結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年01月01日(水曜日)

「一陽来復」の「2030年Vision」と「嘘のない組織」

2025年1月元旦。

結城義晴のblog[毎日更新宣言]を開始します。
1年1年、決意を新たにして、
書き続けます。
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株式会社商人舎としては、
一昨年に年賀状じまいをしました。

そこでこの商人舎公式ホームページで、
新年のご挨拶を申し上げます。

新年、おめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

2025年1月に考えること。

「2030Vision」を描きたい。
産業も会社も、個人も。

もちろん国も。

5年後には「2030年問題」が待ち受けています。

少子高齢化はさらに進み、
超高齢化社会がやってきます。

日本の総人口は約1億1700万人まで減少し、
国内人口の3人に1人が65歳以上の高齢者になります。

そして社会保障費の負担は急増し、
医療費や介護費、年金などに関して、
大幅な見直しが必須となります。

私自身はいつまで生きられるかわからない。
天寿を全うするだけです。

しかしできるだけ健康寿命を延ばしたい。
そのために最大の努力を払う。

一番いいのは、
仕事に邁進することだと思っています。

その一方、少子化によって、
15歳から64歳までの生産年齢人口は激減します。

ここから多岐にわたる問題が発生します。
これが「2030年問題」と呼ばれます。

そしてこの2030年は、
プレ・シンギュラリティに当たる年度でもあります。

シンギュラリティ(技術的特異点)は2045年。
人間の知性を超える人工知能(AI)が登場して、
社会が急速に変化する現象。

その前段が2030年のプレ・シンギュラリティ。
人工知能と人間との関係は、
どこまでいくのか。
どう変わるのか。

私たちは今年、確かに2030年を、
見つめなければならないと思います。

だから2030年Visionが必須です。

未来は与えられるものではなく、
自ら選んで、主体的につくっていくものです。

自らVisionを描いて、
自ら選択する。
自ら未来をつくる。

1月元旦には、
その決意をしたいと思います。

[Message of January]
嘘をつく店

倉本長治は言い放った。
「この店は滅びる」

よほど腹が立ったのか、
それともひどく悲しかったのか。
お客を無視する店。
失礼な店。

買いたい品が見つかりにくい店。
欲しいものが品切れしている店。
買った商品が傷んでいる店。
きたない店。

一番いけないのは、
嘘をつく店だ。
正直を謳っていながら、
小さな嘘を潜ませている店である。

「安い」と「良い」とは、
突き詰めると同じことだ。
品質が同等で価格が低い状態を「安い」といい、
価格が一定で品質が高い状態を「良い」という。

品質と価格の天秤で測ると、
「安い」と「良い」とは同じ価値なのである。
ただし、「安い」も「良い」も、
嘘をつかない店でのことだ。

「安いよ、安いよ」と、
大声を張り上げている者にかぎって、
嘘つきの店がある。
不実の店が多い。

こんな店には、
一瞬の「買物の得」はあっても、
一生付き合う「生活の得」はない。
そして人々はそれを瞬時に見抜くのだ。

競争はますます激しくなる。
情報は素早く広く還流する。
そして賢い消費者たちを誕生させる。
逆に、競争者たちは淘汰されていく。

それは現代社会の宿命である。
競争は進化を促す。
見えざる手がそれを後押しする。
だから私もこう言い切ろう。

嘘をつく店など、滅びてしまえ。
永遠に、この地上から消え失せろ。

〈結城義晴〉
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かつての同じタイトルのMessageを、
書き直してみました。

1年に絞って考えると、
昨年は「物流の問題」が迫っていました。
今年はどう見ても「人の問題」です。

懸案の「年収の壁」は人手不足問題でしょう。
さらに人材の獲得と人材の育成も、
大きな問題です。

そして人の問題の根本になければならないのは、
「嘘のない会社」なのです。

嘘のない会社、嘘のない組織、
嘘のない店、嘘のない職場こそ、
怖いものはない。
一番強いのです。

それが1月のMessageです。

では今年1年に向けて、
ともに第一歩を踏み出しましょう。

〈結城義晴〉

2024年12月31日(火曜日)

月刊商人舎[2024年大賞]発表と「毎日更新宣言」の終了宣言

あっという間に大晦日。

今日で2024年が終わる。

けれども今年、
やりきれなかったことがたくさんある。

大いに反省して、
その仕事は来年に託そう。

月刊商人舎は12冊、
例年よりもいい雑誌ができたと思う。

そのなかから「自分で選ぶ4つの大賞」

まず第1は「表紙大賞」

今年は結構、斬新な表紙をつくった。
もちろんデザイナーの力量がモノを言う。
商人舎専属の七海真理さん。
アメリカでデザインを学んで、
既成概念にとらわれない。
さらに色に対する感覚が凄くいい。

