伊藤園陳列コンテスト審査会と江島祥仁さん慰労会、USP望年会
13日の金曜日。
忌(い)むべき日(?)
イエス・キリストは磔刑に処された。
その日が13日の金曜日だったとか。
1年に必ず1回以上、
最大で3回訪れる。
今年は二度だった。
9月13日と今日の12月13日。
忌むべき日とは言うものの、
意外にいい日であることが多い。
実際に今日はいい日だった。
午後から東京・清水橋。
「2024秋期お~いお茶陳列コンテスト」の最終審査会。
4つのコースで作品を募った。
審査会場の入り口に、
過去の陳列コンテストの資料が並べられていた。
このコンテストは2002年に始まって、
今回で67回を数える。
第1回の審査員は4人だった。
本庄大介さんと江島祥仁さん、荻田築さん、
そして結城義晴。
それから22年が経過する。
歴史ある陳列コンテストだ。
今年はドジャーズの大谷翔平選手が、
伊藤園のグローバルアンバサダーになった。
その大谷選手が大活躍して50-50を達成し、
ドジャースはワールドシリーズを制した。
そして翔平はリーグのMVPとなった。
そこで秋期陳列コンテストは大谷選手一色。
コンテスト全体で大谷翔平を祝福した。
参加店舗も参加企業も増えた。
そして素晴らしい応募作品ばかりとなった。
4つのコースごとに6人の審査員が、
いいと思う作品に付箋を貼っていく。
そして付箋の多い作品が選抜される。
賞が決まったコースから、
事務局の若手二人が、
パソコンに入力していく。
店舗賞を決めたら、
次は企業賞。
その企業の全体の評価で、
こちらも大賞および優秀賞を選ぶ。
すべてのコースの賞を決めたら、
審査員が一言ずつ講評を述べる。
最後は雑誌のための審査員の写真撮影。
それぞれに商品を持ってポーズをとる。
全員のスマイル。
真ん中から右に、
本庄大介社長、本庄周介副社長、
そして神谷茂専務。
私の左が松井康彦商人舎上級プロデューサー、
三浦慶太食品商業編集長。
最後の最後は、
審査会に携わった全スタッフで記念撮影。
「ハイ、チーズ!」の代わりに、
「ハイ、オオタニー!」
お疲れさまでした。
ありがとう。
審査が終わると、
役員応接室でお茶をいただきながらの、
情報交換。
大谷翔平選手の話題から、
米国トレーダー・ジョーのこと、
そして日本の注目企業の動向など、
いつも情報交換は白熱する。
ありがとうございました。
ほんとうに楽しい時間。
やめたくなくなる。
来年もよろしく。
そのあと松井さんと私は新宿へ。
ハイアットリージェンシー東京。
今夜は江島祥仁さんの慰労会。
江島さんがハッピーリタイアされた。
そこで松井、結城が江島さんに感謝の小宴を開いた。
江島さんは佐賀高校から早稲田大学。
早稲田ではかの雄弁会の幹事長を務めた。
政治家になった友人、多数。
そのあと創業4年目の伊藤園に入社して、
56年間、その成長の礎を築いた。
営業と商品開発に関しては、
ずっと力を入れてきた。
学生時代や雄弁会時代のこと、
伊藤園の創業初期のこと、
それから飛躍的な伸びを示したころのこと、
多くの若手社員に聞かせたい話ばかりだった。
チェーンストアやスーパーマーケットに関しては、
もうこんなに話が合う人はいない。
もちろん共通する友人の経営者も実に多い。
昔のことなど思い出しながら、
語り合いは4時間にも及んだ。
ほんとうに楽しかった。
元気でお過ごしください。
私は個人的にもたいへんお世話になった。
ありがとうございました。
一方、夕方から開催されたのは、
恒例の「USP望年会」。
ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所。
西新橋のオフィスの1階と3・4階を会場にして、
研究所の若手社員が主催。
社員100名と外部の参加者40人ほどが集った。
私は出られなかったが、
商人舎からは山本恭広編集長と
亀谷しづえゼネラルマネジャーが参加。
當仲さんはミッションとビジョンを明文化して、
USPが提供していくバリューを改めて定義した。
それを20代が中心の社員たちと目指していく。
望年会のメイン料理は蟹鍋。
なんと蟹鍋を食べたことのない20代社員が、
100人分を用意してくれた。
おもてなし溢れる手づくりの会。
寒さも吹き飛ぶ暖かさだった。
最後はシルネン・ブヤンジャルガルさんが一本締め。
USPモンゴル社長。
千葉大学を卒業してUSP研究所に入社。
愛称はブヤンさん。
モンゴルにある会社を統括する。
いつの間にか當仲さんはパパになっていた。
それも嬉しいニュースだった。
人を育て、人を残す。
公私ともに當仲さんはそれを実践している。
私も同じだ。
13日の金曜日。
いい日だった。
今年もあと半月。
まだ去年(こぞ)にいたいと猫に言ってみる
〈審査員賞 愛知県・田中琢斗〉
私もまだ、今年が名残惜しい。
その一瞬一瞬に感謝しよう。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
「営業と商品開発に関しては、ずっと力を入れてきた。」のは素晴らしいです。どんなにいい商品をつくっても、お客様に届けることができなければ意味がありません。商品戦略、チャネル戦略、営業戦略がシームレスにつながっていることがとても大切だと、ずっと思ってやってきました。
吉本さん、ありがとうございます。
商品と流通チャネルと営業。
コトラーの4つのPのうちの3つですね。