結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年12月13日(金曜日)

伊藤園陳列コンテスト審査会と江島祥仁さん慰労会、USP望年会

13日の金曜日。

忌(い)むべき日(?)

イエス・キリストは磔刑に処された。
その日が13日の金曜日だったとか。

1年に必ず1回以上、
最大で3回訪れる。

今年は二度だった。
9月13日と今日の12月13日。

忌むべき日とは言うものの、
意外にいい日であることが多い。

実際に今日はいい日だった。

午後から東京・清水橋。
IMG_8183 (002)

㈱伊藤園本社。
IMG_8181 (002)

「2024秋期お~いお茶陳列コンテスト」の最終審査会。
4つのコースで作品を募った。IMG_9789 (002)

審査会場の入り口に、
過去の陳列コンテストの資料が並べられていた。
IMG_9783
このコンテストは2002年に始まって、
今回で67回を数える。

第1回の審査員は4人だった。
本庄大介さんと江島祥仁さん、荻田築さん、
そして結城義晴。

それから22年が経過する。
歴史ある陳列コンテストだ。

今年はドジャーズの大谷翔平選手が、
伊藤園のグローバルアンバサダーになった。IMG_9782 (002)

その大谷選手が大活躍して50-50を達成し、
ドジャースはワールドシリーズを制した。
そして翔平はリーグのMVPとなった。

そこで秋期陳列コンテストは大谷選手一色。
コンテスト全体で大谷翔平を祝福した。
参加店舗も参加企業も増えた。

そして素晴らしい応募作品ばかりとなった。

4つのコースごとに6人の審査員が、
いいと思う作品に付箋を貼っていく。
そして付箋の多い作品が選抜される。
IMG_9804 (002)

最後は審査員の議論で、
最優秀店舗賞と優秀店舗賞を決める。
IMG_9799 (002)

賞が決まったコースから、
事務局の若手二人が、
パソコンに入力していく。
IMG_9817 (002)

店舗賞を決めたら、
次は企業賞。

その企業の全体の評価で、
こちらも大賞および優秀賞を選ぶ。

すべてのコースの賞を決めたら、
審査員が一言ずつ講評を述べる。
IMG_9820 (002)

最後は雑誌のための審査員の写真撮影。
それぞれに商品を持ってポーズをとる。
IMG_9822 (002)

全員のスマイル。
IMG_9825 (002)
真ん中から右に、
本庄大介社長、本庄周介副社長、
そして神谷茂専務。
私の左が松井康彦商人舎上級プロデューサー、
三浦慶太食品商業編集長。

最後の最後は、
審査会に携わった全スタッフで記念撮影。
「ハイ、チーズ!」の代わりに、
「ハイ、オオタニー!」
IMG_9828 (002)
お疲れさまでした。
ありがとう。

審査が終わると、
役員応接室でお茶をいただきながらの、
情報交換。
IMG_9833
大谷翔平選手の話題から、
米国トレーダー・ジョーのこと、
そして日本の注目企業の動向など、
いつも情報交換は白熱する。

ありがとうございました。
ほんとうに楽しい時間。
やめたくなくなる。

来年もよろしく。

そのあと松井さんと私は新宿へ。
ハイアットリージェンシー東京。

今夜は江島祥仁さんの慰労会。
江島さんがハッピーリタイアされた。
そこで松井、結城が江島さんに感謝の小宴を開いた。
IMG_8186 (002)

江島さんは佐賀高校から早稲田大学。
早稲田ではかの雄弁会の幹事長を務めた。
政治家になった友人、多数。

そのあと創業4年目の伊藤園に入社して、
56年間、その成長の礎を築いた。

営業と商品開発に関しては、
ずっと力を入れてきた。

学生時代や雄弁会時代のこと、
伊藤園の創業初期のこと、
それから飛躍的な伸びを示したころのこと、
多くの若手社員に聞かせたい話ばかりだった。

チェーンストアやスーパーマーケットに関しては、
もうこんなに話が合う人はいない。

もちろん共通する友人の経営者も実に多い。

昔のことなど思い出しながら、
語り合いは4時間にも及んだ。

ほんとうに楽しかった。
元気でお過ごしください。

私は個人的にもたいへんお世話になった。
ありがとうございました。
IMG_8190

一方、夕方から開催されたのは、
恒例の「USP望年会」。
ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所。

西新橋のオフィスの1階と3・4階を会場にして、
研究所の若手社員が主催。
IMG_9838 (002)

社員100名と外部の参加者40人ほどが集った。

私は出られなかったが、
商人舎からは山本恭広編集長と
亀谷しづえゼネラルマネジャーが参加。

當仲寛哲所長があいさつ。
IMG_9836 (002)

當仲さんはミッションとビジョンを明文化して、
USPが提供していくバリューを改めて定義した。
それを20代が中心の社員たちと目指していく。

望年会のメイン料理は蟹鍋。
なんと蟹鍋を食べたことのない20代社員が、
100人分を用意してくれた。

さらにヒレ酒までふるまってくれた。
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おもてなし溢れる手づくりの会。
寒さも吹き飛ぶ暖かさだった。IMG_9850 (002)

最後はシルネン・ブヤンジャルガルさんが一本締め。
USPモンゴル社長。IMG_9851 (002)
千葉大学を卒業してUSP研究所に入社。
愛称はブヤンさん。
モンゴルにある会社を統括する。

いつの間にか當仲さんはパパになっていた。
それも嬉しいニュースだった。

人を育て、人を残す。
公私ともに當仲さんはそれを実践している。
私も同じだ。

13日の金曜日。
いい日だった。

今年もあと半月。

第35回伊藤園おーいお茶新俳句大賞。
IMG_8188 (002)

まだ去年(こぞ)にいたいと猫に言ってみる
〈審査員賞 愛知県・田中琢斗〉

私もまだ、今年が名残惜しい。
その一瞬一瞬に感謝しよう。

〈結城義晴〉


2 件のコメント

  • 「営業と商品開発に関しては、ずっと力を入れてきた。」のは素晴らしいです。どんなにいい商品をつくっても、お客様に届けることができなければ意味がありません。商品戦略、チャネル戦略、営業戦略がシームレスにつながっていることがとても大切だと、ずっと思ってやってきました。

    • 吉本さん、ありがとうございます。
      商品と流通チャネルと営業。
      コトラーの4つのPのうちの3つですね。

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