デザインのイラストや写真は、
編集部が全員で選ぶ。

1月号はよかった。
カラフルだ。
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6月号も私は好きだ。
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しかし2024年表紙大賞は、
11月号です。
「会社は誰のためにあるのか?」
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セブン&アイ・ホールディングスを題材に、
会社は誰のためにあるのかを考察した。

そのセブン&アイの祖業イトーヨーカ堂は、
シンボルマークが鳩だ。

白い鳩が箱舟に乗って、
荒海のなかにいる。

この特集をよく表現している。
間違いなく2024年表紙大賞です。

第2は[Message大賞]

私が毎月、巻頭に書くMessage。

これは食品商業編集長のときからはじめて、
販売革新編集長のときにも続けた。

商業界の取締役になってからも、
専務や社長のときにも、
書いていた。

それを商人舎でも続けている。

2024年のMessage。
1月号は[Message of January]
みんなで学べ。

個人が人生をかけて学ぶ。
それが組織学習の力となる。
個人の学習なしに組織の学習はない。
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1年を通した商人舎の主張となった。
とても良かった。

2月号の[Message of February]も気に入っている。
昨日を廃棄せよ

死んだ書類。
熱のない計画書。
確信のない提案。

その呪縛から脱するには、
未来を現在に集約する、
タイムマシーンに乗ることである。
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今年のMessageはなかなかいい。

3月号[Message of March]
特集は「アパレル改革」
衣料品は食品のように扱え。

衣料品は食品のように扱え。
食品は衣料品のように考えよ。
このトレードオンをやめるな。
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4月号[Message of April]は、
アルバート・ハモンドを借りて、
ちょっと毛色の変わった巻頭言を書いた。

降れば土砂降り

北海道は日本のカリフォルニア。
夢をみようよ、
大志を抱け。

そんな風に、
カリフォルニアに行く気分で、
北海道に出た。

けれど、
降れば土砂降り、
いつも土砂降り。
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ん~、迷う、困る。

けれど[Message大賞]は11月号、
[Message of November]
前略 ヨーカ堂のみなさんへ

会社は大変なことになっていますね。
ご心労、お察しします。
それでもお客さまのために、
毎日の商いを怠りなく続けてください。
お願いします。

みなさんの会社の創業者・伊藤雅俊さんには、
私自身、大変お世話になりました。
勉強もさせていただきました。

1979年、伊藤雅俊さんが、
日本チェーンストア協会第三代会長のときに、
私は密着取材をしました。
そして一冊丸ごとの「販売革新別冊号」をつくりました。
「チェーンストアフェア’79全記録」というタイトルでした。

この中で伊藤さんは求めている人材像を語りました。
第1は人間的な温かみがある人。
第2は地道に物事に取り組み、真正面から挑戦できる人。
第3に誠実で正直な人。
伊藤さんは付け加えました。
「チェーンストアを別の言葉で言えば信用業です」

伊藤さんはお取引先との四つのルールを、
社内に徹底しました。
⑴ 対等の立場
⑵ 約束は必ず守る
⑶ 接待は受けない
⑷ 返品しない

今も、これからもイトーヨーカ堂にとって、
とても大切なことです。

東日本大震災のあと、
伊藤さんとお話ししました。
「潮目が変わりました」

どういう潮目の変化ですか?
「自分たちの力が及ばないところで、
大変化が起こります」

すると新型コロナが世界を席巻しました。

預言者のような伊藤さんでした。

今、イトーヨーカ堂にも、
自分たちの力が及ばないところで、
大きな変化が起こっています。

その変化にも誠実に、正直に、
真正面から挑戦してください。
そして温かい商人でいてください。

伊藤雅俊さんのご遺志を継いでください。
ご健闘を祈ります。
いつまでも応援しています。 草々
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ヨーカ堂の皆さんへのエール。
それはチェーンストアマン全員への檄でもあります。

第3の[原稿大賞]は難しい。
候補が多すぎる。

結城義晴が毎月書くものが、
月刊商人舎の特長となっているから、
そこから選んでもいいけれど、
ん~、ん~。

[特別写真構成]
最大級MEGAドンキ成増店、
したたか!
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写真82枚を使って、
改装した成増店の全貌を明らかにした。

