オーケー関西1号店オープンの1日の「会社は誰のためにあるのか」
朝から行列ができた。
所在地は大阪府東大阪市高井田本通7丁目。
地下1階・地上5階建て。
地下1階に748坪のスーパーマーケット。
1階は300坪くらいのダイソー。
2階~4階が駐車場192台。
5階はオーケー関西事務所。
営業時間は8時30分から21時30分。
エスカレーターを降りて、
青果部門から反時計回りに部門が構成される。
その精肉売場の前に、
「お楽しみ袋」コーナーが設けられた。
それを目指して顧客が殺到した。
ほかの売場も関東のオーケーと同じ。
拍子抜けするくらい標準は崩さない。
10時からインタビュー。
5階の関西本部の一室。
どんな質問にも率直に答えた。
午後1時からも同じようなインタビュー。
その内容は余さず月刊商人舎12月号に掲載する。
私もずっと聞き続けた。
中々したたかなコメントだった。
それにも解説を加えよう。
いいねいいねドットコム社長の衣笠真佐美さん。
商人舎編集部の依頼で現地取材をして、
お母さんの立場からのコメントをくれる。
よろしく頼みます。
オーケー高井田店を徹底的に取材して、
ライフ高井田店へ。
この店は昨日、インタビューに答えてもらった。
店全体をきちんと管理して、
この一丁目一番地の平台では、
それなりの対抗措置を展開した。
安い。
ここでは三人で写真。
山本恭広商人舎編集長(左)と、
梅澤聡販売革新編集委員(中)。
二人とも商業界時代の私の部下で、
二人とも編集長になり、取締役に就任した。
今もそれぞれに流通ジャーナリストだ。
こちらは開店から駐車場が満杯になった。
青野克宣エリアマネジャーは、
「おかげさんで、よう、売れとります」
真ん中の大西力也さんが視察に訪れていた。
㈱平和堂フレンドマート深江橋店店長。
平和堂米国研修で一緒にダラスとサンフランに行った。
2018年の第14回商人舎ミドルマネジメント研修会では、
S級の成績優秀者。
勉強家だ。
それを快く迎えた万代のお二人。
左の青野エリアマネジャーは、
万代知識商人大学4期生で7期の大学院も受講した。
右が岡本茂店長で5期生。
店頭で競争しつつ、
学ぶときには大歓迎する。
それが知識商人だ。
このオーケー高井田店の評価は高い。
成果もあげるだろう。
関西の競争に大きな石を投じた。
競争のレベルが高まることを願いたい。
それらの中身は月刊商人舎12月号で。
楽しみにしてください。
2020年9月に、
ロピア寝屋川店がオープンした。
あの時の衝撃に似たものが、
オーケーとライフと万代の競争のなかにある。
結城義晴『メッセージ』にある。
「競争はあなたの仕事です」
この6。
はじめから競争に参画しない者、
すなわち競争を楽しめない者には
進歩も革新も与えられず、
能力開発の余地もないことをこそ
認識すべきでしょう。
だから、私は、
商人や商業ビジネスに携わる人々に対して、
こう言いたいのです。
「競争は、あなたの仕事です」
最後は布施駅前。
株式会社万代リテールホールディングス本社。
10月29日付で、移転した。
大阪府東大阪市長堂3丁目の万代RHビル。
太陽生命東大阪ビルを買い取って本社にした。
私も初めて訪れた。
6階がその本社。
加藤徹会長、不破栄社長。
1階には会議室があるし、
6階にはオフィスがある。
ほかの階にはテナントが入る。
加藤徹会長と1時間以上も話した。
久しぶりのことで、
話の内容は充実していた。
私は商人舎11月号の話もした。
「会社は誰のためにあるのか?」
事業会社の万代本社は東大阪市渋川町にあって、
旗艦店の渋川店が併設されている。
今、必見店舗だ。
そしてリテールホールディングスが、
ここに本社を設ける。
立派な社屋ができて、
飛躍が期待される。
11月号「特集のあとがき」から。
「会社は誰のものか。誰のためにあるのか。
ステークホルダーのためのものである。
すべての利害関係者のためにある」
「物言う株主だけのものでも、
それに言いなりになる経営者のためのものでもない。
断じて。」
〈結城義晴〉