仕事始めの日の「厳しい自己管理と規律ある生活」
Everyone, Good Monday!
[2025vol➀]
毎週月曜日には、
“Good Monday!”とご挨拶します。
Good MorningやGood Afternoon、
Good Evening、Good Nightがあるのだから、
Good Mondayがあっていいじゃないか。
そんな気持ちで、
Good Monday!
2025年最初の月曜日。
商人舎も今日が仕事始め。
公的機関では休業日が法律で決められている。
昭和63年12月13日制定の、
「行政機関の休日に関する法律」
その第一条三に定められている。
12月29日から1月3日まで。
だから官公庁では業務開始日は1月4日。
ただし今年のように4日が週末に当たる場合は、
翌週の月曜日が業務開始日になる。
役所も今日が仕事始め。
銀行も病院も今日から業務開始。
証券取引所は今日が「大発会」。
午前9時から午後3時半まで。
いよいよスタートです。
日経平均株価は600円安。
あ~あ。
私たちも始まります。
1年間、よろしくお願いします。
新年早々、うれしいニュース。
松山英樹が優勝。
男子プロゴルフの今季開幕戦「ザ・セントリー」
1953年に始まって72年の歴史をもつ。
会場はハワイのマウイ島。
カパルア・ゴルフ、
プランテーション・コース(パー73)。
このコースのオーナーは柳井正さん。
プライベートカンパニーが所有している。
このカパルアのマーカーをプレゼントされた。
そのコースで松山は4日間通算35アンダー、
アメリカのツアー新記録。
パー4の3番では、
107ヤードの第2打がカップイン。
イーグル。
そのほかに7バーディ、1ボギー。
2位のコリン・モリカワに3打の差をつけた。
これでPGA通算11勝。
優勝賞金は360万ドル(約5億6520万円)。
ランキングは第5位に上がった。
「努力すれば報われる」
いや、「報われるまで努力する」
松山英樹を見ていると、
この言葉が信じられる。
松山の仕事始めは、
このトーナメント初日の1月2日だった。
早い。
箱根駅伝のランナーたちも2日から走った。
実業団のニューイヤー駅伝ランナーは元旦から。
大学ラグビー準決勝のフィフティーンも2日。
商売の世界も初売りは元日や2日から。
3日までの休業も多くなったが、
イオンやハローズなどは365日。
セブン-イレブンやファミマ、ローソンのオーナーも、
同じく365日、そのうえ24時間。
6日が仕事始めなど、
優遇された人々だ。
さて、
仕事に関する地方紙の巻頭言。
中国新聞の天風録。
フランスの女性哲学者、
シモーヌド・ボーヴォワール。
『第二の性』で著名だが、
「仕事から離れることが苦手だった」
『天才たちの日課』(メイソン・カリー著)
(この本は面白い)
ボーヴォワールは毎年2、3カ月休暇をとる。
しかし数週間すると、
「退屈で落ち着かなくなってくる」
天才たちはワーカホリックだ。
毎日規則正しく時間割りして、
仕事に埋没していく。
ボーヴォワールは、
整然とした暮らし、
簡素な暮らしで、
膨大な仕事をした。
新潟日報の日報抄。
「かつて筆者の周囲には
“健康より原稿”とうそぶく記者がいた」
「体調を崩そうが原稿を出せといった意味合いで、
半分は冗談だが半分は本気だったように思う」
いた、いた。
先輩たちはみんな、
大抵そんな感じだった。
コラムニスト。
「働き方改革が叫ばれる今はもちろん、
そんなことはない。
“原稿より健康”が当たり前になっている」
しかしボーヴォワールのように、
規則正しく生活して、
仕事に打ち込むワーカホリックこそ、
天才的な仕事を生み出す。
「健康より原稿」と声高に言う者は、
仕事の本質を知らないのだ。
アメリカの作家ヘンリー・ミラー。
代表作は『北回帰線』
「優れた洞察力が働く
瞬間瞬間を維持するには、
厳しく自己管理をして、
規律ある生活を送らなければならない」
松山英樹も大谷翔平も同じだろう。
仕事始めの日の提案。
「厳しい自己管理と規律ある生活」
では、皆さん、今年も、
Good Monday!
〈結城義晴〉
1 件のコメント
自己満足ではなく、持続的に価値を生み続けるためには、確かにしっかりした自己管理が必須です。
あしたのジョーよりも井上尚也。
仕事、食事、運動、睡眠。一年を通じて正しくリズムを刻むようにしていきます。
あしたのジョー自体は大好きなのですが。。笑