美しい店ではないけれど、
ポジショニングはここまでするのか、を、
まざまざと見せてくれる。

この写真構成の前に私が書いた記事は、
ドンキの本質に迫っている。
「これは魔境のポジショニング戦略だ!」

再読をお勧めします。

最後に[特集大賞]

12月号は内容の広さと深さにおいて、
他のメディアを寄せ付けなかった。
オーケー上陸!!「東大阪の陣」
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商人舎の特集が圧倒的に良かった。

8月号特集もよかった。
’24商売のヒント
経営と営業のテーマ資源「チョットいい話」実例集
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あまり表に出ない事例を集めた。

ベルクが一躍、大スターになった。

そして表紙大賞とMessage大賞になった11月号特集、
会社は誰のためにあるのか?
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これが準大賞だろうか。

けれどどこにもない特集は9月号だ。
’24アメリカの歩き方
★US-Retail視察研究ガイドブック★

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主要な17都市圏のチェーンストアガイド。
他のメディアにはつくれないものだ。

9月号が刷り上がってきたら、
山本恭広編集長が言った。
「涙が出てきました……」

彼はそれくらい感動した。

アメリカ特集は、
執筆していても、編集していても、
とても夢があって、楽しい。

今年も苦労して雑誌をつくり続けた。
ご愛読とご支援、ありがとうございました。

そしてこの結城義晴のブログも、
なんとか閏年の366日間、
書き続けることができました。

2007年8月23日、
まだ㈱商業界代表取締役社長のころ、
結城義晴の[毎日更新宣言]をしました。

それから数えても6341日間、
エブリデーの更新を続けてきました。

ご愛読に心から感謝しつつ、
[毎日更新宣言]の終了を宣言します。

ありがとうございました。

〈結城義晴〉

2024年12月30日(月曜日)

ロピア話題の新店巡りと福島道夫の「いつも考えている」

いよいよ2024年の年末際の商戦。

私は20代の駆け出しのころから、
年末には店を回った。

1977年から1980年代は、
毎年、関西スーパーマーケットの店舗を巡った。

そのあとは、関西スーパーとともに、
ニッショーも訪れるようになった。

当時、関東では、
サミットストアが抜きん出ていた。

関西スーパーとニッショーは、
販売革新から丸々一冊の別冊号を出した。
『関西スーパースタディ』
『ニッショースタディ』

サミットは食品商業から、
『サミット・スタディ』を発刊した。

これらは米国Progressive Grocer誌の、
「コロニアル・スタディ」を模倣し、
さらに深く追求した雑誌だった。

PGを超えたと私たちは誇らしく思っていた。

年末にヨークベニマルを訪問することもあった。

それから最近はヤオコーを見る。

関西では万代の阿部秀行社長の臨店に、
同道させてもらって、ライフなども見る。

今年は関東のロピアを巡った。
福島道夫取締役が、
車を出してくれる。

福島さんの臨店に便乗する。

年末の売場は情報の宝の山である。
各社が力を入れて、
最高の売場をつくろうとするからだ。

そのロピア黒川店。IMG_8366 (002)

月刊商人舎12月号で詳解した。IMG_8375 (002)

朝9時15分ごろ到着して、
オープン前の売場を見る。

10時開店だがその前に顧客が並ぶと、
店を開ける。IMG_8376 (002)

すぐに青果部門の八百物屋あづまには、
顧客が入ってくる。
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年末の開店直前でも、
オペレーションは淡々としている。
かつては火事場のようにバタバタとしていた。
けれど今はそれがない。

「肉のロピア」の精肉部門も、
売れ筋満載。
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日本橋魚萬も準備は整っている。IMG_8371 (002)

惣菜だけ少し空きがあるが、
それでも主要アイテムは並んでいる。IMG_8370 (002)

冷凍太巻き。
ロピアオリジナルの道場六三郎監修。IMG_8369 (002)

崎野敬紘さんも臨店している。
神奈川・千葉・埼玉統括営業本部の鮮魚事業部長。
先日、商人舎に新製品を届けてくれた。IMG_9960 (002)

福島さんにはアドバイスを受けて、
早朝から年末用の買物をした。
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ロピア店舗開発部の鈴木義和さんも、
黒川店の助っ人に入っていて、
私たちの面倒を見てくれた。IMG_9965 (002)

たっぷりと買物して、
次はスーパーバリュー国立店。
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商人舎流通SuperNews。
スーパーバリューnews|
ロピアとコラボ/国立店12/4リニューアルオープン

