USP研究所の當仲寛哲さんとヤオコー&そよらの最新店
七五三の日。
11月15日。
7歳と5歳、3歳の子どもの成長を祝う。
とてもいい行事だと思う。
子どもは社会の希望だ。
今日、やってきてくれたのは、
當仲寛哲さん。
USP研究所代表取締役所長。
Universal Shell Programming Laboratory。社長室の髙野主浩(かずひろ)さんが、
現在の秘書業務を担う。
入社7カ月の新人。
USP研究所は、
「ユニケージ(Unicage)」を駆使して、
情報システムを開発する。
當仲さん本人は世界を駆け巡って、
キーマンに会い、最新のシステムを研究する。
日本国内ではコンサルティングを展開しつつ、
システムを構築する。
小売業のクライアントには、
凄いチェーンが名を連ねる。
小売業はITの領域で、
「刈り取られ場」である。
なぜか。
トップマネジメントたちに、
コンピュータ・リテラシーが不足しているからだ。
それを食い止めねばならない。
この点でいつも意見は一致する。
そのUSP研究所は、
もう社員が100人を超える。
當仲さんはその若者たちを、
本気で育てようとしている。
髙野さんもその一人だ。
1時間半ほど近況を聞いた。
そしてITとDXの核心をつく話となった。
最後は単行本を書いてもらうことになった。
さて商人舎流通SuperNews。
注目の2店舗が今日、オープン。
ヤオコーnews|
550坪・年商25億円「ヤオコー新百合ヶ丘店」11/15オープン
小田急線新百合ヶ丘駅の南口から、
南西に約 300m。
駅から店舗まで、
なんと遊歩道が直結している。
都心へのアクセスが良好なベッドタウン。
人口も増加している。
周辺は緑豊かで閑静な住宅街。
「都市景観100選」
ヤオコーにぴったりのロケーショだ。
売場面積は550坪。
初年度年商は25億円を予定。
ストアコンセプトは、
「ヤオコーの魅力で記憶に残る売場を作り
ヤングファミリーから圧倒的な支持を得よう!」
ヤオコーのフルスペックの新店。
ドル箱店舗となるに違いない。
ただし記者発表は11月17日(日)の早朝。
写真はまだ掲載できない。
一方、
イオンリテールnews|
「そよら今治馬越」11/15オープン/イオン今治店を刷新
こちらは愛媛県今治市。
1999年開業のイオン今治店の全館改装。
「そよら今治馬越(うまごえ)」としてオープン。
そよらは現代ライフスタイルに合わせた都市型SCだ。
箱形総合スーパーをSCに転換させて、
核店舗をイオンスタイル今治馬越にした。
施設は3層で、売場面積は3941坪。
専門店数は20店舗。
各階に愛媛県初出店の店舗が入る。
1階にはサイゼリヤ、
2階には大創産業の3ブランド複合店。
つまりDAISO、Standard Products、THREEPPY。
3階は子どもの室内遊び場「The Kids」。
1階の食品売場の農産部門は、
地場野菜や果実にこだわる。
地元「しまなみ彩野菜」コーナーを新設。
店内製造の「ピッツァソリデラ」も新設。
ドラッグストア「グランビューティーク」、
そしてイオン薬局今治馬越店を新規開設。
イトーヨーカ堂は結局、
「箱形GMS」の転換ができなかった。
だから食品スーパーマーケットへ、
業態の縮小展開をせざるを得なかった。
イオンリテールは、
箱形の総合スーパー業態から、
商業集積型に転換して、
柔軟な店揃えを試みた。
それが「そよら」である。
ヤオコーもそよらも、
見事にフォーマットを確立している。
つまりフォーマット戦略を成し遂げている。
それは私にとって、
嬉しいことだ。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
「ITとDXの核心をつく話」に、ものすごく興味があります。流通業のDX特集を、いつか是非、お願いしたいです。
吉本さん、了解しました。
雑誌の特集、そして単行本。
考えています。