「いいねいいね」の衣笠Bossとの対談とイオンのDXの「新生AST」
米国メジャーリーグのプレーオフ。
ナショナルリーグ優勝決定シリーズ。
ドジャースがメッツに2勝1敗でリード。
その第4戦。
1番指名打者の大谷翔平。
先頭打者ホームラン。
2試合連続、ポストシーズン3本目。
ホームラン王の力を発揮し始めた。
大谷は3フォアボールで4得点。
勝利に貢献した。
2番ライトのムーキー・ベッツも、
タイムリー二塁打、2ラン本塁打で4打点。
先発投手の山本由伸は2点を失ったが、
得点はリードしたまま、
4回1アウトで降板。
それでも8奪三振といい投球をしている。
ワールドシリーズ進出まで、
あと1勝。
一方のアメリカンリーグは、
ヤンキースが2連勝中。
しかし第3戦はガーディアンズが、
延長10回に劇的なサヨナラ勝ち。
7対5で勝利した。
こちらも面白くなってきた。
ナ・リーグはロサンゼルスとニューヨーク、
ア・リーグはニューヨークとクリーブランド。
アメリカは燃えている。
日本のプロ野球も、
クライマックスシリーズ。
パリーグは、
ホークスがファイターズに3連勝。
早々と日本シリーズ進出を決めた。
一方のセリーグは、
ペナントレース3位だったベイスターズが、
レギュラーシーズン優勝のジャイアンツに、
完勝の3連勝。
あと1勝と迫った。
日本の野球も佳境に入ってきた。
私は朝から、
㈱True Dataの取締役会。
オンライン開催。
9時半から12時近くまで、
たっぷりと報告を受け、
議論した。
それから横浜商人舎オフィスへ。
衣笠真佐美さん来社。
㈱いいねいいねドットコム代表取締役。
いいねいいねドットコムは、
大阪のお母さんたちが集まって、
スーパーマーケットの情報を、
お母さん目線で発信し公開する、
インターネットサイト。
衣笠さんはそのリーダーで社長。
通称は「Boss」。
お昼時なので、
野田岩のうな重でランチ。
1時間半もじっくり話し合った。
いい話がどんどん出てきた。
ただし固有名詞は内緒。
さてどんな対談にするか。
月刊商人舎には掲載しない。
単行本をつくる。
目から鱗の内容です。
もうすぐ全体像を明らかにする。
ご期待ください。
さて商人舎流通Supernews。
イオンnews|
12/1付でIT機能会社を統合/DX推進の一元化
イオン㈱が子会社の整理を進める。
今年12月1日(日)に、
イオンスマートテクノロジー㈱と、
イオンアイビス㈱を経営統合する。
前者「AST」はITインフラを担う企業、
後者「AIBS」は基幹システムを担当する会社。
両者のIT事業を分割し、統合させる。
存続会社はAST。
ASTは2020年の設立。
イオン全体のデジタルシフト戦略を、
具体的に進捗させるために、
プラットフォームの構築や、
IDの統合などを進めてきた。
一方、AIBSは既存のIT機能会社として、
基幹系システムの刷新を進めている。
新生ASTは、
バックエンドからフロントまで、
一貫したサービスの提供を目指す。
グループトータルアプリのiAEONをはじめとして、
さまざまなデジタルサービスを一体運営する。
DXには三つの側面がある。
よく言われることだ。
⑴守りのDX
⑵攻めのDX
⑶プラットフォームのDX
それらを総合的、有機的に進行させる。
代表者は羽生有希イオン㈱取締役副社長執行役。
この人事だけでもイオンの意志がわかる
すでに社員は454名に及ぶ。
日本のチェーンストア産業でも、
「DX狂騒曲」などと言われたが、
各社の動きを見ると、
各論が散り散りに進んでいる。
三つの機能を見直しつつ、
統合する必要がある。
いよいよ、イオンが、
デジタルトランスフォーメーションに、
本腰を入れ始めた。
来年こそ、真のDX元年かもしれない。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
DXの利活用はボトムアップでも、プラットフォームの構築だけは、強烈なトップダウンが必須です。イオンさんはすごいです。巨大組織とは思えない俊敏さが本当にすごいです。ECのプラットフォーム構築でも同じことを感じました。
イオンはこういったイノベーションを、
着々と執行し、継続します。
岡田卓也名誉会長のDNAです。