ロピア傘下の㈱スーパーバリューは、
今年、内田貴之社長のもとで、
店舗改装に精を出した。

12月4日(水)、スーパーバリュー国立店を、
ロピアモデルに改装した。IMG_8404 (002)

八百物屋あづまは、
YAOMONOYA AZUMA。
ローマ字表記が新しさを出す。

私も写真を撮った。IMG_8377 (002)

トマト売場も美しい。IMG_8382 (002)

そしてNIHONBASHI UOMAN。IMG_9970 (002)

鮮魚部門は年末商戦の花だ。
国立店は完全に蘇った。IMG_8384 (002)

精肉部門は「MEAT LOPIA」
すべての売場に顧客が入っている。IMG_8387 (002)

惣菜は商品ががらりと変わった。IMG_8389 (002)

GOCHSOU MARCHE。IMG_8391 (002)
ロピア中部営業本部の店づくりを採用している。

日配品の平ケース売場。IMG_8394 (002)

グロサリーには汽車の模型。
これもロピアの象徴。IMG_8397 (002)
スーパーバリュー
は完全にロピア化した。

そしてホームセンター部門は、
コーナンを誘致した。IMG_8400 (002)

スーパーバリュー直営のホームセンターより、
品揃えが専門化し、PBも入って、
マーチャンダイジングが強力になった。 IMG_8403 (002)

さらにダイソーも150坪ほどの面積をとって入居。IMG_8401 (002)

スーパーバリュー国立店。
凄くいい店になった。

来年は収益店舗に変わるだろう。

そのあと横浜に戻って、
港北ニュータウンへ。

東急SC。
2011年4月29日にリニューアルオープン。
そのときにロピアが入居した。
ブログに書いた。
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ロピアの躍進の原動力になった店だ。
そして現在もロピのドル箱店舗。IMG_8413 (002)

最新のリニューアルで、
鮮魚の日本橋魚萬は、
ワンウェイコントロールになった。IMG_8416 (002)

ロピア名物「生本鮪ブーメラン」
正月にはもってこいの一品。IMG_8417 (002)

菓子売場は床のイラストが美しい。IMG_8418 (002)

正月用に衣替えした冷凍食品売場。IMG_8420 (002)

グロサリー売場には、
どのカテゴリーにも顧客がついている。IMG_8424 (002)

そしてレジの行列ができる。IMG_8426 (002)

最後の最後に握り寿司を買った。

そして福島さんとツーショット。IMG_9973 (002)
ロピアは正月は4日まで休業する。

しかし関東営業本部では、
ららぽーとTOKYO-BAY店、
ららぽーと海老名店、
ららぽーと堺店が、
1月1日から営業をする。

ショッピングセンターの店だからである。

その1月1日の店には、
幹部が勢揃いして売場づくりをする。

1月1日に休みたいパートタイマーさんがいる。
彼女たちを休ませるために、
幹部や本部スタッフが集合して、
商品をつくり、店を運営する。

これはロピアらしい制度だ。

年末の忙しいときに、
福島さんに案内していただいた。

売場でも車中でも、
いろいろ話をした。

戦略的なこと、
そしてポジショニングについて、
ディスカッションした。

福島さんはいつも考えている。

糸井重里さん。
マンガを描くのを仕事している人だとか、
お笑いの人たちの『ネタ』のメモだとかも。
サービス業の人が微笑みを絶やさないように、
人間が呼吸をするように、
アイディアを考えてる」

これが福島道夫だ。

今年も本当に、
ありがとうございました。

いつも考え続ける。
来年もそんな年にしたい。

〈結城義晴〉

2024年12月29日(日曜日)

野中郁次郎「二項動態経営」と結城義晴の「トレードオン」

野中郁次郎先生の新刊本。
『二項動態経営』
野間幹晴さん、川田弓子さんとの共著。IMG_8355 (002)
野中先生はもう89歳。
しかし研究意欲は衰えない。
一橋大学名誉教授、
カリフォルニア大学バークレー校特別名誉教授。

野間さんは一橋大学院教授、
川田さんは一橋ビジネススクール研究員。

「二項動態経営」の説明が冒頭に出てくる。
――組織のあらゆるレベルのメンバーは、
動く現実の流れのなかで
さまざまな矛盾やジレンマに直面する。
その個別具体の文脈のなかで、
共通善に向かって、
「あれかこれか(either/or)」の
二項対立(dichotomy)ではなく、
「あれもこれも(both/and)」を追究する
二項動態的な集合「実践知」創造を通じて、
葛藤を超えて「より善い」をめざし、
新たな価値創造への道を
他者とともに切り拓くのである――。

