3・11「東北の子どもたち」とロピア横浜羽沢店の「艱難」

3・11。
2011年、東日本大震災。
「負けるな! 不屈の日本人」
今もこの商人舎公式ホームページに、
連載ブログを残している。
忘れられない。
忘れてはいけない。
すべてのアメリカ人、
とりわけニューヨーカーたちは、
2001年の9・11を忘れない。
同時多発テロ事件。
私たち日本人は、
2011年を忘れない。
1995年1月17日の阪神淡路大震災も。
2011年5月5日のブログ。
結城義晴の確信
「東北の子どもたちは絶対にいい人間になる!」
艱難は人間を育てる。
ドジャースの佐々木朗希投手、23歳。
岩手県陸前高田市出身。
〈AFPBB News〉
佐々木投手は震災当時9歳だった。
父と祖父母を亡くした。
あれから14年。
今、メジャーリーガー。
「自分が小学生だったあの日から
14年という月日が経ち、
今こうしてアメリカで
新しい挑戦をさせてもらえていることに、
これまで支えてもらったたくさんの人たちに
改めて感謝の気持ちでいっぱいです」
「故郷では新たな自然災害が発生し、
多くの人が被災されたことに
胸を痛めています」
「一人の野球選手に過ぎない自分に、
できることは本当に限られていますが、
これからも変わらず、
故郷とつながっていたいと思います」
いいコメントだ。
大船渡市では大規模な山火事が起こった。
佐々木はこれにも心を痛めている。
岩手の人たちは辛抱強い。
岩手の詩人・石川啄木。
こころよく我にはたらく仕事あれ
それを仕遂げて死なむと思ふ
さて昨日、商人舎3月号が届いて、
ページをめくった。
感慨深い。
小売業も使えるけれど、
製造業には、
それぞれの品種ごとに必須だと思う。
アイスクリーム前線には、
第一波と第二波がある。
殺虫剤前線と、
殺虫剤ブレーキ前線。
詳細は雑誌を読んでほしい。
2016年にも商品前線を特集した。
それから9年。
商品前線が消えた品種がある。
ビール、緑茶、マスクなどなど10カテゴリー。
注目したい。
3月号の[新店の注目点]は、
ロピア横浜羽沢店
300坪小型店のイノベーション
ロピアにとっては20年ぶりの小型店。
しかし小型店からイノベーションが生まれる。
この店はぜひ、訪れてほしい。
その際には商人舎の記事を読んでおいてほしい。
小型店のパラドックスが、
ここには存在する。
それから[新フォーマットスタディ]
Workman Colors
3回目のバナー変更で「進化」(?!)するワークマンの戦略
ワークマンの業態とフォーマット。
フォーマットにはポジショニングが欠かせない。
そしてポジショニングにおいて、
陥りやすい現象がある。
オーバーポジショニングである。
この記事では、
それを私の分析として書いた。
ワークマンを牽引する土屋哲雄専務。
私と同年のはずだが若々しい。
(左から二人目の人)
一度会って、じっくり話したいものだ。
商人舎3月号、ご愛読をお願いします。
「艱難」は何かを生み出す。
これは結城義晴の確信だ。
〈結城義晴〉