ヤオコー久喜吉羽店(891坪)「北の旗艦店」のバイオーダー・カフェ
秋は新店開業のシーズン。
ヤオコー久喜吉羽店、
本日オープン。
山本恭広編集長が取材に行った。
立地はJR宇都宮線・東武伊勢崎線久喜駅から、
東に約1kmのところ。
久喜駅の西口から徒歩10分の場所には、
イトーヨーカドー久喜店がある。
1974年開業の5層の箱型総合スーパー。
地域最大規模の店舗だ。
1階の食品フロアを除く各フロアでは、
新規テナントの開店準備のため、
改装中のスペースが目立つ。
一方、ヤオコーが位置するのは、
南北を通るいちょう通りと
東西を結ぶ県道が交わる要所。
農地から転用した土地だ。
だから周囲の開発はこれからというところ。
ヤオコーのこの店の位置づけ。
「北エリアの旗艦店」
ヤオコーは1都6県すべてに出店している。
その北の旗艦店。
商人舎流通スーパーニュース。
ヤオコーnews|
9/6「ヤオコー久喜吉羽店」開店/バイオーダー式のカフェ新設
オープンモール型のショッピングセンター。
準核店舗としてセキ薬局、DAISOが、
9月16日にオープンする。
開店前には行列ができた。
店舗面積は891坪で、同社最大規模。
初年度年商は27億円。
現在のヤオコーは、
1店当たりの平均年商は28億円だから、
この面積ならば相当控え目の予算だ。
青果と惣菜のダブルコンコース。
鈴木哲男流に言えば「こってり型」。
店舗導入部には、
「ヤオコー デリ&カフェ」が設けられた。
イートインコーナーで、
バイオーダーのメニューを提供する。
それがこの店の新趣向。
モーニングセットには、
ロイヤルブレッドを使ったフレンチトースト。
ランチ時間帯には、
惣菜売場の手仕込み豚かつを使った定食を提供する。
売っているものをその場で提供する。
イータリーの合言葉。
We Sell What We Cook,
and, We Cook What We Sell.
自慢の商品をできたて、つくりたてで、
食べてもらう。
グロサラントの基本の取り組み。
オープン前に行われる「ヤオコー体操」。
店内作業のさまざまな動きを想定したストレッチで、
朝礼時に必ず行うルーチン。
久喜吉羽店の鮮魚売場は最重点部門。
尺数も同社最大。
酒類売場も最大規模。
川野澄人社長の記者会見。
ネットスーパー作業用のスペースに、
30人の記者が集まった。
川野さんは語った。
「北エリアは新しい商品よりも、
ベーシックなものを選ぶ。
基本的な商品を磨き込んだ」
その一方で、
「最大規模の売場面積なので、
新しい取り組みを差し込んだ」
年商目標27億円だが、
「30億円以上を目指す」と自信を見せる。
いやいや将来的には、
40億円や50億円を狙っているはずだ。
詳細は次の月刊商人舎に掲載予定。
いろいろと聞きたいこともあるが、
それは誌面で明らかにしよう。
ゴールボール男子日本代表が金メダル。
決勝の相手はウクライナ。
延長戦でゴールを決めて勝利。
見事だ。
金メダルは続々と獲得している。
車いすテニス・女子ダブルスは、
上地結衣・田中愛美ペア。
日本は車いすテニス大国である。
卓球・女子シングルスは和田なつき選手。
さらに車いすテニス・女子シングルスは、
上地結衣選手がダブルスと合わせて二冠。
おめでとう。
柔道・女子57kg級は廣瀬順子選手。
見事な一本勝ちで金メダル。
このパラリンピックもあと2日。
祭りのあとの寂しさがやってくる。
それでも全力のプレーを見ている、
熱いものがこみあげてくる。
ありがとう。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
コロナ前に一世風靡していたグロサラントですが、ミールソリューションをコンセプトにしていて、且つ突出したマネジメント力のある企業だけが再開していく感じでしょうか。
吉本さん、その通りですね。
ヤオコーは本質を外しません。