「二項動態」コンセプトの着想は、
もともと野間さんにあったようだ。
それを野中先生が見つけて、
「面白い主張をしているじゃないか」とコメントした。

野間さんは財務会計を専門とする。
1974年生まれの50歳。

第1章は「二項動態経営と組織的知識創造。

第2章は「二項動態経営の実践」
ここで日本の企業が列挙される。
エーザイやホンダ、ソニーは野中本の常連。

セブン-イレブン・ジャパンと、
セブン&アイ・ホールディングスも登場する。

ん~、過去の実践はよかったが、
現状はどうか。

第3章は「ヒューマナイジング・ストラテジー」
「人間くさい」経営のこと。

第4章は新しい「日本的経営」の創造。
この章の最後に「二項動態経営モデル」が示される。

とてもいい本だ。
私の研究に取り入れさせていただきたい項目が多い。

何しろ私は言い続けている。
「あちらを立てて、こちらも立てる」

二項動態の発想は、
まったく同じだ。

最初は1995年10月の「食品商業」の巻頭言。
「あちらを立てれば、こちらが立たず」

その後、1999年ごろ、
販売革新の巻頭に書いた。
「エディターズ・ボイス」

そしてそのまま二つの短文を並べて、
2004年刊の『Message』に載せた。

「あちらを立てて、こちらも立てる」

あちらを立てれば、こちらが立たず。
こちらを立てれば、あちらが立たず。

ならば、あちらを捨てましょう。
あるいは、こちらを切りましょう。

それが二〇世紀だった。
いわば「トレードオフ」に象徴された時代。

もちろん商品開発における「トレードオフ」は、
強力な手段であることに変わりはない。

しかし、この時代をとらえて「全体最適」を実現させるには、
「トレードオフ」では問題解決にならない。

二律背反の事象が、
溶け合う糸口のポイントを見つけていく。

正反対の主義主張に、
優先順位をつけながら一本にまとめていく。

対立する考え方に「最適化」の網をかぶせていく。
実現不可能に見える問題を、実現可能に変えていく。

環境問題も、安全安心問題も。
少子高齢化問題も、健康問題も。

あちらを立てて、こちらも立てる。
こちらを立てて、あちらも立てる。

二一世紀の百年間に、私たちは
丹念に、至難の仕事に挑まねばならない。
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私は倉本長治から学んだ。
「店は客のためにあり、
店員とともに栄える」

これこそ、
「あちらを立てて、こちらも立てる」だった。

客を立てて、店員も立てる。
カスタマー・サティスファクションと、
エンプロイー・サティスファクション。

「創意を尊びつつ、良いことは真似ろ」は、
「創意と模倣」の二項動態だ。

「文化のために経営を合理化せよ」も、
文化と合理化の二項動態である。

ウォルマート創始者サム・ウォルトンは、
1962年のウォルマート第1号店で、
店頭に次の二つの言葉を掲げた。

We sell for less.
Satisfaction Guarantee.

「私たちは、安く売ります。
同時に顧客満足を提供します」

サムも、
「あちらを立てて、こちらも立てる」である。

最近では、商人舎2023年1月号。

’23両利きトレードオン
二兎を追いつつ両立させる「経営と運営」
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『両利きの経営』は2022年、
チャールズ・オライリーとマイケル・タッシュマン。

私は「商業の近代化」から、
「商業の現代化」に進むために、
是非とも必要となるのがこれだと考えた。
いや、考え続けた。

近代化はトレードオフ。
現代かはトレードオン。

「あちらを立てて、こちらも立てる」

ついでに「オクシモロン」もトレードオンだ。
ギリシャ語のパラドックス(逆説)。
oxy[鋭い・賢い]とmoron[鈍い・愚かだ]の合成語。

野中郁次郎が、
「二項動態経営」を言い始めたのは、
心強いし、ここから学ぶことは多い。

2024年の年末押し迫ったときに、
またまた一段と意欲がわいてきた。

やります。89歳の野中先生に負けてはいられない。

「今日も一日、優しく強く」

そして、
「今日も一日、慌てず急げ」

これらも二項対立の「トレードオン」だった。

〈結城義晴〉

2024年12月28日(土曜日)

石井淳蔵著「岡田卓也の時代」と商人舎2016年6月号の意味

12月28日、あと4日。
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空と雲。
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クリスマス商戦の報告が入ってきた。
ありがたい。

