関西拡大令和名人会前夜祭と車いすラグビーの「先入観との闘い」
令和名人会。
1989年に始まったゴルフの会。
その関西拡大版。
昭和から平成、令和まで35年。
私が食品商業編集長になったときに、
筆者の先生方が開催してくださったゴルフ会。
それが今まで続いている。
こちらは、
ブルーチップの宮本洋一さん(中)と西浦正起さん(右)。
それから鈴木國朗さんと新谷千里さん(左)。
かつてはオーナーの自宅だった。
その一番広い個室。
枯山水の庭にぐるりと囲まれている。
まずはシャンパンで乾杯。
亀谷しづえが加わり、再び乾杯。
それぞれいろいろな料理をチョイスして、
フルコースを楽しんだ。
最後は炒飯かおこげか担々麵。
そしてデザート。
堪能した。
最近のスーパーマーケット業界のことから、
ブルーチップの新しい事業のこと、
西川さんの新しい店舗デザインのこと。
東京新聞の巻頭コラム「筆洗」
車いすラグビー。
国際的スターはクリス・ボンド選手。
オーストラリアのエース。
「車いすに乗っている人に対し、
人々はこんな先入観を持っている」
「優しく包み込んであげなきゃ、
彼らはか弱いのだから」
しかしボンド選手。
「この先入観に挑戦しているのが
車いすラグビーなのだ」
車いすへのタックルが認められている。
車いすが大きな音をたててぶつかる。
ひっくり返る。
だからまたの名を「マーダーボール」という。
つまり「殺人球技」。
荒々しいゲームを見ていると、
これがパラ競技であることを忘れる。
「障害の重い選手は相手の攻撃を防ぎ、
味方のために壁となり、
トライへの道をつくる」
今回、日本は米国を逆転で破って、
初の金メダルに輝いた。
準決勝ではオーストラリアの猛攻を、
堅守で防ぎきった。
同国は世界ランク1位。
コラム。
「自分には何ができるか。
それぞれができることを持ち寄り、考え、
ひとつとなって勝利を目指す」
「この調和の競技での
日本の”金”がうれしい。
お見事」
同感だ。
「優しく包み込んであげなきゃ、
彼らはか弱いのだから」
この先入観や偏見と闘う。
反骨とは、
後頭部の骨の出っ張りに表れるとか。
彼らの後頭部の骨は、
みんな出っ張っているに違いない。
ありがとう。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
全員が万能選手である必要がない、というのは勇気のわく話です。周囲と自分を比較して自信をなくしてる若い方々に特に知って欲しいと思います。
吉本さん、その通りですね。
それぞれができることがある。
それを知ることは若い人たちにとっては、
なかなか難しいですね。
車いすラグビーをはじめ、
パラリンピックには、
そういったことを示してくれるものがあります。