結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年02月18日(火曜日)

OICグループNY研修/第3班から第4班へバトンタッチ

ニューヨークに来て12日目。

OICグループニューヨーク研修も、
いよいよ最終版。

今日は、JFK空港で3班を送り出し、
4班を迎える。

ホテルの前でバスを待つ間、
日課のスクワットを少し。
深く沈んで……。
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ゆっくり立ち上がる。IMG_2547

JFK空港までの車中で最終講義を行って、
ホスピタリティとイノベーションの総括。
最後は「自ら変われ!」と訴えた。

出国手続きを終えた3班。
記念撮影の指示を出す。
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3班のメンバーの充実した顔。
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宍戸班長、お疲れ様でした。
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1時間ほどすると4班が到着。
事務局全員が挨拶して、
すぐにウォルマートへ。
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今日は連邦政府が定めた祝日。
「プレジデンツデイ」。
初代大統領ジョージ・ワシントンと、
奴隷解放宣言を発布したエイブラハム・リンカーンの
誕生日を祝う日だ。

毎年2月の第3月曜日と制定されている。

週末3連休の最終日で、
ウォルマートも顧客でにぎわっている。
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ウォルマートの最強フォーマット「スーパーセンター」。
団員たちに売場で解説する。
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ジャガイモ10ポンド入りの大袋が6.18ドル。
1ポンド(454g)当たり61.8セント、
10ポンド(4.54キロ)の1袋618円。安い。IMG_2573

ミカン、レモンの単品量販の平台。
オレンジ、イエロー、レッドの、
カラーコントロール。IMG_2574

リンゴ、オレンジ、スイカの平台。
価格を大きく表示するだけ。
シンプルでわかりやすくて、
手に取りやすい。
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どんな店もお客が入っていると、
うれしくなる。
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グロサリーのエンド。
商品の入れ替え作業をしている。IMG_2582

スタッフに聞くと、
スマホに本部からの指示が届き、
それを参考にして陳列すると言う。
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この3連休を境に、
春の新商品提案に切り替える。
プロモーションコーナーでは、
バレンタインが終わり、
次のイースターに向けて、
準備が始まっている。
IMG_2589

棚に商品を一つ見本として置いておく。
スタッフはすきまに同じ商品を陳列して、
棚を埋めていく。
現物を使った棚割表だ。

ウォルマートはプロモーションに強い。
「早仕掛け、早仕舞い、際の勝負」に徹している。

ターゲット。
ウォルマートと同じ業態を展開する。
ウォルマートのライバル。
ディスカウントストアと、
ハイパーマーケット(総合スーパー)。IMG_2649

天井を張って、Pタイルの床を採用する。
ウォルマートのスケルトンの天井、
コンクリート打ちっぱなしの床とは正反対だ。IMG_2670

客層はウォルマートよりややアッパー。IMG_2665

食品は絞り込んだ品揃え。IMG_2673

ベーカリーはセンターからの供給。IMG_2684

コーラも箱入り。
2リットルボトルは扱っていない。IMG_2682

売場の至る所でセールのPOP。
ウォルマートのEDLPに対して、
ターゲットはハイ&ロー政策をとる。
IMG_2681

女性をターゲットにビューティケアを強化。IMG_2671

ドラッグストアは直営をやめて、
CVSファーマシーを誘致する。IMG_2686

ターゲットはあらゆるポイントで、
ウォルマートとの違いを明確に出す。
それがターゲットのアイデンティティだ。

ターゲットの隣、
2週間ほど前に開業したリドル。
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ディスカウントのボックスストア。
ドイツのシュワルツグループが運営する。
ここも顧客が入っている。IMG_2632

イチゴの品質の確認のために購入するメンバー。IMG_2635

10ポンド入りのジャガイモは5.99ドル。
ウォルマートより安い。IMG_2645

リドルの特徴はインストアべーカリー。
焼きたてを提供する。
1個49セントのクロワッサンが人気。IMG_2638

アルディ。
ドイツ出身の最強のボックスストア。IMG_2687

価格志向の強まっているアメリカ。
低所得者層に限らず、
さまざまなお客が利用する。IMG_2691

団員たちはリドルとの違いを観察する。IMG_2694

アルディのチェックアウトは、
座って仕事をする。
だからスキャンも速い。
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ここでインタビュー。
マネジャーのジョンさん。
通訳は浅野秀二先生。
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座るレジのことを聞いたら、
嬉しそうにその優位性を語ってくれた。
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店内で全員の写真。IMG_0335 (002)

最後は、
ホールフーズ環境対策店。

ブルックリン市からの要請で、
このエリアの再開発の目玉としてオープンした。IMG_2721

3連休の最終日。
結構、顧客が入っている。IMG_2698

オーガニック・スーパーマーケットの最高峰。
アマゾン傘下になっても、
色あせることはない。IMG_2701

対面のミート売場。IMG_2704

40歳代のミレニアル世代以降の人々は、
子どものころからオーガニックになじんできた。
現在のホールフーズのメイン客層になる。 IMG_2713

店舗視察を終えて、
イーストリバーのほとりを散策。
そしてダンボ地区のブルックリン橋のたもとで、
記念撮影。
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風の強い寒い中、
今度は自由の女神を背景に写真。
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夕日にシルエットが浮かび上がる。
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到着して5店舗を視察。
それも凄い企業ばかり。

マンハッタンに入って、
ホテルにチェックイン。
ホッと一息。

7時15分に集合して、初日のディナー。
4つの班に分かれて、
それぞれに別のステーキハウスへ。

私はSmith & Wollensky steakhouse。
スミス&ウォレンスキーステーキハウス。 IMG_2736

クラムチャウダー、シーザーサラダ。
メインはご覧のポーターハウスステーキ。
サーロインとフィレの二つの部位を味わえる。
この1皿で2人前。すごいボリューム。IMG_2742

デザートはニューヨークチーズケーキ。
そしてカプチーノ。

しかし私はデザートの時間、
ずっと席に座ってうたた寝していた。

すみません。
疲れがたまっている。

けれど講義は手を抜きません。
頑張ります。
(つづきます)

〈結城義晴〉


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