12月21日から25日まで。
今年の曜日回りが、
全体の商況に影響を与えた。

土曜日曜の21日・22日は、
予想通りクリスマス需要があった。

その分23日の月曜日が、
例年に比べて落ち込んだ。

逆に25日が大きく伸びた。

来年、再来年と、
曜日回りと顧客心理を、
しっかり読みきりたい。

商品の売れ行きに変化が見られた。

鶏肉は全体に良く売れた。
しかしモモ焼きから、
フライドチキンに移行している。

来年はアメリカのように七面鳥など、
企画してはどうだろうか。

もちろんクリスマスにだけ、
突然のように売り込んでも駄目だが。

オードブルはセット物がよく売れた。
クリスマスにセット商品。

サラダ関連ではオードブルが好調。

つまりファミリーパーティー需要。

寿司では握り寿司が前年割れだった。
そのかわり手巻き寿司や巻きずしが売れた。

来年の2025年は、
20日・21日の土日。

22日(月)・23日(火)と2日あけて、
24日(水)・25日(木)の本番となる。

クリスマス商戦二段階作戦か。

顧客の心理を熟考して、
企画と計画を立てたい。

さて、いい本が出ている。

『岡田卓也の時代』
石井淳蔵先生の労作。
神戸大学名誉教授、流通科学大学名誉教授。
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お贈りいただいた。

この本は二つの視点で書かれた。
商人思想史と比較企業者史。

前者に対して商人舎も少しだけ貢献した。

そこで参考文献にも、索引にも、
「結城義晴」と「商人舎」を入れていただいた。

225ページの(注11)には特にコメントがある。
「いまでは『商業界』という雑誌も会社もない。
だが、結城義晴氏を中心として『商人舎』によって、
商業界の思いは引き継がれている」

有難い言葉だ。

「『商人舎』(2016)では
『店は客のためにある』という
倉本長治のことばをテーマに特集も組んでいる」
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この号の[Cover Message]
商業界主幹の故倉本長治。「店は客のためにある」という決定的な言葉を残した。そして「店員とともに栄え、店主とともに滅びる」と商売の本質を射抜いた。ピーター・ドラッカーは「企業の目的は顧客の創造である」とマネジメントを定義した。
一方、ダイエー創業者の故中内㓛は「For the Customers」にこだわった。セブン&アイ・ホールディングスの伊藤雅俊は「お客様のお陰」の精神を大切にし、鈴木敏文は「お客の立場」を繰り返し繰り返し強調した。そして柳井正は「店主とともに滅びる」を重く受け止めたうえで「Reinvent Everything」と明日を見定める。
本特集は「店は客のためにある。」の哲学を極め、高め、その本質を産業のDNAとすることを目指すものである。
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この号では石井先生にも寄稿していただいた。
「顧客創造・価値志向のマーケティング」
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私は巻頭で書いた。
「店は客のためにある。」
――ポストモダンの考察

柳井正ファーストリテイリング社長兼会長
顧客創造とInnovation Company
デジタル化&グローバル化時代に、すべてを革えよ!

この冒頭の柳井さんの言葉。
「倉本長治商業界主幹の『店は客のためにある』。
この言葉に、『店員とともに栄える』
という言葉が続くことを上場してすぐのころ、
1994年か1995年に知りました。
しかし、さらにこの言葉には続きがあることを、
結城義晴さんに教えてもらいました。
『店は客のためにあり、店員とともに栄え、
店主とともに滅びる』」

「この言葉は会社や企業の在り方そのもの、
企業の本質を表しています。
社長がしっかりしないと会社はすぐにつぶれる。
会社はすべて社長次第なのではないでしょうか」
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この柳井さんの記事は、
[倉本長治・初夫文庫開設記念公開セミナー講演録]のものだ。

IDとパスワードをもっている人は、
是非読み返していただきたい。

読み返してみると、
[Message of June]もなかなかいい。

顧客を創造しよう!!

店は客のためにあり、
店員とともに栄える。
そして店主とともに滅びる。

この考え方を産業のDNAにしたい。
共有できるスローガンにしたい。
有店舗商業でも無店舗販売でも。

それが消費の活力をつくり、
産業のパワーを生み、
社会の健全化に貢献する。

「店は客のためにある」は、
「顧客満足」が実現されること。
そう理解されてきた。

しかしここには、
「顧客創造」という新しい概念がある。
ドラッカーもレビットもそれを指摘する。

ファーストリテイリング柳井正も、
セブン&アイの伊藤雅俊も、鈴木敏文も、
そしてダイエーの故中内㓛も。

店は客のためにあると発奮し、
店員とともに栄えるとマネジメントし、
店主とともに滅びると襟を正した。

私たちも産業のDNAを受けつごう。

店は客のためにある。
店員とともに栄える。
そして店主とともに滅びる。

〈結城義晴〉

2024年12月27日(金曜日)

