24紀文正月フォーラム「守るべきもの・変えるべきもの」の両利き
台風10号の影響を心配したが、
何とか1日目のフォーラム開催となった。
開始1時間前には控室に入る。
コーヒーを飲みながら、
プレゼン資料の最後の仕上げ。
2024年のフォーラムテーマは、
「変化の時代
『企業が守るべきもの』と
『変わるべきもの』」
開会前の会場で、弓削渉副社長と。
西日本から来場を予定していた人たちが、
台風の影響で急きょ、欠席となったらしい。
それでも50名ほどの参加があった。
ありがたい。
紀文食品は1938年創業。
紀文グループでは、
2038年の創業100周年に向けて、
長期経営戦略のもと目指すべき姿を策定した。
それを堤社長が詳しく報告してくれた。
ブランド・メッセージは極めて重要です。
基調講演は、三浦康子さん。
和文化研究家で「行事育」の提唱者。
マツリゴト、ハレとケ、食文化と習慣、
お正月とおせちの意味などを、
丁寧に説明してくれた。
紀文食品からの提案は、堀内慎也さん。
マーケティング本部マーケティング部長。
23年末の年末商戦のデータによる総括、
グループインタビューの調査結果などを踏まえて、
24年正月商戦の方向付けと商品を提案した。
総括講義は結城義晴。
私からの提案は、
「円安不況と下剋上の年末年始商戦」
――顧客の心をスイッチさせよ。
守るべきものは守る。
変えるべきものは変える。
両利き経営は「深化」と「探索」を両立させる。
「深化」はたとえばコスト削減につながり、
「探索」は付加価値の創造を実現させる。
組織はこの両方を実現させねばならない。
明日も同じ講演をするから、
詳細な内容は明日、公開しよう。
フォーラムが終わると、
ホワイエでおせちの試食会。
無事に初日が終わって、
堤社長と國松浩営業本部長と写真。
國松さんは取締役常務執行役員。
営業部隊の運営協力をねぎらった。
力を入れて話し過ぎたか、
そのまま帰宅したら、
咳と熱が出た。
申し訳ない。
すぐにベッドに入って、
静養した。
(つづきます)
〈結城義晴〉
2 件のコメント
両利き経営、トレードオンの方法論について、よく考えます。左脳で考え尽くした後、右脳でスパークするイメージでいますが、言語化が難しいです。
体調不良とのこと、お大事になさってください。
吉本さん、ありがとうございます。
トレードオンは
「左脳で考え尽くし、右脳でスパーク」が正しいのでしょう。
両利きの経営は「深化」と「探索」を、
組織の中で役割分担する考え方です。
もちろんトップマネジメントやリーダーは、
みずから「深化」と「探索」ができることが望ましい。