮流をつくった。
多くのコンサルタントの皆さんが、
合言葉のように「トレードオン」を語り、
その内容を深めてくださった。
いい特集だったと思う。
2月号特集もよかった。
年末年始の「凄い売り」
「享楽円Merchandising」と「ハレの方程式」を、
はじめて明らかにした。
6月号「前橋が熱い!!」
ジョイホンパーク吉岡とユニクロ・ロゴ・ストア前橋南登場の意義
商人舎得意のクリニック特集。
よかった。
11月号「OK 銀座とWegmans NYC」
〈一等地2層店舗の深掘り研究〉
商人舎でしかできない特集だ。
日米スーパーマーケットの比較研究。
しかし、しかし、
それらを抑えて[特集大賞]は、
ジャジャーン。
’23US Retail大写真集
ポストコロナの店舗アルバム In San Francisco
3年ぶりにアメリカを訪問。
それを大写真集で特集した。
46年間も経営雑誌編集をしていて、
写真集は初の試みだった。
これが特集大賞。
再読をお薦めしたい。
さて今年の最後の最後も店回り。
売場はほぼ出来上がっていて、
整然としている。
オペレーションが安定してきて、
年末といってもバタバタすることはない。
10時少し前に開店すると、
モールの駐車場側から、
顧客が押し寄せる。
モールのコンコースにも続々と顧客が押し寄せる。
福島道夫さんが案内してくれた。
センター南に移動。
そのTOKYU S.C.
ロピア港北東急SC店。
2011年オープン。
ロピアの大躍進の基礎となった店だ。
2022年9月23日に、
リニューアルオープン。
青果・鮮魚・精肉のそれぞれの部門が、
ワンウェイコントロールとなった。
年末にはそれが特に奏功する。
顧客にとっては買いやすい。
店にとっては売りやすい。
菓子売場は楽しい。
亀谷しづえGMも加わって、
三人で写真。
朝は雨模様だったが、
それも上がっていい大晦日商戦となった。
福島さんとロピアのみなさんに感謝したい。
「享楽円マーチャンダイジング」は、
年末の「凄い売り」のなかで、
十二分に機能を発揮していた。
今年も多くの店を巡った。
私は店から多くの着想を得た。
店から元気づけられた。
多くの人と話をし、考えた。
そして語り、書いた。
来年もそれは続く。
では、1年のご愛読を感謝しつつ、
[2023年毎日更新宣言]を終了する。
朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。
ありがとうございました。
〈結城義晴〉