商人舎新年1月号「会心の責了」と「権藤博式健康法」

今日は2024年最後の責了の日。

月刊商人舎1月号。

今年最後の原稿を執筆。

ランチは人形町今半のお弁当。
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みんなですき焼き弁当をいただいた。IMG_9949 (002)

Messageと特集の1本目の原稿。
私としてもいいものが書けた。

そして入稿。

七海真理さんのデザインが、
これまた秀逸。

私、大いに感動した。

その校正のゲラを読んで、校了した。
私は疲れ切っていた。
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表紙や定義集、編集後記なども、
全部責了して、
全員がハイテンション。
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そして今年最後の写真。
お疲れ様、ありがとう。
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この雑誌は来年1月10日に、
お披露目します。

会心の出来栄え。
ご期待ください。

今回は主要チェーンストアトップに、
緊急アンケートをお願いした。

そして迅速にご回答いただいた。
心から感謝したい。

とくにイオンリテール社長の井出武美さんは、
真っ先に対応してくださった。

それから大創産業社長の矢野靖二さんも、
素早い回答だった。

アークスは横山清会長が、
自ら書いてくださった。
ほんとうにありがとうございました。

商人舎ならではの提案の質によって、
お返しをします。

さて、日経新聞の「悠々球論」
スポーツ欄のコラム。
野球評論家の権藤博さんが書いていて、
毎回、とてもいい。

その権藤さんの「私の健康法」

中日ドラゴンズの現役投手の時代には、
皮肉を込めて言われた。
「権藤、権藤、雨、権藤、
雨、雨、権藤、雨、権藤」

先発に、リリーフに、
毎日のように登板した。

そのために肩を壊して、
短い現役生活だった。

指導者となってからは、
[先発・リリーフ・抑え]という、
画期的なシステムを完成させた。

現在のプロ野球は、
例外なく権藤方式を採用している。

権藤博は、
野球のイノベーターなのだ。

そのタフな権藤さん、
82歳になっても元気バリバリ。
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「薄いトースト2枚とバナナ、
市販の野菜ジュースの朝食」

