大谷翔平(28歳)の2本塁打と井上尚弥(31歳)のTKO勝ちに歓喜!
Everyone, Good Monday!
[2024vol⑲]
2024年第19週。
5月第2週。
ゴールデンウィークが終わる。
そして次は母の日。
こどもの日から母の日へ。
母と子の1週間。
まだ今週もほかほかした気分で過ごすことができる。
寝正月ならぬ、寝黄金週間だった。
体調を万全にして、
勉強してきます。
このコースは自分で言うのも恐縮だが、
実によく練られたカリキュラムだ。
昨年も㈱マツモト会長の松本隆文さんから、
「いいセミナーですね」と、
お褒めの言葉をいただいた。
この15年、
改善に次ぐ改善をしてきた。
これでもかと企画を盛り込んで、
改廃をした。
海外研修の中頃で、
理解度テストをする。
それが学習効果を飛躍的に高める。
よく学び、よく遊ぶ。
すべてはよりよい体験ができるように。
今日は凄いことがふたつ。
スポーツの世界。
大谷翔平と井上尚弥。
大谷翔平は、
アトランタブレーブス戦。
ドジャースタジアム。
初回無死1塁。
左腕フリードから、
内角高めのカーブを、
センターバックスクリーンへ本塁打。
本人曰く。
「ちょっと詰まり気味。
ギリギリ入ってくれたらいいなと思った」
詰まっても飛距離は126m。
2戦連発の9号2ラン。
3回の第2打席ではレフト前ヒット、
6回の第3打席ではセンター前ヒット。
そして8回の第4打席で、
再び左腕ミンターの初球を、
バックスクリーン左への本塁打。
飛距離は141m。
「完璧でしたね」と自分でも満足げ。
「あそこにホームランを打てる自信があれば、
他の球種に対するアプローチも
自信を持っていける」
「いいサイン(兆候)かなと思います」
試合は5対1でドジャースの勝利。
ブレーブスはナ・リーグ東地区6連覇中の強豪。
そのアトランタに3連勝。
これを「3タテ」という。
大谷はこの三連戦、
ホームラン3本、8安打、2盗塁、
6打点、5得点。
存分にベースボールを楽しんで、
打って、走っての大活躍。
本塁打部門トップに並んだ。
打率もトップで首位打者、
長打率、OPS(出塁率+長打率)、塁打数でも、
いずれもメジャー1位。
残る打点は25打点。
これは2番打者だからである。
3番や4番に比べて、
2番は打点が稼ぎにくい。
打点1位は今、ブレーブスのマルセル・オスナ。
それでも8打点の差である。
三冠王の可能性すら予感させる。
打者に専念したらどれほどのものか。
そのうえ来シーズンからは、
再び投手兼打者の、
誰にもできない大谷翔平を見せてくれる。
ありがたい。
毎日、生きる勇気が出てくる。
一方の井上尚弥。
世界スーパーバンタム級4団体王者。
ボクシングの階級は今、17もある。
⑴ヘビー級 200ポンド超(90.719kg)
⑵クルーザー級200ポンド以下
⑶ライトヘビー級 175ポンド以下(79.379kg)
ここまでが重いクラス。
⑷スーパーミドル級 168ポンド以下(76.204kg)
⑸ミドル級160ポンド以下(72.575kg)
⑹スーパーウェルター級154ポンド以下(69.853kg)
⑺ウェルター級 147ポンド以下(66.678kg)
ここまでが中量のクラス。
以下、軽いクラスが細分化されている。
⑻スーパーライト級140ポンド以下(63.503kg)
⑼ライト級 135ポンド以下(61.235kg)
ライト級といっても私の第十くらいだ。
⑽スーパーフェザー級130ポンド以下(58.967kg)
⑾フェザー級126ポンド以下(57.153kg)
フェザーはfeatherで、「羽」の意味。
⑿スーパーバンタム級122ポンド以下(55.338kg)
⒀バンタム級118ポンド以下(53.524kg)
バンタム(bantam)は、
小型種のニワトリのこと。
⒁スーパーフライ級115ポンド以下(52.163kg)
⒂フライ級 112ポンド以下(50.802kg)
⒃ライトフライ級108ポンド以下(48.988kg)
フライ(fly)はハエのこと。
⒄ミニマム級 105ポンド以下(47.627kg)
ミニマム以下はない。
「あしたのジョー」の矢吹ジョーは、
フェザー級だった。57キロ。
力石はジョーと戦うために、
非常識な減量をして体重を10キロ以上も落とした。
そのために最後にリング上で死んでしまう。
井上尚弥は2014年4月に、
ライトフライ級で世界チャンピオンになった。
その後、スーパーフライ級、
バンタム級で王者となり、
いまスーパーバンタム級で4団体統一王者である。
世界中の体重55kg以下の人間の中で、
最強のボクサーだ。
31歳。
フェザー級への挑戦は、
やめておいたほうがいいと思うが、
上半身は凄く逞しくなった。
そのパンチの切れ味や戦い方は、
群を抜いている。
もしかしたら矢吹ジョーと同じクラスに、
挑戦するかもしれない。
今夜は東京ドームのLive Boxing 8。
挑戦者はメキシコのルイス・ネリ、29歳。
濃いあごひげと上半身のタトゥ、
そしてサウスポー変則ボクサー。
試合は1ラウンドに、
ネリの左フックがカウンターで入って、
井上がよもやのダウン。
これは井上のボクシング人生で初めてのことだ。
珍しく井上は目を白黒させた。
しかし第2ラウンドには、
井上フックでダウンを奪い返す。
これで精神的に安定した。
さらに第5ラウンドには再び、
左フックでダウンを奪う。
最後に第6ラウンドは、
右一閃のストレートでTKO勝ちを収めた。
井上のコメント。
「出だしに気負ってた部分があったので、
ダウンがあったからこその戦い方が出来た」
井上が初ダウンを喫したからこそ、
このボクシングはいい試合だった。
ん~、素晴らしい。
大谷翔平29歳、井上尚弥31歳。
日本の未来は明るい。
では、みなさん、今週も、
Fight!!
Good Monday!
〈結城義晴〉
2 件のコメント
このような規格外のアスリートを日本から出せるようになったのも、日本の食生活の向上が寄与していると思います。
その通りですね。
食生活はアスリートたちにとって、
不可欠の要素です。
平均値が格段に上がったので、
多くの若者にチャンスが生まれました。
人口は減少しても、
条件は良くなるのかもしれません。