2025年の「願はしかるべき事」は「自由であること」
1月2日。
三が日は年賀状でご挨拶。
商業の現代化と知識商人の養成が、
株式会社商人舎のビジョンです。
結城義晴のライフワークです。
今年もそれを願って、
生きていくものです。
さて今年の結城義晴の[毎日更新宣言]は、
自由であろうと思います。
たとえば全体に、
短いブログでもいい。
朝日新聞の「天声人語」は、
603字で6段構成。
読売新聞の「編集手帳」は450字。
こちらは短い。
毎日新聞の「余録」は658字、
日経新聞の「春秋」は550字。
紙の新聞だから、
スペースと字数は限定される。
徒然草の第一段は734字。
こう始まる。
「いでや、この世に生れては、
願はしかるべき事こそ多かンめれ」
現代語に訳せば、
[いやはや、この世に生まれたからには、
さまざまな願望が心に去来するものだ]
そして第一段では、
清少納言の「枕草子」を引用する。
その枕草子の第一段は342字と短い。
「春は、あけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは
少し明りて
紫だちたる雲の細くたなびきたる」
[春は明け方がいい。
少しずつ白み始める山の稜線が
少しだけ明るくなって
紫がかった雲が細くたなびいている]
古典のエッセイは、
734字と342字。
こんな毎日更新宣言ブログでありたい。
ほぼ日刊イトイ新聞の「今日のダーリン」は、
800字だとか1000字だとか、
それを超える場合もある。
こちらはネットなので、
ある意味で融通無碍だ。
結城義晴の[毎日更新宣言]は、
1500字から2000字。
それを超えて3000字のこともある。
写真を何十枚も使うこともある。
表したいことを表す。
だから字数が増えるときがある。
今年は自由でありたい。
目安は1000字くらいだろうか。
枕草子のように300字ほどでもいい。
とにかく自由でありたい。
昨年、手に入れたもののなかで、
一番良かったと思うのが、これ。
little Martin。
5月15日のBasicコースの自由時間。
ラスベガスのギターセンターで衝動買い。
物欲はそれほど強くない。
けれど日常的に手軽に弾けるギターが、
どうしても欲しかった。
そしてlittle Martinは、
いつも私のそばにいる。
人にはこんな相棒があるといい。
心が落ち着く。
物欲はないけれど、
心が穏やかになるようなモノが、
そばにあるといい。
それが自由であることにつながる。
私の「願はしかるべき事」はそんなことです。
今年もよろしくお願いします。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
心の欲する所に従って矩を超えず、といった境地に近づくのが理想です。
ただそれは、学に志し、天命を知った後に訪れる境地だと思うので、まだまだです。
本年も宜しくお願い致します。
その境地になりたいものです。
私も、まだまだです。
ありがとうございます。