シンプルなブレイクファスト。

「済ませて散歩する。
30分から40分、
距離にして3キロくらい」

「少し強弱をつけて、
100メートルくらい大股で歩くこともある」

「ペースもコースも自由に。
長続きの秘訣だ」

「散歩では両手に1.4キロほどのダンベルを持ち、
上下左右に上げて体操する」

歩くのは全身運動。

ダンベルをもって、
上半身も鍛える。

今の私には残念ながら、
朝の散歩の時間はとれない。

権藤さんのもう一つの健康法はゴルフ。

「相手が減り、週1ペースではなくなったが、
年末恒例のハワイ旅行では
1週間、毎日ラウンドする」

これは私にも真似ることができる。

権藤さんは78歳のとき、
ワールド・ベースボール・クラシックの
コーチに指名され、引き受けた。

「あのときも周りから心配されたが、
私は全く平気だった」

「6時間、ずっと、
立っている自信があったからだ」

現役コーチでいけるかどうか。
権藤さんなりの目安は、
「試合の3時間に加え、練習の3時間、
立ちっぱなしでいること」だった。

「グラウンドの上にいる間は立って、
選手とともに戦いたい。
でないと、コーチの資格はないと思っていた」

私も1日6時間の講義をする。
もちろん立って、身振り手振りで。
それができなければ、
講演や講義はしないつもりだ。

権藤さん。
「今も6時間立っていられる。
ただ、さすがにコーチはできない」

「投手が1試合で投げる百何十球の全部を
記憶できなくなったからだ」

体とともに頭がしっかりしていなければならない。
私の場合は原稿執筆と講演・講義。
これで頭はフル回転となる。

最後に睡眠法。
「みんな年を取ると、寝られずに困るという。
私は十分寝られる」

「途中で目が覚めて、寝られなくなっても、
無理に眠ろうとはしない。
逆に、何なら本でも読んでやろうか、
と思うと案外眠れる」

「寝ようと焦るからいけない。
じっと目を閉じて、
横になっているだけで寝たのと同じ、
と思えばいい」

「自分は今、布団の上にいて、
満員電車で立ちっぱなし、
というのと比べたら極楽だ……」

「そう思って気楽にしていれば、
うとうと、となる。
眠れない夜はお試しを」

私の睡眠法は、
床に就いて目を閉じて、
直前のゴルフラウンドの反芻をする。
ホームコースならば、
18ホール全部を覚えているから、
それができる。

一打一打を思い出しながら、
丁寧に復習のラウンドをする。

大抵、3ホールくらいで、
眠ってしまう。

私も眠れないことはない。

きちんと朝食をとり、
散歩で全身を動かす。
ダンベルで上半身を鍛える。
ゴルフで体を動かす。
頭を使う。
そしてよく眠る。

権藤式健康法。

私もやります。

そうすれば80歳を超えても、
健康寿命を満喫することができる。

来年も頑張ります。
㈱商人舎は今日で1年が終わった。

冬季休業に入ります。
ありがとうございました。

〈結城義晴〉

2024年12月26日(木曜日)

ジャパン・インフォレックス前会長の西田邦生さん逝去

訃報です。

西田邦生さん。
㈱ジャパン・インフォレックス前会長。
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特発性間質性肺炎による心不全で、
12月17日(火)に永眠。

1952 年4月27日生まれで、
私と同年の72歳。

言葉がない。

早稲田大学政治経済学部を卒業して、
1977年、国分㈱入社。

私が㈱商業界に入社したのと同じ年だ。

1998年には、経営統括室部長兼流通本部長、
2003年に取締役に昇格して、
グループ企業統括本部長。

2005年には廣屋国分㈱代表取締役社長に就任。

食品卸売業の幹部として、
流通に関する知見を積み上げてきた。

そして2011年、
ジャパン・インフォレックス取締役副社長、
2012年、代表取締役社長、
2024年、代表取締役会長。

多摩大学大学院客員教授、
早稲田大学アジア太平洋研究センター特別研究員。
コーネル大学RMP講師、
流通問題研究協会理事を歴任。

2023年に、
日本食糧新聞制定食品産業功労賞授賞。
(最後列左から2人目が西田さん)
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2017年3月には、
月刊商人舎にご登場いただいた。
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これは西田さんの独白形式になっているが、
今読んでも、とてもいい内容だ。

ジャパン・インフォレックス(JII)は、
食品製造業と卸売業の商品マスタセンターだ。

前身は2001年に設立された㈱ジェフネット。
国分グループ本社と日本アクセスの両社が、
プロジェクトを組んで検討し、
営業支援のコンテンツ情報を共有化し始めた。

営業マンが積み重ねてきた暗黙知の情報を、
データベース化して活用する目的をもっていた。

5年後の2006年4月、
国分、日本アクセス、三菱食品、三井食品、
加藤産業㈱、日本酒類販売、
食品卸6社の共同出資によって、
ジャパン・インフォレックスが設立。

「商品マスタ・データベースセンター」の誕生だった。

一方で、㈱ファイネットは1986年に設立。
酒類・食品VANとして30年以上の歴史をもつ。

そのファイネットは2002年に、
商品マスターのデータベースを立ち上げる。
「ファイネットデータベース」(FDB)。

こちらはメーカー会員企業がつくった会社だ。
つまりメーカーから料金を徴収するビジネスモデル。

一方のJIIは卸各社が、
コストセンター的な位置づけで、
費用を持ち合って運営される。

2016年4月にJIIがファイネットから、
データベースを事業承継して、
食品業界に1つのデータベースセンターが生まれた。
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西田さんは社長として、
この事業を推進した。

これこそ西田邦生の功績だ。

いま「2024年問題」をきっかけにして、
SM物流研究会が活動をしている。

その先にあるのは、
「商品マスター」の統一という問題だ。

ジャパン・インフォレックスが、
ここで社会的な機能を果たすはずだ。

私は2022年にユーザー会に呼ばれて講演した。
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西田さんがその前座を務めてくださった。IMG_66462-448x335
インカムを使って、カッコいいスピーチだった。

消費情報基盤としての食品の商品マスターは、
8合目まできた。

西田さんは言う。
「メーカーと卸は共通化しているが、
小売りとの共通化が足りていない。
製販と小売りの溝はまだ大きい」

今後はメーカー起点のデータ化とともに、
小売業起点のデータ化が必須だ。

小売業視点ではデータ絞り込みと、
カテゴリー化が求められる。

「日本型流通のメリットを残して、
さらなる仲間づくりをしていきたい」

「食品に携わるすべての人が協力し、
食品すべてのジャンルが揃う、
商品マスターのプラットフォームをつくりたい」

西田邦生の遺志は継がれねばならない。

心からご冥福を祈りたい。

合掌。

〈結城義晴〉

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