七草の日の七草粥と「KKRが西友売却」のノーコメント!
1月7日、七草。
茶釜。
ご馳走様でした。
今日は月刊商人舎の編集会議。
今年度を概括しつつ、
次号、次次号の編集企画について、
ワイガヤで話し合った。
全員がマルチに仕事する。
少数精鋭が商人舎です。
そのあとは谷本道哉式スクワット。
⑴奥深くしゃがむスクワット30回。
⑶しゃがんでから速く立つスクワット10回。
毎日、やっています。
さて日経新聞のスクープ。
「米KKRが西友売却へ」
12時30分に配信され、
12時51分に更新された。
多分、リークがあった。
そして事実確認がなされて更新された。
共同通信が夕方、追信した。
NHKも夕方、報道した。
米国の投資ファンドKKR。
コールバーグ・クラビス・ロバーツ。
(Kohlberg Kravis Roberts)
昨年10月の日経「私の履歴書」には、
オーナーのヘンリークラビス会長が登場した。
そのあたりからきな臭さを感じていた。
KKRは現在、西友の85%の株式をもつ。
残りの15%はウォルマートが保有する。
そのKKRが2月を目途に、
西友の売却先を決める。
ウォルマートもその際に、
株式を手放して日本市場から、
完全撤退する。
買収額は数千億円になる可能性がある。
年商約7000億円、240店。
ほぼスーパーマーケット業態に統一されている。
いい値段だ。
2002年にウォルマートは、
西友と資本業務提携をして、
筆頭株主となり、
日本に進出した。
さらに2008年には西友の上場を廃止して、
完全子会社とした。
しかしウォルマート方式では、
西友は蘇らなかった。
2018年には楽天と提携して、
楽天西友ネットスーパーを開始。
2021年、KKRが60%の株主となり、
楽天DXソリューションズが20%、
ウォルマートが15%の株主構成となった。
さらに2023年、楽天は経営から離れて、
KKRが85%の筆頭株主となっていた。
大久保恒夫さんは2021年にCEOとなり、
さまざまな改革を行った。
昨2024年に西友は、
九州と北海道の店舗を売却して、
本州のチェーンストアとなった。
さらに12月期の決算は未発表だが、
経常利益5%を超えたと予測された。
KKRは売却のタイミングを計って、
この2025年の2月と決めた。
一次入札は締め切られていて、
イオンとドン・キホーテのPPIHが応札した。
トライアルホールディングスも、
この入札に参加したようだ。
KKRにとっては計画通りか。
私は故上野光平さんの時代から、
西友には思い入れが強い。
駆け出しのころからの友人も多い。
今回の状況も垣間見えていた。
しかしここは、
ノーコメント。
月刊商人舎2月号で解明しようか。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
買うか買われるか、何が起こるかわからない時代。
だからこそ、大久保恒夫さんは、動ずることなく、今自分たちがやるべきことを粛々と行われるのだろうと想像しています。
ん~、そこんところもノーコメントですが、
大久保恒夫さん自身の人生設計には、
軌道修正はないでしょう。